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#102 遭遇戦

「そんじゃ、またシェリルのやつを連れて、行ってくるわ」


 連日、レティシアたちはあの獣人を街に連れまわしている。かれこれもう、一週間ぶっ続けだ。当初はまるで機械人形のような感じの獣人であったが、今は少し、言葉を覚えつつ、街の文化にもなじみ始めたようだ。

 それはそれでいいことなのだが、そんなことがあの白い艦隊との間に何かをもたらしてくれるわけではない。もし、今、あの白い艦隊と遭遇したなら、戦闘は避けられない。


「そうは言いますが、一度、白い艦隊が放棄した星域を取り戻しに来たためしがありません。この先に続くワームホール帯をくぐらない限りは、我々は特にウラヌス側と戦闘に入ることはないのでは?」


 と、ヴァルモーテン少佐は分析する。が、それは今までがたまたまそうだったというだけで、これからもそうだという保証はない。


「……というわけだから、エルナンデス隊をワームホール帯の付近に駐留させて、警戒させる」

「それってつまり、エルナンデス准将をなるべく遠ざけたいからという思惑があるのではないのですか?」


 おい、ヴァルモーテン少佐よ。僕がそんな個人的感情だけで艦隊を動かすわけがないだろう。やつはあの通り気短い性格だが、それゆえに判断が早く、異変に即応しやすい。それゆえの人選だ。が、さすがにいち戦隊だけでは不安なため、戦艦キヨスを伴うステアーズ隊も後方に配置させておいた。


『おい、ヤブミ少将! どうして俺が最前線なんだ!』


 しかし、反抗期まっさかりのエルナンデス准将が、僕の命令に素直に応じるわけがない。直接通信で、いつものごとくその理由を求めてくる。


「我が艦隊で、もっとも即応性が高い戦隊が貴官の戦隊だからだ。それ以上でも、それ以下でもない」

『だったら、カンピオーニ隊でもいいではないか!』

「カンピオーニ隊はメルシエ隊と共に、この星域の調査に当たらせている。確かに即応性という点では、カンピオーニ隊も貴官の隊と同じく得意ではあるのだが……応じた後の対応が、いつも問題だからな」

『うむ、確かに』


 珍しく、あっさりと理解してくれた。カンピオーニ隊の暴虐武人、狂人ぶりを何度も目の当たりにしているからな。カンピオーニ隊独特のあの狂気じみた艦隊運動は、攻めには最適だが、守りの任務にはあまり向かない。メルシエ隊と共に行動させているのも、そのあたりを配慮してのことだ。

 ともかく、この星域にやつらを侵入させないことが、第一優先だ。


「今回は、ずいぶんとあっさり、命令を受け入れましたね」


 参謀長であるヴァルモーテン少佐にまでそういわれてしまう戦隊長って、本当に指揮官としてふさわしいのかと思うこともある。僕はこのひと言に、こう答えておいた。


「反抗期が、終わりに近づいているのだろうな」


 妙な言い草だ。しかし、その方がしっくりくるから仕方がない。どちらかといえば、僕のエルナンデス准将の扱い方が慣れてきたせいかも知れないな。

 聞けば、エルナンデス准将にも二人目がそろそろ生まれるらしいとのこと。ミズキとの間は、上手くいっているようだ。あの熱血漢と比べ、どちらかというと大人しい印象だったあのミズキがうまくやれているというのが、僕には不思議でならない。噂では、家庭内ではミズキの方が強いのだという。反抗期の息子を手懐ける母親といったところか。

 ところで、元々は第8艦隊の設立理由だった最新鋭艦の実験艦隊という位置付けが、今や未知星域の探索に移りつつある。一方で、他の艦隊にも徐々にではあるが、我が第8艦隊で実証された新鋭艦が導入されつつある。白い艦隊との戦いでは協力関係にある連盟側だが、やはり多くの宇宙では未だに「敵」だ。その劣勢を覆し、連盟側を屈服させて宇宙を統一するという目的のため、新型機関と持続砲撃の配備が着々と進みつつあるようだ。

 それにしても、戦いは終わらない。元をただせば我が地球(アース)001が地球(アース)003へ無謀にも総攻撃をかけたことがきっかけで、宇宙が二つに割れてしまった。

 それを再び、優位な武力をもって覆そうとしている。争いがなくなればそれでいいのだが、それはそれで再び高圧的な態度に出る者も地球(アース)001に現れるかもしれない。どちらかといえば、メルシエ准将は地球(アース)001至上主義だという。つまり、この宇宙は地球(アース)001が管理、運営すべきだという考え方だ。

