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ポンシリーズ

ポンの失敗

作者: 小池竜太
掲載日:2025/10/31

さくしゃは失敗嫌いですが、こんなことも子供たちに教訓になればと思います。過去の僕を材料にしています。Iさんどうしているのかなあ・・・・

ポンには、楽しい思い出がたくさんあります。みんなで旅に行ったことや、ウルとの話や、コロッセオでりょうに勝ったことなどです。


 ポンは剣が大好きです。なぜなら剣にはかんびな思い出がたくさんあるからです。 




 コロッセオでりょうに勝ったあと、ポンはアイーナと二人で話をしていました・・・・





「ねえ、わたしに剣って振れると想う?」

「剣・・・・・」

「そう・・・剣」

「女の人でも振れる人もいるけれど・・・・・」

「りょうに一度、勝ってみたいでしょ?教えてよ」

 そう話す二人は、バーシャウで、飲んでいました。




「アイーナさんには敵わないなあ・・・・」

「あんた、剣が生命線でしょ?私に、教えたっていいじゃない」

「いいですけれど・・・・」

「そう、今、持ってるの?」

「いいえ、ホテルに・・・・・」

「持ってきてよ。」

「・・・・・・・・」 



 十数分後、




 「こう?」

「いえ、手は右手が上です」

 そうアイーナにポンは剣を教えていました。




「振り込めばいい腕になりますよ」

「そう・・・・・一、二・・・・」



 そういってアイーナは剣を振り込むと、いきなり、バーのカウンターに斬りつけました。



「!アイーナさん!」

 ポンはあきれました。女の人ってきがつよいなあとおもいました。


「斬るっておもしろいね」


「アイーナさん!」バーテンダーがあわててとめます。




 ポンはこういう失敗もしていました。




 ポンはアイーナのことが好きでした。けれどもアイーナには夫がいます。



 ポンは恋心をかくしてアイーナと別れました。


 別れ際、アイーナは、ポンにひとこといいました。


「あんた素直になったほうがいいのよ。」


 けれどもポンは、なにもいいませんでした。





 ポンは今、ひとりでアイーナのことを、思い出して思います。


『思い切って好きだと言えばよかった』


 そう後悔しました。アイーナはきっと笑っているのでしょう。そうきっとあのきざな笑いでポンのことを笑っているのでしょう。


 ポンにはそのことが分かる気がしました。



『通じ合うのだ』



 どこかそう人がいっている気がしました。



 ポンは思い出をしまい、部屋をでて、また剣のけいこにいきました。青空が高く、雲はたなびいていました。



おしまい

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