〜俺の扱い〜
今回もこの作品を読もうとして頂きありがとうございます!今回、少し長くなっています!
他の方の作品と比べると短いですがそれでも良ければ読んでください!
妖使いというのは陰陽師になるための条件を達成出来なかった者たちがなる職業だ。さらに扱うのは式"神"ではなく"妖"
そのため陰陽師界、また一般の人達からも忌み嫌われている。
そんな妖使いが命じられる命令は基本的には陰陽師の仕事の肩代わりである。
陰陽師というのは忙しく、全ての仕事をこなすのは厳しい。そんな陰陽師を補助、ていのいい雑用係として働くことが妖使いの仕事だ。
しかし、どんなに妖使いが頑張ったとしても全ての功績は陰陽師の物になる。妖使いが解決したとなっては陰陽師の誇りに関わるからだ。
俺は、弟である逸花の専属妖使いである。
本来こんな専属なんて事は無いのだが…
「それでは博一さん。ありがとうございました。」
そういうと逸花は颯爽と帰って行った。
「申し訳ありません。博一さま。逸花さまは本当は……」
逸花の付き人が俺に話しかけてきた。
「分かってますよ。昔から人には、特に俺には感情を見せませんから。」
あいつは俺を裏で「お兄様」と呼んでいることを俺の付き人から聞いた事があった。
「すみません、博一さま。お知らせがございます。一度本家の方へ戻ってこいとのお達しが届きました。」
そう言って俺の付き人が話の間に入ってきた。
読んでいただきありがとうございます!
少しづつですが博一の家族のことが分かってきましたね!
次回はとうとう家に呼び出されました!どうなるのでしょう!
次回も楽しみに待っていてください!