表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

ROUND2

 

 応接室に入り着席して始まったのが俺の食事‥‥

 

 の、予定なのになぁ

 

 「・・・冴子さん?伸びる前に食べたいんだけど。」

 「却下します。」

 

 食事に君の許可が要るのかね!?

 凝視されて要れば食事ができ無いと、私は言いたいのだよ!!

 

 「・・・伸びちゃうと‥‥不味いでしょ」

 「お似合いでしょ?」

 

 《女帝、優雅にコーヒーを飲む。》

 

 うおッ!変な新聞記事が見えた!?

 あんなの見ちまったら慎重に聞かねぇとな!、次はバカ丁寧に聞くか‥‥

 

 「ねぇ〜、冴子くん?僕が、君に、何かしたかな?」

 

 俺が作りとは言え笑顔で、言葉を区切っては指でさして

 しかも!、冴子の方は手を広げてまで聞いたんだ、答えろよ!!

 

 「問題点を3つ治せば答えて上げましょう。」

 「・・・伸びた麺を食べます‥ッなぬ!」

 

 もう、伸びてる!?

 

 「対面席の冴子さん、対面席の冴子さ〜ん、解説をお願いしまーす!」

 「はい、こちら解説の冴子です。それは私が仕組みましたねぇ、それではカップ麺の龍太郎さんにお返ししまーす。」

 

 解説をありがとう。

 それで、納得できるかい!?

 

 だけど、今回は珍しく冴子がノってくれたしな

 言う程悪い気はしてないよ☆

 

 「たまに、ノリ良いよね?」

 「龍太郎の下で働いていますから。」

 

 それって、軽く失礼じゃね?

 

 「龍太郎からはノリで生きて要る気が多々と感じますしね。」

 

 貴女の上司ですみましたぁぁぁ!!

 其所は否定できませぇぇぇん!!

 

 「何故、ここで働いて要るのか私にも疑問ですよ。」

 

 ・・・溜め息混じりで上司の愚痴はそろそろ終わってくんないかなぁ〜?

 その、愚痴の相手は目の前に居るの判ってるっしょ?

 

 「仕事の話ですが」

 「意気なり話が変わったな!」

 「龍太郎に愚痴を言っても顔色一つ変えませんからね‥‥つまらない。」

 

 あー成る程ね、頭を下げないで要るのが其処まで腹立つ訳ではないのか‥‥

 代わりに、つまらんってなんじゃい!!

 

 「では、仕事の内容ですが」

 「ネコでも捜すのか?」

 

 探偵の仕事は八割ぐらいは泥々としてるかんな

 たまには、子供の飼っているペット捜査でもして子供の笑顔で‥‥微笑たい。

 

 

 ・・・親御さんとの金額交渉で殺伐とするのは女帝に任せよ。

 

 

 「何やら夢を見ている様ですが微笑は有りませんよ。」

 「何故、判った!?」

 

 実はエスパー?

 

 「そんな、腑抜けた顔すれば直ぐに判ります。」

 

 はっずれ〜♪

 

 って!誰が腑抜け面じゃ!!

 

 「普段はポーカーフェイスな癖に何故?」

 「愛ある時に顔色が変わらないのは、流石につまんねぇだろ?」

 「・・・はぁ〜」

 

 うわぁッ!?無表情で溜息とか、つまらん通り越してコワッ!!

 

 「つまらない話より仕事の話ですが」

 「何時も切り込むね」

 「話の腰をこれ以上折らないで下さい‥‥次に折られたら腰を折る。」

 

 だからね、君は無表情過ぎなんだよ

 さっきも俺に聞こえる様に呟いたけどさ

 

 恐すぎですからね!!

 表情が無いとマジで恐いって昔に言ったでしょーがぁぁ!!

 

 「聞いてますか?」

 「誰も手を出して無いんでしょ?やらねぇよ、怪しくて誰も手が出さないのバレバレでしょうが?」

 

 ガードねぇ?、一応は資料に目を通しておく‥‥‥‥はい?

 

 「なんじゃこりゃぁぁぁあ!!」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