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#81 液状

「いいなぁ、おっさんたち。そんな面白そうな戦いなら、俺たちにも参加させてくれりゃいいのに」


 などと舐めた口をきくのは、ジーノだ。


「いやだめだ、ヒペリオーンVでは戦えない」

「何でだよ! 最強の合体ロボだぜ!?」

「強い弱いが理由じゃない」

「じゃあなんでだよ!」

「怪異のサイズは、人型重機とほぼ同じくらいの7、8メートル。一方でヒペリオーンVは60メートル。そしてその場所は市街地の真っ只中だ。そんな相手、そんな場所にヒペリオーンVなんて出したら、かえって被害が拡大するだろう」


 僕のこの意見に納得したのかしてないのか、しばらく食堂でブーブー言い続けるジーノ。


「そなたらなど、動けるだけマシではないか」


 そんなジーノに苦言するのは、マツだ。


「あんだよ、着物の姉ちゃんだって動いてるじゃねえか」

「うごめいてるといったほうが正しいな。この狭い艦内をただ、巡るだけが精一杯じゃ」


 このところのマツは、少しつわりのようなものが出始めていた。酷いものではないが、臭いに敏感というか、例えば格納庫内の錆臭いにおい、食堂でマリカ少佐が食べるチーズなどは受け付けない。いや、チーズは以前からか。

 それもあってか、マツは最近、部屋で過ごすことが多い。ボーッと動画を見て過ごす時間が増えた。それではかえって良くないからと、リーナが部屋から連れ出しては、艦内を巡っている。


「公園などあれば良いのだが、ここは軍事施設ゆえに、そのようなものがないらしい」

「あれ、リーナよ。それっぽいものが近くにあると言ってなかったか?」

「あれはここの陸戦隊員向けの競技場らしくてな。一度、連れて行ったが、男臭くてダメだと言っておった」


 我々が駐留するこの第7航空師団の基地には、妊婦にとって安らげる場所というのが皆無だ。男臭い男の、男臭い男による、男臭い男のための施設。そんな雰囲気が漂いすぎて、僕ですらも嫌になる。

 このところ、立て続けに怪異の相手が続いたが、同盟交渉に向けた任務もこなしている。

 軍関係者が艦内の見学に訪れることもあれば、政府主催の立食パーティーに出ることもある。フタバのやつ、都合よく僕を引っ張り出して、政府の前でいい顔をしやがる。それ以外にも、警察庁へ出向くこともあった。怪異との対決で、僕らの貢献に対する感謝状というのを受け取ったのだが、そんな無益なものをもらってもなぁというのが正直なところだ。怪異を相手にしている関係上、この治安組織ともかかわりが深くならざるを得ない。

 にしてもだ、どうして軍が怪異退治にかかわらないのだろうか?


「軍も、決して怪異と関わるつもりがないわけではないのです」


 その疑問にこう話すのは、ダールストレーム少尉だ。


「そうなのか? そのわりにはすべて、警察庁に委ねているように見えるが」

「現れるのが市街地ですからね。軍の多くは郊外の基地に駐留しており、怪異の発生に対処するには遠すぎるのです。どのみち、我々の武器は効かない。魔法少女頼みな現状では、警察庁主導で動くのが効率的なのですよ」


 ダールストレーム少尉の言うことはもっともだ。軍が当たっても、さほど効果はない。なお、少尉が言うには以前、軍が装甲車で出動したこともあったそうだが、なすすべもなく破壊されたという。それで軍の面目が丸潰れになって以来、積極的には関わらなくなったとか。気の毒なことだが、国民を守るべき軍が、そんな理由で諦めちゃダメだろう。

 とはいえ、念のためにこの第7航空師団には、レーザー通信機と共に対怪異向けとなりうる兵装を供与しておいた。使うことがあるかどうか微妙なところではあるが、備えておくに越したことはない。

 灼熱怪異が現れてからすでに2日が経つが、あれから特に動きはない。宇宙人騒ぎもひと段落して、この基地周辺も静けさを取り戻しつつあるようだ。とはいえ、駆逐艦0001号艦を見るために、まだ多くの見学人が訪れている。

 少し、僕も室内ばかりで気が滅入ってきた。マツにちょうどいい場所がないか探すついでに、僕は外に出てみることにした。

 そういえば、レティシアの姿を見かけないな。どこにいるんだ? 機関室にでも行ったのかな。いや、あの艦はレティシアを必要としていない。それどころか、レティシアが行って魔石に触れようのもなら大変なことになる。

 が、そんな僕の前に、レティシアの姿があった。何やら、大勢の軍人らしき人々が集まっている。


「おりゃあ!」


 で、その円陣の中で、レティシアはそこに置かれた装甲車を持ち上げてみせる。左腕には、ユリシアを抱えたままだ。何やってるんだ、こいつは。


「どうでぇ、すげえだろ!」

「すげえじゃろ!」


 勝ち誇るレティシアとユリシア。それを見た軍人らは、パラパラと拍手をしている。だけどレティシアよ、魔法少女のいる星で、魔女が力を見せつけるのはどうなんだ?

