表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

猫が会いに来ました

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪


タイトル:猫が会いに来ました


(精神病棟)


その日、精神病棟から1人の女が退院した。


ドクター「心を落ち着けて、これまでの生活の繰り返しにならない様に、そう言った刺激物からはなるべく遠ざかる様にしてください」


ユカリ「はい、わかりました」


女友達「よかったね、ユカリ」

ユカリ「うん」


しかしこのあと、悲劇が起こった。

ユカリは自分の気持ちのはけ口として

その感情を動物に向ける習性があった。


ドクターはそれを精神疾患の1つと捉え、

ユカリをずっと入院させたまま

その心の病をなんとか根底から治し、

その生活と将来を改めさせようとしていた。


しかし、確かに精神疾患はあったのだろうが

それを上回る形で、

ユカリ自身の罪の度合いが大きく、

そのことをユカリは自ら欲してやっていたのだ。


このことに誰も気づかなかった。

心の中の事、誰も見えない壁に阻まれ、

彼女の正体を見抜けなかった。


それから数ヵ月後して。

ユカリの周りではまた

動物がどんどん消えてゆく事態になっていた。

特に猫。


女友達「………」

彼女の友達はなんとなく

その実際を見抜いていたが、

なにぶんユカリのことであり、

精神疾患に苛まれていた事実も知っていたので

それ以上踏み込むのが怖く、

もうはたからその様子を

見て居るだけに留まっていた。


ドクターも、彼女が来診しなければ

その実質を知る事はなく、他の患者の診察に大童。


しかもユカリは今回のことで

さらに知恵をつけたのか。

簡単には人にバレない様に

そのつど様々な細工を施し、

闇から闇へと流れるように

その犯罪を繰り返していた。


なぜ彼女の女友達が

その事実を知ったかと言えば…


寝子「フフ、あなたはユカリさんのお友達でしたよね?だからとりあえず伝えておきます」


寝子「あなたは良い人。彼女は悪い人。だからあなたは彼女からもう離れ、関わらないようにしたほうが身のため」


寝子「近しい人が無くなれば、あなただって悲しいでしょ?だから」


なんて不思議なことを言う人が突然現れ、

その時に、ユカリにまつわる真実のすべてを

その女友達に伝えていたから。


その不思議な人の名前は

寝子ねこさんと言った。

寝る子はよく育つ…なんて意味合いを

込めてその人の両親がつけたのだろうか?


そんな冗談を思う間もなく、

彼女ことユカリに、

取り返しのつかない悲劇が起きたのである。


(喫茶店)


ユカリは事を終えた後、

喫茶店に行ってひとときを過ごすのが好きだった。

そのとき寝子さんは彼女の前に現れた。


ユカリ「え??この高級エスプレッソ、奢ってくれるの♪」

寝子「ええどうぞ♪」


ユカリが前から飲みたがっていた

そのエスプレッソ。

それをユカリが飲んだ直後のこと。


ユカリ「…ど、どういうことよ…それ…」


寝子「フフ、その薬はあなたがしてきたことを体現させてくれるもの。ちょっと舐めたぐらいじゃ大丈夫な場合もあるけど、あなたが飲んだのは劇薬だったの」


そう言って、

寝子さんはその場でふっと消えたらしい。


その直後、ユカリはその場にバタン!

と倒れたのである。


ユカリが飲まされたのは「猫いらず」。

そのお店は閉店になっちゃったけど

なんとも猫らしい気まぐれ・わがままぶり。


でも人間がその猫にしたことを思えば、

これも当然と言えば当然か…

猫からすれば、

そんなことをする可能性のある人間全てが、

敵に見えて仕方がないこともあるのだろう。



(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!

お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^


動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=C2ktvrP5Ntk

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