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色手紙シリーズ

橙の手紙

作者: 尖角

僕を包む、オレンジ色の光。


君の存在は暖かくって、まるで太陽みたいで。


僕はそんな君に恋をした。 一瞬で君の虜になった。


告白しようと思った。 だけど、僕にそんな勇気はなかった。


だから、陰から見守ることにした。 僕は君の優しさが好きだ。


けれど、見守るだけでは満足できなかった。 抑えられない想いが一つ。



僕は君のことを心の底から愛した。


他人はこんな僕を変態だというかもしれない。


気持ち悪いというかもしれない。 だけど、そのくらい大好きだった。


抑えきれない想いは、いつ、どんな時でも、君を僕の脳裏から離れさせない。


「愛してる」 その一言では表せないほど、僕の心ははち切れる寸前だった。


君の笑顔が、僕を不幸から救う。 君の存在が、僕にとっての太陽。



だけど、今日は卒業式。


君と、大好きな君と、お別れをしなくてはいけない。


この想いを君に告げるべきか、それとも胸に秘めたままにするか。


僕は必死に悩んだ。 それはもう、頭が狂ってしまいそうなほどに。


だけど、最終的に、僕は一つの結論を出した。



《ずっと、傍にいてほしい―――》










だから、僕は君に告白することを決めた。


この想いが届くかはわからないけれど、告げないわけにはいかない。


このままじゃ、本当に狂ってしまいそうだから。



だから、どうか受け取ってください。 僕の気持ちを。





















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