 僕が現れると、彼らは一斉に敬礼する。僕も返礼し応えると、レティシアに尋ねる。


「レティシア、何やってるんだ?」

「いやあ、散歩してた時にこいつらと話し込んでたんだけどよ。変身もしないで力なんて出せるのかって言いだす奴がいたから、できらぁって言ってたら、これを持ち上げることになってよ」

「何だそりゃ? それだけのことで、わざわざ装甲車を持ち上げてたのか?」

「それだけ、てのは心外だなぁ、おい。広く正しく魔女を知ってもらうことは、俺の生涯をかけた使命だからよ」


 などと高らかに宣言するレティシア。もっとも、魔法少女と違って身体強化はされていないのが魔女の弱みではあるが、いちいち人前では見せられないような変身をしなくていいのは、メリットとも言える。

 マリカ少佐の推論によれば、レティシアのこの力も魔法少女の力も、質的には同じだと言う。実際にこの怪力で、あの怪異と戦ってみせたからな。ならば魔女と魔法少女の違いとは一体、何だ? 見た目の差は、あの変身するかしないかだが、それならなぜ魔法少女は、変身する必要がある?


「それは、力を最大限、発揮するためさ」


 レティシアと共に基地の周囲を回っていると、ロッズことマリーが使い魔のロプトスと共に駆逐艦の方に歩いていくところをばったりであったので、さっそく僕はその疑問をロプトスに尋ねてみた。で、帰ってきた回答がこれだ。


「なんだよ、てことは、俺が力を発揮できてねえって言いてえのか!?」

「そうじゃないよ、魔法少女と魔女さんでは、力の出し方が違うんだ」

「違うって、どう違うんだよ」

「魔女さんは身体の芯に力の源があるから、わざわざ変身なんて必要ないんだよ。だけど、魔法少女は外から力を取り込むから、あれだけ露出度が高くて破廉恥な姿でないといけない……グフッ!」

「ちょっと待って、そんな理由で私、あの姿にされてるの!?」


 魔法少女の変身の秘密を知った途端、いきなりマリーが使い魔相手にキレた。クールなマリーでも、あの姿はやっぱり嫌なものなのか。


「……だ、だからこそ、魔法少女は魔女と比べたら圧倒的に強いんだ」

「なんだよ、魔女が弱いって言いてえのか!?」

「ああ、そうじゃなくてさ。ボクが言いたいのは、魔法少女は外から力を取り込むから、自身の身体の限界量をはるかに超えた魔力を纏うことができる、と言いたいんだよ。だから身体も強化されるし、強い魔力を発揮できるのさ。もしもあれだけの魔力を、魔女さんのように体内から発揮しようものなら、一瞬たりとも身体がもたないよ」


 そういうものなのか。つまり魔女と魔法少女の違いは、魔力を発現する場所が内か外かということだけ、ということになる。


「ふうん、おかしな話ですわね」


 その会話を、いつのまにか背後にいたマリカ少佐が聞いていた。


「少佐よ、何がおかしいんだ?」

「外からなら、無制限に力を取り込めるとおっしゃいましたけど、それほどの魔力を外から受ければ、やはり身体が耐えられないのではないですか? 内燃機関の車には、ガソリンタンクが内蔵されてますけど、今の話はその車の外からガソリンをかければいいと言う風に聞こえます。それでは結局、燃え上がるだけで身体自体はやはりもたないのではありません?」


 なかなか鋭いツッコミを入れるマリカ少佐だが、あの使い魔はこう応えるにとどめる。


「それを可能にするのが、あのコスチュームなのさ」


 この答えで、マリカ少佐は納得したのかしてないのか、それはわからない。が、それ以上、特に何も言わなかった。


「うう、納豆がこれほど臭いとは……」


 そんな使い魔とともに現れたマリーだが、ブルンベルヘン少佐から新しい盾バリアを受け取り、そのまま艦内の食堂へとやってきた。その食堂では、マツが自身の好物と格闘している。


