表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

ゆっくりと侵食してきた雨水は、私の膝まで飲み込んでいた。


頭が食われるのも時間の問題だ。


ひっくりかえった傘を横目に、私は一人歩み続ける。



行きたいのは家じゃない。


行きたいのはそこじゃない。


行きたいのは、私の目的地(おきにいり)



目と鼻の先なのに。毎週の楽しみなのに。

こんな自然に負けたくない。




だけど、それでも、ダメでした。


人は水の中では生きられないでしょう。

それに、こんな激流じゃ泳げもしない。


仕方が無い。

そういうのは嫌いだけれど、そうする他ない。


雨に打たれない、暖かい場所へ。


あまやどりをしにいこう。


前後編で完結です。

小説……というには、なんともおこがましいのですが、一応小説のつもりです。


ここまで読んでくださりありがとうございました。

よろしければ、他の作品もご覧になってください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