〜俺の家〜
今回、前回と同じぐらいの長さです!
是非読んでいってください!
俺は家系的には本家の方に当たるが家系図には分家として書かれている。これは俺が妖使いとなった際に書き換えられたものだ。それほどまでに俺は家の中では嫌われている。
家は宮崎県の山の中に建っている。昔からそこには結界があり、その家の血族と証である御札を持ったものしか入れないことになっている。
何故京都などでは無く、宮崎県にあるのかというと昔から九州には妖が現れにくかったのだ。理由は分からないが京都などの妖が多く出てくる場所に建てるよりもできる限り居ない所に建てた方が良いだろうと建てたのが始まりである。その証拠に九州には鬼や妖の伝説が他と比べ少ない。
俺は門の前に着いた。
門は大きく、大きな門からはみ出るように瓦の屋根が見える。
するとひとりで門が開く。そこには大きな屋敷が広がっている。綺麗な瓦屋根の屋敷だが壁には小さな傷跡があり、歴史を感じる。
しばらく敷地内を進むと声が聞こえてきた。
「よく来てくれました。博一よ。その先の部屋にて話があります。」
そう言うと目の前にある襖が開いた。
そこには俺の母と父が待っていた。
今回は家の中というより、歴史や描写の方が多くなってしまいました。
次回は博一と両親の会話があります!
が、内容的にはあまり両親のことは深掘りしませんので悪しからず。
次回も見てください!