高級自転車レンタル業
掲載日:2025/12/30
高級自転車のシェアリングサービス『ロイヤルリッチ・ロードバイク』は、百万円以上の値段が相場のロードバイクを所有者から預かり、希望者にレンタルするビジネスだ。ブランド品の自転車を預託したユーザーにはレンタルされていなくとも預託使用料が支払われると謳われていたホームページを見て、なろう氏(仮名)は持っていたロードバイクを『ロイヤルリッチ・ロードバイク』に預けた。だが、毎月支払われるはずのレンタル料が口座に入金されたのは最初の月だけで、それ以降の支払いはなかった。なろう氏は自分の自転車を返してもらおうと思い店に連絡したが、LINEもメールも電話も返信が戻って来ない。不安になった彼が警察に届け出を考えた頃、ニュースで『ロイヤルリッチ・ロードバイク』の経営者に業務上横領と詐欺の容疑で逮捕状が出たことを知った。
経営者は嘘の広告で高級自転車を集め、それを転売していたのだった。捜査関係者によると、サービス開始直後から自転車操業を続けていたが、とうとう資金が底を突き、預かっていた客のロードバイクを売り払うようになったとのことだった。
なろう氏は警察に被害届を出した。しかし、彼のロードバイクは既に売り払われた後だった。経営者は国外逃亡し、今も捕まっていない。




