ROUND2
応接室に入り着席して始まったのが俺の食事‥‥
の、予定なのになぁ
「・・・冴子さん?伸びる前に食べたいんだけど。」
「却下します。」
食事に君の許可が要るのかね!?
凝視されて要れば食事ができ無いと、私は言いたいのだよ!!
「・・・伸びちゃうと‥‥不味いでしょ」
「お似合いでしょ?」
《女帝、優雅にコーヒーを飲む。》
うおッ!変な新聞記事が見えた!?
あんなの見ちまったら慎重に聞かねぇとな!、次はバカ丁寧に聞くか‥‥
「ねぇ〜、冴子くん?僕が、君に、何かしたかな?」
俺が作りとは言え笑顔で、言葉を区切っては指でさして
しかも!、冴子の方は手を広げてまで聞いたんだ、答えろよ!!
「問題点を3つ治せば答えて上げましょう。」
「・・・伸びた麺を食べます‥ッなぬ!」
もう、伸びてる!?
「対面席の冴子さん、対面席の冴子さ〜ん、解説をお願いしまーす!」
「はい、こちら解説の冴子です。それは私が仕組みましたねぇ、それではカップ麺の龍太郎さんにお返ししまーす。」
解説をありがとう。
それで、納得できるかい!?
だけど、今回は珍しく冴子がノってくれたしな
言う程悪い気はしてないよ☆
「たまに、ノリ良いよね?」
「龍太郎の下で働いていますから。」
それって、軽く失礼じゃね?
「龍太郎からはノリで生きて要る気が多々と感じますしね。」
貴女の上司ですみましたぁぁぁ!!
其所は否定できませぇぇぇん!!
「何故、ここで働いて要るのか私にも疑問ですよ。」
・・・溜め息混じりで上司の愚痴はそろそろ終わってくんないかなぁ〜?
その、愚痴の相手は目の前に居るの判ってるっしょ?
「仕事の話ですが」
「意気なり話が変わったな!」
「龍太郎に愚痴を言っても顔色一つ変えませんからね‥‥つまらない。」
あー成る程ね、頭を下げないで要るのが其処まで腹立つ訳ではないのか‥‥
代わりに、つまらんってなんじゃい!!
「では、仕事の内容ですが」
「ネコでも捜すのか?」
探偵の仕事は八割ぐらいは泥々としてるかんな
たまには、子供の飼っているペット捜査でもして子供の笑顔で‥‥微笑たい。
・・・親御さんとの金額交渉で殺伐とするのは女帝に任せよ。
「何やら夢を見ている様ですが微笑は有りませんよ。」
「何故、判った!?」
実はエスパー?
「そんな、腑抜けた顔すれば直ぐに判ります。」
はっずれ〜♪
って!誰が腑抜け面じゃ!!
「普段はポーカーフェイスな癖に何故?」
「愛ある時に顔色が変わらないのは、流石につまんねぇだろ?」
「・・・はぁ〜」
うわぁッ!?無表情で溜息とか、つまらん通り越してコワッ!!
「つまらない話より仕事の話ですが」
「何時も切り込むね」
「話の腰をこれ以上折らないで下さい‥‥次に折られたら腰を折る。」
だからね、君は無表情過ぎなんだよ
さっきも俺に聞こえる様に呟いたけどさ
恐すぎですからね!!
表情が無いとマジで恐いって昔に言ったでしょーがぁぁ!!
「聞いてますか?」
「誰も手を出して無いんでしょ?やらねぇよ、怪しくて誰も手が出さないのバレバレでしょうが?」
ガードねぇ?、一応は資料に目を通しておく‥‥‥‥はい?
「なんじゃこりゃぁぁぁあ!!」