ポンの失敗
さくしゃは失敗嫌いですが、こんなことも子供たちに教訓になればと思います。過去の僕を材料にしています。Iさんどうしているのかなあ・・・・
ポンには、楽しい思い出がたくさんあります。みんなで旅に行ったことや、ウルとの話や、コロッセオでりょうに勝ったことなどです。
ポンは剣が大好きです。なぜなら剣にはかんびな思い出がたくさんあるからです。
コロッセオでりょうに勝ったあと、ポンはアイーナと二人で話をしていました・・・・
「ねえ、わたしに剣って振れると想う?」
「剣・・・・・」
「そう・・・剣」
「女の人でも振れる人もいるけれど・・・・・」
「りょうに一度、勝ってみたいでしょ?教えてよ」
そう話す二人は、バーシャウで、飲んでいました。
「アイーナさんには敵わないなあ・・・・」
「あんた、剣が生命線でしょ?私に、教えたっていいじゃない」
「いいですけれど・・・・」
「そう、今、持ってるの?」
「いいえ、ホテルに・・・・・」
「持ってきてよ。」
「・・・・・・・・」
十数分後、
「こう?」
「いえ、手は右手が上です」
そうアイーナにポンは剣を教えていました。
「振り込めばいい腕になりますよ」
「そう・・・・・一、二・・・・」
そういってアイーナは剣を振り込むと、いきなり、バーのカウンターに斬りつけました。
「!アイーナさん!」
ポンはあきれました。女の人ってきがつよいなあとおもいました。
「斬るっておもしろいね」
「アイーナさん!」バーテンダーがあわててとめます。
ポンはこういう失敗もしていました。
ポンはアイーナのことが好きでした。けれどもアイーナには夫がいます。
ポンは恋心をかくしてアイーナと別れました。
別れ際、アイーナは、ポンにひとこといいました。
「あんた素直になったほうがいいのよ。」
けれどもポンは、なにもいいませんでした。
ポンは今、ひとりでアイーナのことを、思い出して思います。
『思い切って好きだと言えばよかった』
そう後悔しました。アイーナはきっと笑っているのでしょう。そうきっとあのきざな笑いでポンのことを笑っているのでしょう。
ポンにはそのことが分かる気がしました。
『通じ合うのだ』
どこかそう人がいっている気がしました。
ポンは思い出をしまい、部屋をでて、また剣のけいこにいきました。青空が高く、雲はたなびいていました。
おしまい




