表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/112

ある日突然に0041

昨夜は火山近くの集落にて一夜を明かしました。

いゃ~

男所帯っすねぇ。

女、子供、老人は皆無れす。

此処は危険な火山地帯なりぃっ!

危なくて、普通は生活など出来ましぇ~んっ!

けどな。

資源は豊富なんよ、資源はぁっね。

無論、鉱物的な資源っすけどね。

そうなるとだ。

やってみましょう、一攫千金んんっ!!

ドンドンパフパフぅってな。

そんなドリームを携えて、遣って来ました荒くれども。

何せ地表にゴロゴロと稀少鉱石がね。

だから採掘技術などは不用。

村には鉱石鑑定にて稼いでいる方が居るんだとさ。

拾って来ては鑑定して貰い、有用な鉱石を集めて町まで運んでは売る。

これだけで数年は遊べる金になるのだとか。

いやね。

稀少鉱石になる程に危険な場所にな。

時には溶岩の中にぃっ!

無論、魔術を駆使せねば得る事など出来ませぬ。

だから稼いでいる者は魔術師さんってね。

なんでも手っ取り早く金を稼ぎたい場合は、此処は非常に重宝する場所なのだとか。

「俺も若い頃には、良く稼がせて貰ったものだ」

親父さんが、そんな事をね。

最初に集落へ辿り着いた時、野郎達がギラギラした目でメイドさん達を…

って!!

俺にぃっ、その目を向けるなぁっ!

「おりゃぁ、男だぁぁっ!!」

思わずな。

っか、失敬なっ!

「なっ!

 お、男の娘だっ、とぉ~」

「俺っ娘だ、俺っ娘ぉっ!!」

「か、可憐だ」

「萌えぇ~」

なんか…

逆に不穏に。

すると…

「ほぅ、貴様等…

 この俺、[荒ぶる戦神]ことゼネティスが息子へ、その様な穢らわしき視線を向けるか…

 ふむ。

 灰燼と化すか」

いや…

ダメだからね。

「お館様。

 それは遣り過ぎかと」

メイドさんがね。

「せめて五体不満足程度に収めるべきですわ。

 [滅輝]が1人、この[灰燼貴]ジルにて折檻しておきますから」

クスクスと。

「こらジル」

おお、マイリルさんが諫めたな。

うん、常識人が居て良かったよぉ~う。

「何を1人で殺ろうと思っているんですの?」

ゑ"っ!?

「こう言う輩は生かさず殺さず、ジワジワと殺るのが基本ですわよ」

い、いや…

どう言う…基本…?

「[滅輝]といやぁ表向きは[神秘の聖女]の[殲滅妃]センティアが率いていた…」

「ああ。

 [灰燼貴]ジルが居るとなると…もう1人は…」

「ああ。

 [戦慄]マイリルだろうな」

「ヒッ、あのぉっ!!」

いやいや…

お袋さん達…

一体何を?

っかさぁ。

親父さんが霞んで見えるのは、何故?

「ほぅ。

 俺を無視たぁ、良い度胸だ」

あっ。

(こめかみ)に青筋がね。

ぞんざいに扱われて怒ったのかな?

ちと大人気ないか。

まぁ親父さんらしいが…

ゴゴゴゴゴッて。

ちょ、ちょっとぉぅ!!

晴天が突如として暗転し雷が轟く。

親父さんと親父さんが乗る馬から黒々としたオーラが立ち登り…

「止めんかぁっ!!」

あっ、爺ちゃんの雷が先に落ちやした。

っか、流石は爺ちゃんだよね。

マジキレした親父様には、流石のジルさんもマイリルさんも諫めれんかったしさぁ。

うん。

あれは、お袋さんか爺ちゃんしか無理だろうさ。

んでな。

「父さん!!

 メッ!だよぉ」

うん、念押しね。

『あ、あざとい。

 流石にこれは、あざと過ぎるであるが…』

『そうでありんしなぁ~

 効果を考えると絶大でありんしな』

そかな?

ジルさんとマイリルさんは何故か鼻を隠す様に手で顔の半分を覆っている。

親父様は…

何故にニヤケて惚けているな。

っか…

騎士を含めた野郎達さぁ。

真っ赤な顔で鼻下伸ばすなぁっ!

その脂下がったニンマァ~っとした顔は、非常にキモイぃっ!

爺さんは孫を見る様に微笑ましく見て来るし…

何故、こうなったし?

ま、まぁ…

昨日、村へ辿り着いた時にな。

あの後は何故か歓待ムードに。

えっ?

何故に?

どうやら強者に弱いらしい。

『どう見てもガリルどんをメインに歓待しておったでごわすが?』

し、知らん!

『そうでありんすなぁ~

 まるで崇めておるやうでありんした』

キモイこと言うなぁっ!

『目を背けても事実は変わらぬであるぞ』

ち、違うもん。

そんなんじゃないんだもん。

ちゃうんだからぁっ!

んっ?

何故に3人さん、急に黙る?

『こ、これが…

 萌えでごわすか?』

い、いや、ノームルさん?

『そうかもしれなんし』

えっ?

シルフィーナお姉様?

『妾を萌すとは…

 末恐ろしいわぇ』

いや、ウィンディーナお姉様…

ア~タは水精霊だから燃えんでしょうに。

どうして、こうなったし?

そんな事はあったが、現在は宿の前にて皆に見送られておりやす。

いやね。

爺ちゃんとメイドさん達や騎士さん達は分かるんだが…

なんで集落の皆が集まってんねんなぁ?

しかも…

「ガリルちゃぁ~ん」

「気を付けて行くんだよぉ~」

「「ラブリー、ラブリーィっ、ガァ・リィ・ルゥ、ちゃ~ん」」

濁声でな。

地味にダメージが…

ヤメイ!

何気に精神的に大ダメージれす。

勘弁してつかぁさい。

マジで。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