世界観や種族
TRPGっぽい設定。
世界観
この世界には人間は勿論、魔族、森人、山人、小人、獣人、亜人、蛮族、魔獣、魔物と言った沢山の種族が存在する。
これは人間が大雑把な区別の仕方をしているので実際にはもっと多くの種類の種族が居る。
そしてもっと大まかに分けるとするなら魔族と人族(魔族に属さず人間側に数えられる種族達)に分けられる。
大体の種族は基本的に自分達の領地があり、その地を中心に暮らしている。
種族
1.人間
世界の大半を占める種族。
個々の力は弱いが、人間は生きる事と学ぶ事に非常に貪欲で、
多種族の知識や技術を吸収してしまう事に長けている。
他種族よりも寿命が短い。
2.魔族
個々の力は他の種族の追随を許さない、個対個であるなら最強の種族。
魔族が魔族と呼ばれる所以はその強い魔力にある。
更に一部の力を持った上級魔族は魔力の込められていない物理的な攻撃を通さない身体を持つようになります。
見た目は人間とほぼ変わらないが、寿命も長く、老いは殆ど無い。
3.森人〈エルフ〉
豊かな森に住む種族。
特徴を端的に述べるなら、目が良く耳が長く背が高く、素早いが力が無いのが特徴。
人間よりも強い魔力を持ち、かなりの長寿。
先天的な能力として精霊の声が聞こえる。
比較的に温厚な種族だが自然を守る為なら戦いも辞さない。
自然を大事にしない山人〈ドワーフ〉とは仲が悪い。
4.山人〈ドワーフ〉
山岳地帯を好んで住む種族。
手先が器用で鉱石細工等が得意で魔導機械等を作らせれば右に出る種族は殆ど居ない。
姿格好は人間に酷似しているが、基本的に背が低く、腕や脚が太く、筋力はあるが瞬発力は無く俊敏とは言えない。
魔力は人間程度で人間よりも寿命が長くエルフより短い。
職人気質な者が多く、最近では新たな技術として魔導工学が発展しており、魔導銃や魔導機械兵等の生産に成功している。
自然を開発する為、森人〈エルフ〉とは仲が悪い。
5.小人〈コロポックル〉
世界の1割程度の人口を占める種族。
人間の子供のような外見をしているが、見た目以上の年齢の事が多いのが特徴。大体人間の半分ぐらいの身長。
見た目に反して身体能力が高く、更に矮躯の所為で小回りが利き、非常に俊敏で力も強い。
種族的に魔力は持っていないが、その代わりに魔法抵抗は高い。
寿命は人間より長い程度、老いはあるが人間ほどではない。
6.獣人〈セリアン〉
知性とプライドが高く滅多に姿を現さない為、少数種族と言われている。
人型ではあるが頭の上に耳があったり体毛が濃い為、見た目で直ぐに分かる。
セリアンは須らく力が強く、瞬発力を持ち合わせており、身体能力は高い。
人間の寿命よりやや長いが、老化が早い。
顔が人間と酷似している者も居れば、顔が獣に近しくなっている者も居る。
7.亜人〈デミヒューマン〉
人型をした人とは違う特徴を持つ人族。
魚人〈マーマン〉、鳥人〈ガルーダ〉、竜人〈ドラゴニュート〉等の多数の種族の呼称。獣人もこの中に含まれる。
それぞれ体の一部がはっきりと人間とは違っており、人間と見間違える事はない。
平均的な能力の人間とは違い、それぞれの特徴が突出している。
人間の寿命よりやや長いが、老化が早い。
8.蛮族〈バーバリアン〉
ゴブリンやオーク、トロール等の言葉が通じない、人間に敵意を持っている種族を全て蛮族と指す。人間の次に数の多い種族。
魔物とは違い人型なので人族の言語を習得して変身魔法などを使って人族に混じる事も出来るが蛮族の特徴とも言える角は消す事が出来ない為、物理的に隠さなければならない。
知能は高い方ではないが、何の技能も持たない人間より強い力を持っている。
寿命は人間同程度、老いもある。
9.幻獣、精霊
ドラゴンやグリフォン等の高い知性を持つ獣や霊を指す。
希少な種族で警戒心が高い為、早々に人前に姿を現す事が無い。
10.魔物、魔獣
人型でもなく亜人でもない、その他の生物達の事を指す。
知性を持っている者から持っていない者まで種類は様々居る。
その他の動物も魔物に該当するが、分類的には人間に害を成さない物を動物と呼んでいる。