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ある日突然に0109

倒れたメイドさんの看病って思っていると、医学の神々と仙人、仙女の方々が現れ看病を替わって下さった。

いや…邪魔って追い遣られました…グッスン。


いやね、僕も医学や医術をマスターして色々な事に精通しているのだけれども…流石に5歳児の体は小さ過ぎて看病には向かない。

だからって邪魔扱いは無いんでねぇ?


仕方無いから何時もの様に色々とね。

えっ?ファラールを迎えに行かないのかって?

此方と彼方とでは時間の流れ方が違うから待たす事も無いからねぇ…いや、流れが違うって言うより時を司る神々にて調整されているんだけどさぁ、これだけは未だに絡繰が分かりませんよ、ボカァ。


それに…この場を確認しに来たメイドさんを放って彼方へ帰ったら不審に思われるでしょっ!

だからメイドさんが気付く迄、彼方へは戻れないのっ!


そんなメイドさんなのだけれども…何度か目覚めてはいるんだけど、ね。

気付いた後で、自分を看病しているのが仙女様、仙人様って気付いて驚き失神。

神々に看病されていると知り、失神。

目覚めたら興味を持ったドラゴンに覗き込まれていて失神…

って!ラグナルぅ!何してんねんっ!


「ラグナル!折角気が付いたメイドさんを気絶させないでよっ!」って思わずね。


『コヤツ…(ワラワ)の顔を見て気絶したわぇ、失敬なっ!』

お冠なドラゴンはゴールドドラゴンのラグナルさんです。

幻界には幻獣と呼ばれる生き物が生息する世界で、その世界を取り纏めているのはドラゴンなんだとか。

そんなドラゴンを取り纏めている5竜の内の1体がラグナルらしい。

ま、トップはプラチナドラゴンのシャルザー様なんだけど…ラグナルの実力も中々のモノらしいよ。


そんな幻界にはエルフやドワーフにグラスランナー、ホビットって言われる幻人が居るらしい。

って、此処にも何人か現れているけどね。

現界には人と獣人しか存在せず、幻人は御伽噺に登場する架空の存在って言われているみたいだね。


ま、仙人、仙女も似た様な存在って認識だけどさ。


そしてドラゴンの存在も御伽噺、夢物語ってね。

現界には竜は存在するけどドラゴンや龍は存在しないんだ。

ドラゴンは翼を持った西洋ファンタジーに登場する様な姿だね。


龍は東洋の神龍の様な長細い蛇の様な体を持った生き物で仙界にのみ存在する生き物さ。


それと違う現界の竜は恐竜って感じの生き物でねぇ…野生溢れる生き物さ。

まぁ…長年生きた竜には知性が宿るので、此処にも数体が現れている。

って、僕が召喚したんだけどね。


だって…竜って格好良いんだもん。


って言っても、此処で暴れるのは厳禁ってなっているから大人しいよ。

ま、神魔仙幻の各界より訪れておられる御方々に逆らう生き物は皆無だから、ねぇ。


そんな事を思いながらラグナルをメイドさんから引き離す。

いや…体格差から僕が行うのは無理だけど、さぁ。


須佐之男命様が困っている僕を見てラグナルを連れて行きましたよ、ええ。


『ちょっ!(ワラワ)の顔を見て気絶するなどと言う不埒なオナゴに一言言ってやらねばっ!』

なんて事を言っているけど…目覚めたら行き成りドラゴンの顔のアップが目の前に…うん、気絶するね、それは。

ラグナルぅ~無茶言わんで下さいやっ!


まぁ、彼女にとっては、ちょっとした試練があった様だけど…漸くお目覚めです。


今、メイドさんの近くには僕しか居ません。

だって…また気絶されたら面倒でしょっ!

作業だって気になって捗りませんからぁっ!

何せ、新しい試みにて試験管を振っている最中に絹を引き裂く様な女性の悲鳴が響いて御覧なさいな。

そら調薬も見事に失敗するってものですわ、うん。


何度か素材の組合せを試し用意した試薬の薬材液を混ぜて、もう少しで成功って所だったのにぃ…グッスン。

っても、複数の薬材液は練成術にて精製可能だから被害は小さいけどね。

ま…失敗した時に生じた小さな爆発にて生じた煙がパーン様に当たって…女体化したみたいだけど…うん、ドンマイ。


ま、神族様なんだから、なんとかされるでしょう。

それに時が経てば効果が切れる…っと、良いねぇ。


そんな事はあったけど、メイドさんが目覚めたみたいだね。


「こ、此処は…」って目を開き身を起こす。

額に乗っていた濡れ布がハラリって落ちるから、代わりに受け止めて告げる。

「転移した降臨界ですよ。

 気分は如何?」

俺が告げると、事態を認識しようと俺をマジマジと見詰めながら考えて…

「ハッ!そうでしたわっ!転移先が危険かを確認する為に転移陣に乗って…」

そう告げ、辺りを見回す。


「ああ、現実でしたのね…漸く…漸く、得心致しました。

 神々にて管理される地でしたら安全なのでしょう。

 私が姫様の転移を拒む理由にはなりませんわね」

そう、合点した様に頷き…蒼くなる。


「私、どれ位の時を気を失っておりましたの?」って不安そうに。

そんな彼女へ俺は暫し考えて告げる。

「そうだねぇ、3時間程じゃないかな」

そう告げるとメイドさんが慌てる。

「大変!無為に姫様をお待たせさせてしまいましたわぁっ!」


そんな慌てる彼女へ説明を。

「大丈夫、此処は時を司る神々にて管理されているからね。

 此処に来てから彼方では全く時間が経ってないんだ」

そう説明すると…マジマジって顔を見られました。

なんだろね?


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