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不登校になったときに親ができること  作者: LRI
第1章 小学校編
7/12

出席扱いと通学証明書の発行 依頼文 様式

登校できない日が続くようになった一時期、外出を予定しても、出かけられない日が多いことから、ICTを活用した学習ができるネットスクールを探し、「自宅で学ぶ小・中学生のためのネットスクール クラスジャパン小中学園 に資料請求をしました。

その資料の中に、

・令和元年10月25日付元文科初第698号による文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」を印刷したもの

・在籍校への「出席扱い等に関する依頼書」

がありました。

文部科学省の通知は、不登校を容認するもので、心の支えとなりました。


文章で在籍校に出席扱いを申し込めばよい!という発想が私にはなかったので、目から鱗が落ちました。

「クラスジャパン小中学園」からは、在籍校に対して、保護者を支える立場として、出席扱いを認められるまでのサポートが得られそうです。

わが家が「クラスジャパン小中学園」を申し込んでいない理由は、不登校で気力が落ち込んでいるので、環境の変化を避け、普段通っている放課後等デイサービスがフリースクールを併用していることを幸いとして、慣れた所に通うこととしたためです。


在籍校には、「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」を根拠に、「フリースクールに通うことを出席扱いしてほしい」と7月上旬から連絡帳や口頭で何度かお願いしました。しかし、「出席扱いとします」という明確な回答が学校からありませんでした。


ここで、あきらめてしまう方は多いと思います。私もどうしたら良いのかわからなくなりかけていました。

しかし、「クラスジャパン小中学園」からいただいた在籍校への「出席扱い等に関する依頼書」を元に、在籍校あてに依頼文書を私も作成し、提出することにしました。

在籍校に求めたい内容は、

・出席扱い、

・フリースクールへの通学証明書の発行

でしたので、依頼すると共に、文書の下部に「出席扱いと認めた日」不登校児向け「実習用通学定期乗車券発売申込書を公共交通機関に提出した日」「公共交通機関からの承認日」を記載する欄を作成し、どこで手続きが止まっているかわかるようにしました。


出席扱いと通学証明書の発行 依頼文 様式

***

令和2年7月20日

小学校 校長 殿

不登校児童生徒における出席扱い等について(依頼)

 令和元年10月25日付け元文科初第698号「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」に基づき、不登校児童生徒の円滑な学校復帰が可能となるように、個別指導等の適切な支援を実施している下記学校外の民間施設において相談指導を受けることとしたい。当該施設から月1回提出される学習活動報告書(仮の名称)を元に(1)下記生徒に対して指導要録上出席と扱い、その成果を評価に反映いただきますようお願いいたします。

 また、平成5年3月19日付け初中30「登校拒否児童生徒が学校外の公的機関等に通所する場合の通学定期乗車券制度の適用について」及び平成21年3月27日付け「不登校児童生徒が学校外の公的機関等に通所する場合の通学定期乗車券制度の適用について(通知)」に基づき、出席扱いと認めていただいた民間施設への通所にあたり、(2)学校から鉄道会社へ「実習用通学定期乗車券発売申込書」を申請する、(3)鉄道会社から(2)の承認通知に記載されている承認番号を記載した通学証明書を当該生徒あてに発行する(4)本依頼文の「学校使用欄」に追記し、その写しを(3)と共に当該生徒あてに送付する

以上(1)~(4)につきまして、対応いただきますよう、お願い申し上げます。

1 学校外の民間施設 フリースクール

(運営)法人名

TEL:

FAX:

実習先最寄駅:駅


2 不登校児童生徒:生徒氏名

保護者氏名: 印

住所

TEL

FAX

Mail

現住所最寄駅:駅


学校使用欄

出席扱いと認めた日実習用通学定期乗車券発売

申込書を鉄道会社へ申請した日鉄道会社からの

承認日

R2年  月  日R2年  月  日R2年  月  日

***

「本がなければ作ればいい」という「本好きの下剋上」のキャッチフレーズのように、

「出席扱い依頼文がなければ作ればいい」と思って、作りました。夏休み前の2020年7月20日依頼文を、フリースクールと学校が同席している場で提出し、

・2学期が始まるまでに出席扱いを認めてほしいこと、

・金銭的な負担を軽減する実習用定期券発行用の通学証明書の発行

を学校に依頼しました。

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