 だが、僕はそうは思わない。おそらくそれをやろうとして失敗したのが、我々が「ウラヌス」と呼ぶ勢力だろう。それに逆らい、さらに人類を多くの星々に分散させて存続の道を選んだのが、クロノスとアポロンであった。

 が、その彼らの意思に反し、我々は彼らが築いた防御装置であったはずの「クロノス」を排除してしまった。そのおかげで、再び「ウラヌス」との戦いを強いられている。

 自身の宇宙ですら、連盟と連合という2つの勢力に分かれて戦う羽目になったというのに、それに加えて古代文明との戦いだ。おそらく彼らはこのサンサルバドル銀河で生まれて、その後、天の川銀河へと広がっていったのだろうが、まさかそんな結末になるなどとは思いもよらなかったはずだ。

 我が地球(アース)001が、宇宙に進出さえしなければ、こうはならなかっただろう。

 もっとも、その時は多くの者の運命が変わっていたことは疑いない。リーナは魔物の森でドラゴンに食われていただろうし、マツは城と共に討ち死にしていた。そんな彼女らは、なぜか僕と共に人生を歩んでいる。悪いことばかりではない。

 この先、もしもベターな選択肢があるとすれば、あの白い艦隊との意思疎通を図り、互いの不可侵領域を設定することだろうな。あちらの意図がわからないが、それさえ判明すれば、我々は彼らの領域を侵さないことを約束すればいい。もっとも、やつらの意図が我々の殲滅だというのなら、話は別だが。


「提督、どうされたのですか?」


 司令官席に座って思考を巡らせていた僕に、ヴァルモーテン少佐が話しかけてきた。よほど、深刻な顔をしていたらしい。僕は答える。


「たいしたことじゃない。白い艦隊が攻めてこられないようにできないかと、考えを巡らせていただけだ」

「そうですね。ただ、その場合は結局、連合と連盟とが撃ちあう宇宙に逆戻りするだけでしょうが」

「そちらの終わらせ方も、考えないといけないな。少なくとも、新鋭艦がより普及すれば、連盟とて支えきれなくなるのではないか?」

「どうでしょうね。歴史上、強大な勢力というものはいつかは滅びるものでございます。地球(アース)001とて、いつまでもその優位性を保てるというものでもないでしょう」


 と、ヴァルモーテン少佐は歴史上の事実を引き合いに、自身の出身星の未来を残酷に予測した。だが、それはおそらく真実となるだろう。あと何十年、何百年先か、分からないが。

 などと思考を巡らせていると、緊急通信が入ってきた。てっきり、エルナンデス隊かと思いきや、メルシエ准将からであった。


「当星系、第7惑星付近に艦影見ゆ、艦色は白。つまり白い艦隊が100隻、現れたとのことです」


 それを聞いた直後、この艦橋はにわかに慌ただしくなる。


「総員、戦闘配備。第7惑星付近に直行する」


 ところが、今度はエルナンデス准将から連絡が入る。


『ヤブミ少将! こっちからも現れたぞ!』

「なんだと!? 数は!」

『およそ3000、まだ増え続けている!』


 2箇所で同時に白い艦隊が現れた。それも、こちらを大きく上回る数だ。ただでさえ第8艦隊全軍で当たらなければならない相手が現れたというのに、敵は二手に分かれて存在する。

 このまま、2つを同時に相手せざるを得ないのか?

 いや、それはダメだ。


「エルナンデス隊、ステアーズ隊に連絡、直ちに第7惑星付近へ集結せよ、と」


 僕は、決断を下す。すぐさま、通信士が僕の命令を2隊に伝達する。

 すると、反抗期真っ盛りなやつがやはり反論してきた。


『おい! こっちはすでに3000隻を超える艦隊だぞ! たかが100隻を相手にしてどうする!?』

「なればこそだ、その100隻の方が、地球(アース)1054に近い。まずはこの少数を撃破する。そうなれば、3000隻超の白い艦隊もこちらに向かわざるを得ないだろう」


 100隻を相手にすれば、あの白い艦隊の主力は必ず第7惑星へと向かってくる。2倍の敵ではあるが、我々には持続砲撃がある。まずは100隻へ攻撃を仕掛け、それを餌に主力を呼び寄せ、最終的にはこちらも叩く。それが、僕の描いた作戦だ。

 いちいち反抗期の戦隊長などの言うことなど、聞いている場合ではない。たった100隻でも、飛行船しか持たないあの星に突入されればどうなるか分からない。目先の憂いを絶ち、さらにそれをおとりに主力を引き付ける。一石二鳥な作戦だ。

