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ある日突然に0024

半強制的に精霊契約した訳ですが…

なんか変わったのかね、これ?

『やから、わっちとノームルの精霊としての力を使える様になったでありんすや』

『そうでごわすぞ。

 頼りにしてもそ』

あ~

いや、そのね…

心の声に反応する方々を迎えてしまったと…

おちおち考え事も出来ませんな。

やぁ~ん。

『大丈夫でありんす』

何が?

『主さんの身に宿りんしに、わっちらは主さんと一心同体でありんす』

いや、そんな事言ってもさぁ…自我は違う訳で…プライバシーの保護を申請しますです、はい。

そんなん思うとな。

『主さん…

 難しい言葉を知りなんしなぁ。

 プ、プライバシー…で、ありんしか?』

う~む。

知識が共有されている訳では無いんだな。

表層意識だけが知られると…

そう言う事なのだろう。

『いきなり大人びた考えでごわすな。

 本当に幼子でごわすか?』

ぎぃ~くぅっ!

なぁ~んちて…

って…ダメかなぁ。

内心で、そんな攻防をば繰り広げているとだ。

お袋さんからお声がね。

「ガリル。

 それで契約とやらは、どうなったのです?」

心配そうに。

そらね。

未知なる体験を息子に強いた訳だからさぁ、お袋さんも心配ではあるわな。

まぁ…

精霊と言う存在が聖なる存在と信じられている世界だ。

崇める存在でもある精霊との取引。

この世界の住人としては信じるしか無いだろ~ねぇ。

んだから俺は言った訳よ。

「うん。

 ちゃんと精霊さんと契約できたよぉ~」

ってなぁ。

『なぁ主さん。

 内心との差が酷うありんすや…』

うっさいやいっ!

こんな内心を吐露できっかよぉぅ!

『確かに至言でごわんど』

いやぁ~それ程でも…

ってちゃうわっ!

内心にて1人漫才ぽい3人漫才していると…

「それで…

 精霊様は、今、どの様に?」

あ~

何て応えれば良いんだ、これ?

「え~っとね。

 僕の中に居るよ。

 お話しも出来るだぁ~」

煩い位になっ!

『主さん…

 差が気持ち悪いでありんすや…』

うっせぇでありんすよぉ~だっ!

そんな内心大戦争を経て、お袋さんの事情聴取を受けました。

非常に疲れたとです、はい。

まぁ…その…ですね。

お袋さん主体での尋問にて、精霊術について分かりましたとさ。

いやいや。

精霊術って、本当に、良い物ですね。

さいなら、さいなら、さいなら。

ってチゲぇっ!

去ってどうする、俺っ!

だぁぁっ!

シルフィーナとノームル、うっせぇっ!

カットだ、カァァッ!

話が進まんわいっ。

んでな。

精霊術っうのはオート魔術っうても良い術なんだよ。

魔術っーのはよぉ、正に学問らしいぞなもし。

そうだなぁ。

元の世界に例えるならば魔術にて発動される術は家電にて得られる結果ってぇところか。

電源たる電気がマナな。

それを通る魔法陣が電気回路っう訳。

家電は電気回路の組み合わせで動いてっけど、魔術は魔法陣の組み合わせで動く仕組みなんさ。

この魔法陣を詠唱に置き換えて発動させている…

簡単に言えば、そんな感じらしい。

だから色々と研究が進めば、有りと有らゆる事象を発する事も可能ってな。

明るい未来が待っているらしい。

そんな学問である魔術と違い、精霊術は精霊任せな術なんよ。

つまりだ。

精霊さんにお願いすれば、術者は何も考える必要は無いっう訳さ。

アンダスタァ~ン?

まぁ…

お願いした精霊さんが行え無い事は出来んけどね。

風精霊さんに火を出せとか水出せっうても無理ってな。

でもな。

風精霊さんに風に関する事象をイメージでも伝えられたら…

再現可能なら再現できちゃいます。

風の刃だって飛ばせますしぃっ、風を回転玉にして放つ事だって…

アニメや漫画の技…

アレやコレやも再現可能かも…

イヒッ!

良いイヒッ、頂きましたぁっ!ってね。

『なぁ、主さん…

 人格代わってないでありんすか?』

うっせいやいっ!

そんなこんなで、お袋さんと話してたらな。

親父さんが執務を切り上げて現れましたよ。

出たな。

こう言う話になると暑苦しい位に熱くなるんだよなぁ~

親父さんはよぉ。

契約は終わったんだから、行くべ、行くべ。

そんな事を思っていた事もありました。

あんな。

現れた親父さんが言う訳よ。

「明日からは無理だが…

 来週からガリルの契約火精霊と契約水精霊を探しに出掛けるぞっ!」

ってな。

って…ハンアァァァッ!?

何言って万年筆?

訳ワカメ。

どうしてそうなるし?

お袋さんも唖然だね。

んっ?

『火精霊でありんすか…

 此処より近しはザッカルト火山でありんすな』

『アヤツでごわすか?』

『少々ウザいでありんすが…

 力はありんすし…』

『そうでごわすな。

 水精霊ならば、彼処でごわすな』

『そうなるでありんすな』

おいおいおい。

何を契約前提で話し合ってんだ、おまえら?

もう精霊は結構ですからね。

お腹一杯ですよ、俺。

大体な、俺が告げなければ…

そんなん思った事もありました。

「そうねぇ…

 可能なら、4大精霊様と契約できたら死角も無くなるから良いわねぇ~」

っうた後、ポンと手の平を拳で叩いてな。

「そうだわっ!

 契約した精霊様の御意見を参考にすれば良いのよっ!」

な、なんですとぉっ!

でぇ…

結局はゲロリました。

お袋さんには勝てんってばよぉ~

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