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【プロットタイプ】的にはハマらない

作者: 秋暁秋季
掲載日:2025/08/30

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

土地が影響してそうだな。

土地によって、特色がえげつなく出るから。

私も勿論人間である為、好みが存在する。中でも顕著に感じるのは、行き付けの喫茶店、一度しか行かない喫茶店だろう。

誤解して欲しくないのは、別に一度しか行かない喫茶店が悪いという訳ではないと言うこと。ただ些細な拘りがあって、縁があって、足が遠のいてしまうというものだ。


とある日の日常。純喫茶巡りを趣味とする同居人に連れられ、老舗の喫茶店を訪れた。地下へと続くステンドグラス。天井に幾つもぶら下がったシャンデリア。それだけで異界入りしたかの様な空気があった。

「いらっしゃいませ〜」

髪は鮮やかな金色。盛りを重ねたヘアスタイル。原宿や新宿でアパレル業を営んでいる様な女性が挨拶をする。どうやら店員の一人の様だった。

鏡花は笑顔で二本の指を立てると、お決まりのハイトーンを飛ばす。

「二名で」

案内されたのは、四名掛けの席だった。植物模様が描かれたソファは何処までも沈んで行くほど柔らかく、腰を上げるのが億劫になる。

部屋に響き渡るのは、舞踏会で流れる様なクラシックだった。機械の調子が悪いのか、途切れ途切れ音を運ぶ。それを補う様に、数多の若い女性達の華が咲いた声が聞こえてくる。この鮮やかで、華やかな空間からは少し浮くような空気感。この街の様な、夜の街の様な、歪さがあった。

目に入ったケーキセットを注文し、店の内装を見回すついでに鏡花の顔を一瞥する。俺が話し掛けて居ないせいか、無表情だった。何かを思案する様に、伏し目がちになり、タッチペンをくるくると回す。

「う〜ん……煙草の匂いは今少し強めが好みかなぁ」

困った様な顔だった。眉が歪に折れ曲がり、目は垂れ下がりながらも、口はへの字に曲がる。

鏡花は狂人ではあるが、マナーは弁えている。率直に言う必要性が無い場合には、牙を剥く事は殆どない。

「肺が痛くなる程、強烈な副流煙が欲しいかなぁ」

ただそれだけ。それだけを述べて、舌なめずりをした。

あまり好みでは無い様だった。明確に改善策を提示する程の事ではない。ただ思っていた、好みとは今少しズレている。ただそれだけの事の様だった。

そうして食事を終えたあと、鏡花は徐に口を開く。

「やっぱ土地との縁は出てくるね。ハマる時は芋ずる式だけど、ハマらない時はどれだけ探しても駄目。探すなら、本の街かなぁ」

ケーキも珈琲も美味しいです。

珈琲カップも類を見ない程凝ってます。

店員さんも丁寧で明るいです。

空気も豪奢で華やかです。

でも、ここではない。私が居座れるのはここではない。


ある意味、私の好きな街の空気がそのまま出てます。

清濁を合わせ飲んでくれる。

派手な人も、大人しい人も隔てない。

誰でも歓迎してくれる。

ただそのピントが今少し合わなかった。それだけの事。


純喫茶で酒類の提供は一切ないのに、夜の街の用。

不思議な街。不思議な純喫茶。とても面白い。


これだけだと批判だけになるので、ケーキと珈琲の感想でも。


珈琲は苦手と酸味が半々。重くない。しつこくない。

体感的な話ですが、苦手な方でも行けそう。

ケーキはレモンタルト。

上から生クリーム、レモンクリーム、クッキー生地。

このレモンクリームが良い仕事をしていて、確かに甘い。甘いけど、酸味があって爽やか。

あとクッキー生地ほろほろ柔らか。


珈琲カップがねぇ、可愛いんですよ。

与える印象は西洋風。

けれどもよくよく見てみると、日本の城とか、橋とか掛かってて、日本風。

飲みきると、底にも絵柄が書いてある。可愛い。


店員さんも明るいです。

ヲタクに優しいギャルって感じの方々。

(ラーメン屋で働く方々も、礼儀正しいギャルの方が多いのですが、同じ空気を感じます。

出入りドアのボタン押してくれるし、出る時、最後深々とお辞儀して下さる)


思っていた以上に煙草の匂いが軽いのが無念(・ω・ )

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