 もっとも、その主力がすでに我が艦隊の3倍以上というのが問題ではあるが。


「まもなく、第7惑星到達!」


 その間にも我が戦隊、すなわちワン准将率いるワン隊は、その100隻がいるという第7惑星へと到達しつつあった。すでにカンピオーニ隊が、その100隻に向けて攻撃を仕掛けていた。


『ヒャッハーッ! 100隻なんぞ、ケツ拭く艦隊にもなりゃしねえってのによ!』


 この通り、いつも通り、いやそれ以上の狂気に満ち溢れた戦隊だ。が、200隻からの攻撃のわりに、その半分の艦隊に当たらない。

 いや、普通に戦えよ。なんで半数の敵を相手にわざわざ暴れ回って攻撃を仕掛けるんだ。ましてや、メルシエ隊も……

 いや、いない。メルシエ隊がいない。おかしい、カンピオーニ隊と行動を共にしていたはずだ。むしろ、カンピオーニ隊の抑え役を期待していた。にもかかわらず、メルシエ隊がいない。


「カンピオーニ隊へ連絡だ。ワン隊および戦艦オオスで攻撃する。邪魔だからそこをどけと……」


 そう、僕が通信士に言いかけた、その時だ。突然、強烈な砲撃が、第7惑星表面から放たれた。

 それが持続砲撃であることは分かる。つまり、それが我が艦隊の艦艇であることを示している。

 その持続砲撃が、白い艦隊100隻を捉える。あっという間に、その100隻は全滅した。


「メルシエ准将より電文! カンピオーニ隊をおとりに、白い艦隊を殲滅せり、以上です!」


 ああ、そういうことか。カンピオーニ隊のあの狂気じみた艦隊運動は、むしろ100隻の目を引き付けるための陽動だったのか。そこをメルシエ隊が、ガス惑星である第7惑星の表面近くから一気に狙い撃ちした。

 ガス惑星表面付近は、その惑星から漏れ出るガス物質のおかげでレーダーで捉えにくい。それを利用したメルシエ隊の攻撃、いかにもメルシエ准将らしい戦い方だ。

 が、これがかえって、白い艦隊主力を引き付ける羽目になった。


「白い艦隊は、総数6000隻まで増加。ここ第7惑星に迫りつつあります。到着まで、あと1時間」

「そうか。エルナンデス隊、ステアーズ隊は?」

「まもなく、到着いたします」


 我が第8艦隊は集結しつつある。だが、全部合わせてもせいぜい1000隻。一方の敵は、2.5倍の数がいる。

 だが、それでも僕には勝てる自信がある。

 要するに、だ。メルシエ隊が今、やってみせたことを、艦隊規模でやってのければいい。


◇◇◇


 街中で、戦闘態勢の報が入る。足早に客が去り、客がいなくなった店から閉店し始める。


「こりゃあ、なんかきやがったな」

「ああ、そうだな」


 レティシア殿、リーナ殿がつぶやく。


「慌てるでない。いつも通りならば、街中の警報から戦闘までは、1時間くらいはあるじゃろう」


 そう言うマツ殿は、少し身重な身体で立ち上がると、街のホテル側へと向かう。


「俺は先に行くぜ。久しぶりに、招集がかかるかもしれねえからな」


 そう言うと、レティシア殿は走ってホテル方向へと向かう。


「何が、始まるんですか?」


 私はリーナ殿に尋ねる。マツ殿と並び歩きながら、私にこう告げる。


「戦闘だよ。おそらくは、白い艦隊との、な」


 白い艦隊。それは、ウラヌスとマリカ少佐が呼んでいた、あの謎の艦隊のことだ。

 そして、その艦隊から来たというシェリルという獣人が、私の後ろでアマラ兵曹長と共にホテル方向へと向かう。まさか、味方がこちらに向かってきているなど、夢にも思うまい。


「ケー バイラヘーコー チャ ヨー!?」

(なんだ、なにが起きている!?)

「ラダーイーム スル フンチャ」

(戦闘が、始まるんです)


 それを聞いたシェリルは突然、いきり立つ。急に走り出すが、立ち止まってアマラ兵曹長に尋ねる。


「バンドゥカ コーター カハーン チャ?? エージェンシー!?」

(砲術部屋はどこだ!? それと、機関室は!?)

「ティミーレー ラドヌ パルダイナ!」

(あなたは、戦わなくてもいいのですよ!)

