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勇気の『恋』  作者: マクロF
5/5

写真集

志音(しおん)『女と言えば『胸』なのに、何で『まな板』なんだろうか……可哀想な奴だなと何時も思ってたんだよな……。』


勇気(ゆうき)『嫌、まだ中学生やし……』


志音(しおん)『永遠の0だよね……それ。A-(マイナス)』


此奴……。

次から次へと……


そして、私の怒りはとうとう爆発してしまった。


因みに、その時は授業中だったので、

先生に『(うるさ)い』と注意を受けて2人して、廊下に立たされた。


勇気(ゆうき)『なんで私が……、、最悪。』


と呟く私の隣には何処から、隠し持ってたのだろうか……。


本を取り出して熱心に読んでいた。


こいつの事なので写真集でも読んでるのかと呆れていた。


しかし、それは大きな間違えだった。


勇気(ゆうき)『何それ……』


彼が見ていたのは、スポーツ雑誌


何で……こんな奴が……?

そう思った。


志音(しおん)『俺、負けず嫌いなんだよね……だから、先輩を負かすんが、今の目標。』


勇気(ゆうき)『は?』


志音(しおん)『まぁ、見てろよ。まな板女』


彼の目は輝いていた。一瞬だけだったけど。

それは、『希望』に満ちた目だった。



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