「なんだ、マツ。そなたとうとう、納豆の臭いまで受け付けなくなったのか」

「仕方なかろう、リーナ殿。昨日までは平気だったのじゃから、今日も大丈夫だと思うじゃろうが」


 日に日に酷くなっていくマツの状態を見ると、気の毒で仕方がない。大好きだったはずの納豆を受け付けないとは、相当なものだな。


「あーあ、誰かさんが自身の欲望に任せてマツちゃんをこんな身体にしてしまったから、とんでもない厄介ごとを背負わされちゃったよねぇ」


 と、人聞きの悪いことを言い出したのは、グエン中尉だ。が、マツはこう返す。


「さようなことを申すでない。むしろ嫡子に恵まれ、(わらわ)としては幸せこの上ない。それに、つわりが酷いほど、丈夫なやや子に恵まれると申すからな。むしろ、願ったりかなったりじゃな」


 と、マツは毅然とした態度でグエン中尉に言ってのける。うん、いいぞ、マツよ。もっと言ってやってくれ。


「とはいえ、あの変態提督の子供でしょ? 親の悪いところが似なければいいけど」

「うむ、それは(わらわ)も心配じゃな。英雄、色を好むとはよく言うが、好み過ぎも身を亡ぼす因となりかねぬ。用心せねば」


 かと思うと、僕をめぐってはグエン中尉と意気投合することもある。そんなに僕は、ダメな男か?


「子供か……」


 そんなマツをみて、急にマリーが意味深なことをつぶやく。それを聞いたレティシアが、マリーの横に座る。


「なんだぁ? もしかしておめえも、子供ほしくなったのかぁ?」

「違う。むしろ私に子供なんて、想像できない」

「そうか? おめえ、美人だからその気になれば、男の一人や二人、簡単に釣れるだろう」

「ああ、マリーちゃん、提督はダメだからね。4人目は絶対にダメだよ」

「マリー殿よ、ならば何ゆえ、子供が気になったのじゃ?」


 一歩間違えたら下ネタトークに突っ込みそうな雰囲気を漂わせ始めるが、そんな流れを、マリーはいつもの調子でバサッと斬って捨てる。


「私、物心がついた時から、親がいない。だから、子供の親になるという感覚が、理解できない」


 そういえば、マリーという人物の成り立ちを僕は知ることはほとんどない。どうして魔法少女になったのかとか、これまでどういう思いを抱いて戦ってきたのか、など。


「そうだよ、マリーは孤児だったんだよ」


 と、あっさりとマリーの身の上を暴露する使い魔。僕はその使い魔に尋ねる。


「どうして、孤児に?」

「さあ、知らない。本人も知らないよ。死に別れたのか、捨てられたのか。第一、ボクがマリーと出会ったのは、マリーが12の時だった。それ以前のことは、ボクも知らないなぁ」

「おい、てことは、もう7年間も魔法少女やってるってのか?」

「そうだよ。マリーは7年もの間ずっと、怪異と戦い続けてるのさ」


 そんな小さい時から、怪異と戦ってきたのか? 魔法少女の意外な過去を知る。そんな環境が、今のようにクールな彼女を構成したというのだろうか。


「魔法少女でなかったら、私はただの親なしの、無職の役立たず。だから、私は魔法少女であることが生きがいであり、使命であり、そして私のすべて」


 あれ、マリーって大学生なのかと思っていたが、違うのか。無職というよりは、魔法少女業に専念している、ということなのだろう。にしても、マリーにしては今日はよくしゃべる。短い付き合いだが、どこか心の奥底に闇のようなものを抱えていることが見て取れる。どんな過去があったのか、だがそれは、本人のみ知るといったところか。


「何言ってんだよ。おめえにはおめえなりの、魔法少女じゃねえマリーとしての生きがいとか使命ってのが、必ずあるはずだぜ」


 ところが、そんな彼女にレティシアは、こう言い切る。


「マリーとしての生きがいって、何?」

「そいつを今から探すんだよ。おめえまさか、あの破廉恥な姿を婆さんになるまで続けるつもりかよ?」

「いや、そんなつもりは……」

「だったら、ほかに生きがいを持たなきゃな。でよ、男を見つけたらまず、こうやって誘うんだよ、まずはな……」

「うげぇ……そんなこと、わざわざしなきゃダメ?」


 まったくレティシアのやつ、最後はいつもこれだな。おい、グエン中尉よ。お前、人をさんざん変態呼ばわりしていたくせに、そういう下ネタには妙に食いつくよな。いやまて、イレーニアまでいるぞ。いつのまにこいつまで現れた?

