ある日突然に0111
気付けの魔術にて可愛い声を同時に上げたメイドさん達だったのだが…その後の反応は、それぞれで違った様で…
「何なさるんですかぁぁぁっ!」
まぁ、在り来たりの反応っうか…普通だわな。
だが…もう一方のメイドさんさぁ…
「あぅぅんっ…ふぅ」って…なんだか艶ぽいっうか色っぽいっうか…って、えっ?
「は、ひぃ?」もう1人のメイドさんが同僚の反応に気付いて引いてらっしゃる。
ま、そうだわな。
「あのぉ~っ」んっ?何でっしゃろ?
「今のぉ~、もう一度、良いかしらぁ~ん」ってウットリと…っとアウトぉぉぉぉぉっ!
「アンタはぁっ!幼子に何を強請っとるぅ、何をぉっ!」って相方メイドさんが同僚メイドさんの頭を叩く。
したら…「はっ!私…何を?」ってさ。
正気に戻って良かったよぉぉぉぉっ!
って…戻ってらっしゃいますよね?
なんだか…艶っぽい流し目…頂きましたが?
そんな事は取り敢えず流す事に致しましょいっ。
今は駆けて行ったファラールの事が重大事件と言えるでしょう。
っても…此処、降臨界では危険な事に出会う事など皆無だけどな。
何せ神魔仙幻の各界より来られた方々が取り仕切っている世界。
此処には肉食動物も降臨したり召喚されたりしているが、空腹は自然と満たされ生き物を襲う事など有り得ない。
いや、そんな所行を行おうとしたならば…元の場所へと戻された後に…
そんな事は野生動物達は本能的に悟っている様なので非常に大人しい。
更に…此処では獣達との意思疎通も可能と来ている。
そんな訳で、ファラールを害する生き物の存在などは皆無なのさ。
でも…厳つい生き物や巨大な生き物よりは、矢張り草食の小動物の方が愛らしい訳で…
うん、兎や栗鼠、フェレットなどに囲まれて御満悦なご様子で。
そんな小動物に囲まれたファラールと一緒に第1メイドさんも和んでらっしゃる。
いや…職務を忘れて…完全に楽しんでますね、あれは。
まぁ、見ている此方も和むから良いんですけどね。
そんな2人に残りのメイドさん達も合流するんですね、分かります。
そんな場へ俺も合流?
いや、あの場へ?…それって、なんて無理ゲー?
だから、俺は離れて…
「ほっほぉ~遣りよるのぉぅ」ってゼウス様ぁ、行き成り現れないで下さいなっ!
「遣るって…何がですか?」なんだか嫌な気配を感じつつも尋ねる事に。
放置すれば放置したで、後からヤバくなる事が分かってますからねっ!
「いや…御主のコレであろ?」って、小指をズビッて立てる御方が更に続ける訳で…
「しかし…4人とはのぅ。
しかも3人は年上かぇ、盛んじゃて、良きかな、良きかな」って笑うんですけどね。
俺って…どがぁに思われとんのっ!?
「違いますからねっ!
幼い女の子がファラールが婚約者で、後は彼女付きのメイドさん達ですからぁっ!」
この歳でプチハーレムの主って…どんだけやねんなぁっ!
俺が、そう告げると…
「ほぉぅ…3人は違うと?」
そう告げたゼウス様の目が怪しく光った気が…
ゾクぅぅぅぅぅっ!
行き成り背筋が凍る様な気配を感じ…
「あだぁっ!あだだだだだぁっ!」ってゼウス様が行き成り悲鳴を。
な、何事おっ!
「アータ…彼方で暫くお話を」って…何時の間にか現れたヘラ様に片耳を摘まれたゼウス様が静々と連衡されて…
唖然と見送る俺の横で行き成り声が!?
「ほーんと、ゼウスのとっさぁんも懲りねぇなぁ」っと。
驚いて、バッと隣を見ると…何時の間にか須佐之男命様が居られました。
心臓に悪いから止めてつかぁーさいやぁっ!
ま、神様たる須佐之男命様へ苦言は申し上げれませんがね、ふぅ。
「しかし…愛らしい子じゃねぇかぁ。
大事にしねぇとなぁ」って俺の背中を叩く須佐之男命様。
「ま、まぁ…相手はお姫様ですけどねぇ」困って告げると…
「んっ?イヤなのけぇ?」そう俺を見ながら確認をね。
「いえ、慕われてイヤでは無いのですが…この歳で行き成り婚約って言うのには戸惑ってますね、実際」
そう返すが…
「ふっ、慕ってくれる女が居て、それがイヤじゃなければよ。
それを受け止めるのが男の甲斐性ってもんじゃねぇのかい?
ま、節操が無いのも考え物だがな」
そう告げて、ゼウス様が引き摺られ…連衡され…え~っと…同行させられた方を…ね。
ま、アノ方は…ねぇ。
その後は、何時もの様に学んだり研究などを行って過す事に。
時々、俺の所へファラールが現れ…その度に中断してファラールに付き合ったりな。
そんな感じで時を過した訳だが…
流石にファラールが疲れて眠り始めたので俺が負ぶって城へとな。
転移陣用いて城へと戻った訳だが…
「おや?行くのを取り止められたので?」
出迎えた執事さんがニヤリって笑いながら…分かって言ってるよね、それ?
「先程、説明した筈ですが?」そう尋ねると…
「様式美と言うモノで御座いましょうな」だってさ。
結構良い性格している様だね、はぁっ。
その後はファラールを彼女の寝所近くまで送り、そこでメイドさん達に引き渡す。
流石に幼いとは言え未婚の女性の寝所へと分け入る訳にもな。
そして彼女を送り届けた後、俺は再び降臨界へと。
さて…遣りますかねぇ。




