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暴かれる正体とモロコシ

「もう、弁慶が、長刀を飛ばしてくれなかったら

今頃私、崖の下だったんだから」

娘はむくれながら

トウモロコシを

村長の家で、貪っていた

「そうだ、だから俺にも、モロコシを」

背後で声がしたが

金色の髪を持つ男は

それを無視する形で

前にある囲炉裏に、しょうゆを垂らしたモロコシを、並べた

「しかし、ただの自然現象だったとはね」

娘は、頬に、トウモロコシの破片を、付けながら、また一つ囲炉裏から取る

「ああ、どうも、わしもおかしいとは思ったが

、お前が飛ばされて、その正体がわかった」

「・・・・しかし、これで、妖怪退治の料金は、この山のようなモロコシに変わってしまったけだ」

ため息を付く男と

それを気にしない娘

「でも、村長がやられちゃったことにすれば・・・」

聞き耳を立てていた、村長は、ふすまの向こうで、逃げる算段をするのであった

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