「キナ? ラドネー コーヒー パニ ナフネー クナイ サンバーウナー チャイナ」

(なぜだ? 戦わぬ者など、いるはずがない)


 会話の中身は分からないが、おそらくこの男は戦いを求めている。マリカ少佐が、戦闘奴隷だと言っていた。つまり、戦闘をするために「作られた」種族なのだという。

 おそらくではあるが、アマラ兵曹長も本来は「戦闘奴隷」だったらしい。が、長らく戦いの場から離れているうちに、原始的な生活を始め、文明をはぐくみ続けた。その結果、戦闘民族ではなくなったのではないか、と言っていた。

 この犬猫のような耳や尻尾を持つ不思議な民族は、戦うために生み出された。そんな恐ろしい民族がはるか昔に生み出され、未だに戦いを続けていること自体に驚きを隠せない。


「ラダクハルー カハーン チャン、バンドゥカダリーハルー カハーン チャン!?」

(戦闘員はどこだ、砲術士は!?)

「ティヤサイレー タパーインレー ラドヌ パルダイナ!」

(だから、あなたは戦わなくていいんです!)

「ティミー ケー バンダイ チャウ! ラダーイーム スル フネーチャ!?」

(何を言っている! 戦いが始まるのであろう!?)


 とまあ、がたいのいい獣人が騒ぎ始めたため、周囲の警備員まで動き出した。アマラ兵曹長も何とか抑えようとするが、結果的に4人の警備員に抱えられて連れていかれてしまう。

 ……いけない、戦闘が始まるならば、それを見届けなければならない。私はホテルの方へと急ぎ、艦橋につながるエレベーターへと急いだ。


◇◇◇


「敵艦隊、50万キロ! 十字陣形で接近中!」


 白い艦隊特有の戦闘陣形で、我が艦隊へと迫りつつある。が、我が艦隊といっても、捉えているのはカンピオーニ隊のみのはずだ。


『ヒャッハー! 今度は烏合の衆が相手だぜ!』


 200隻のカンピオーニ隊が、6000隻の白い艦隊の前で暴れ出す。

 が、さすがに相手の数が多すぎる。


「カンピオーニ隊のおとり役の時間を、できるだけ短縮しなければならないな。と、その前に……」

「はっ」

「例の手順を、踏まなくてはならない」


 そう、白い艦隊は、宣戦布告された相手ではない。だから、戦いの前には必ず停戦勧告を出すことになっている。


地球(アース)001、第8艦隊より通告する! 我が艦隊は、貴艦隊との戦闘の意思はない! なお、この星域は我が連合側に属する、撤退を求める!」


 もっとも、毎回この通告を聞き入れられた試しがない。白い艦隊は戦闘陣形のまま、前進を続ける。もとより、こうなることは想定内だ。


「ウィッチーズに伝達、特殊砲撃、用意!」


 それを聞いたレティシア殿が、声を上げる。


「うっしゃぁ! そんじゃカズキ、機関室へ向かうぜ!」

「ああ、頼んだ」

「ひつまぶしのウナギみてえに、こんがり焼き上げてやらぁな!」


 ウナギじゃないんだから、こんがり焼き上げるという表現はおかしいだろう。どちらかといえば、形も残らないよう蒸発させる、というのが正しい表現だ。

 と、その時、僕はある問題に気づく。

 それは、敵が十字の陣形を組んでいることだ。

 これが、我々のよく使う横陣形ならば、この艦の主砲を一筆書きで横一線に描いてやれば、4000隻程度ならば、全滅させることも可能だろう。

 が、十字は厄介だ。一筆書きができない。

 相手は6倍もの敵だ。そして、この艦の特殊砲撃が使えるのは一度切り。2射目を撃つことも可能だが、今回は無理だ。

 というのも、今度が5度目の砲撃だ。砲身寿命を迎えつつある。6度目を打つと、砲身自体が破損し、最悪の場合、艦が爆発するかもしれない。だから、2度目の砲撃はできない。

 我が艦隊には10隻に1隻、特殊砲撃艦がいる。全部で100隻。ただし、彼らの砲撃の持続時間は4秒と短い。また、砲撃時には敵が見えなくなる。敵の殺気を読み、姿を捉えずして狙い撃ちできる、そんなカテリーナと同じ能力を持つ者は、その内の10隻しかいない。

 我が艦隊が一斉砲撃しても、過去の実績からも2500隻を沈めるのが精一杯だ。とても6000隻など、相手にできない。

 せめて横陣形ならばなんとかなったのだが……


「ともかく、砲撃管制室へ向かう。もっとも敵を効率的に砲撃する方法を、考えねば」

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