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〜頭の回転と動きの瞬足〜

ようやく次の話を書けました……( ;꒳; )

少々忙しかったので申し訳ありませんm(_ _)m

我鬼は荒鷹の妖の頭を掴み博一から引き剥がし、そのまま荒鷹の妖を投げ飛ばした。

投げ飛ばされた荒鷹の妖は空中で翻し、体勢を整え着地した。

「よくも投げ飛ばしやがったなァ!」

そう言う荒鷹の妖に対して我鬼は冷静に言った。

「おいガキ、何時までその下手な芝居を続ける気だ」

我鬼がそう言うと荒鷹の妖は(うつむ)き、急に態度が変わりニタニタと笑いだした。

「バレてしまいましたかぁ……演技は得意な方だと思っていたんですけどねぇ?」

そういう荒鷹の妖は体を前に乗り出し、肩を竦めておどけてみせた。

続けて荒鷹の妖は我鬼に質問をした。

「何故分かったんですかぁ?是非教えていただいてもよろしいですかぁ?」

その質問に対し、我鬼は(あき)れたように答えた。

「お前が昔会った時より強くなっていたからだよ」

その答えに荒鷹の妖は驚いた表情で聞き返す。

「それだけで何故分かるのですかぁ?成長しただけとは思わなかったんですかぁ?」

荒鷹の妖は、当然のことを知らない我鬼をバカにするような態度で質問を続けた。

それに対し、さらに呆れた様子の我鬼が答える。

「餓鬼以外の鬼は時が経っても成長することは無ぇんだよ……とは言っても俺も博一が話してたのを聞いただけだがな」

それを聞いた荒鷹の妖は笑みを浮かべながら我鬼に言った。

「それはそれは……学びになりますねぇ……次回の参考にさせていただきます……」

そういう荒鷹の妖に対し、今度は我鬼が質問をした。

「お前、何時から演技を始めた?」

荒鷹の妖は当然のように答えた。

「呼び出された時……つまり最初からですかねぇ?もうあまり覚えてませんがねぇ」

それを聞いた我鬼は続けて荒鷹の妖に質問をする。

「この作戦は呼び出される前から考えていたってことか」

それを聞いた荒鷹の妖は笑いだした。

「ヒャアハッハッハッ!前から?そんなわけないでしょぉ!そもそも俺より弱い妖使いに選ばれるなんて分かるわけないでしょぉ!馬鹿だなぁ!」

一通り笑い終えると咳払いをし話し始めた。

「失礼しましたねぇ、お恥ずかしい所をお見せしましたぁ。しかしながらお話にお付き合い頂きありがとうございますねぇ……」

そう言った瞬間、荒鷹の妖の雰囲気が変わった。その変わりように我鬼は思わず構えた。そんな我鬼の事は気にも止めず話続ける。

「ちなみに私の名をお教えしましょうかねぇ……」

「私の名……それは……」

瞬鬼(しゅんき)と申します……」

その瞬間、瞬鬼の居た場所には(えぐ)れた石畳のみが残されていた。それに気づいた我鬼は慌てて声を上げる。

「博一!アイツが!」

しかし、既に瞬鬼は荒鷹の首を()ぎ取っていた。

我鬼は怒っていた。荒鷹の首を捥いだ瞬鬼を……それ以上に目的を知っておきながらそれを止めることを出来なかった己を……

その全ての怒りを(あらわ)にし、瞬鬼に噛み付こうとした。

今回は前回と繋がりのある話にさせていただきました。

次回はさらなる展開があるのでお待ちください!

(。>ㅅ<。)

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