 とまあ、下ネタ三昧……和気あいあいとした雰囲気漂う食堂だが、その雰囲気は瞬時にぶち壊される。


『提督! 至急、艦橋(ブリッジ)へお越しください!』


 ヴァルモーテン少佐のひっ迫した声だ。僕はふと、ポケットの中のスマホを取り出す。

 ああ、やっぱりだ。艦内にいるというのに、圏外表示に変わっている。これはつまり、磁気嵐が発生していることを示していた。


「出動があるかもしれない。格納庫へ向かっててくれ」


 僕はマリーたちにそう言い残すと、艦橋へと向かう。


「状況を報告せよ」

「はっ! 現在、磁気嵐は急速に拡大しつつあります。手順に則り、数十基のレーザー通信基地用ドローンを発進させ、非常通信網を確立いたしました」

「そうか。で、オースブリンク巡査部長からの連絡はないか?」

「すでにレーザー通信経由で入っております。直ちにマリー殿と共に、第21路地に来られたし、との連絡でした」

「了解した。ウィスビー周辺に展開する駆逐艦に通信、人型重機、および哨戒機隊全機発進、避難民の保護と安全確保を行え、と」

「はっ!」


 このタイミングで怪異の出現とは、都合良すぎると思ったのは僕の考えすぎだろうか。まさに今、魔法少女の一人がここにいる。出現場所が特定できれば、すぐに対処できる、そういう条件が揃っていることになる。

 とはいえ、その偶然を最大限に活用させてもらう。僕は直ちに格納庫へと向かう。

 そこには、すでに0002号艦から来た哨戒機が到着し、僕の到着を待っていた。すぐに乗り込み、ハッチを閉めると、すぐに哨戒機は発進する。


「……ちょっと待て、どうしてリーナがここに?」


 そこには、魔剣を携えたリーナがいた。予想外の乗員に、僕は当人に尋ねる。


「何をいうか、このウィスビーという街の危機であろう。出向かねばならぬと、そう思ったまでだ」


 いや、リーナが出向かねばならない理由はないだろう。変なタイミングで、正義感に目覚めないでほしいな。

 まあいい、今さら引き返せないし、僕と同じく、遠くから眺めてればいいだろう。そう考え、あえて引き返すことはしなかった。

 上空からは、瘴気が集まる場所が見える。哨戒機はその場所に向かう。思った以上に、その瘴気は集まっていた。ということはそろそろ、怪異とやらが姿を表すはずだ。


「トランスファ!」


 それを察してか、マリーが機内で変身する僕の前に座ったまま変身するから、眩し過ぎる思いを喰らう。いや、光がというより、その過程で見せる姿に対してのことだが。

 窓の外を見る。場所は、川のすぐそばだ。前回、あの灼熱の怪異を倒した場所より、少し下流に当たる。



「ハッチ開ける」

「いや、姿を現してから出たほうがいい。少し待て」


 今にも飛び出しかねないロッズを引き止めつつ、僕らはその怪異の姿を現す瞬間を待つ。が、次の瞬間、瘴気が消えた。


「あれ? 瘴気が、消えた?」


 そこは人のいない、静かな場所になっていた。近くの空き地に哨戒機を着地させて、恐る恐る瘴気の消えた場所に近づく。


「あ、ヤブミ少将に、ロッズ」


 そこで僕らはオースブリンク巡査部長と、残り二人の魔法少女と合流する。


「あの、瘴気が消えたんですが、こんなことってあるんですか?」

「いや、今までにそんな例はなありません。というか、今もなお無線は使えません。ということは、怪異が何処かにいる、ということなのです」


 そう断言するオースブリンク巡査部長だが、人々のいないこのゴーストタウンと化したこの場所には、怪異などまるで見当たらない。

 静かだ。ここに怪異など、本当にいるのだろうか。そう思わせるほどの静けさに、僕は少し油断していた。

 その油断を突かれる。


『危ない!』


 そこに、デネット機が立ち塞がる。見上げると、川の水が溢れ出し、高潮のように噴き上げられてデネット機を覆い尽くそうとしていた。

 猛烈な蒸気が立ち昇る。デネット機のバリアに、あの高潮が弾き飛ばされたためだ。

 だがその液体は、不可思議な動きを見せる。デネット機に阻まれると、まるで逆再生された波のように、不自然な動きで川に帰っていく。

 それをみた僕は、確信する。あれは、怪異だ。液体化した怪異が、我々に襲いかかってきた。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 文字通り眼前で変身を目撃するとは、羨ましい(^q^) [気になる点] 今度は液体。高熱で蒸発、は対策されてるだろうな… [一言] マリーさんが四人目候補?(ノಠ益ಠ)ノ ヤブミ提督、ノブナ…
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