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仁以千絵君へ                        一九九二年八月三一日

仁以千絵君はものをよく(かんが)える(ひと)なのですね。でももっと(こころ)をひらいたほうがいいとおもいます。ものをとられてうそをつかれたら、「うそつかないで」と()った(ほう)()かったと(おも)います。仁以千絵君のお友達(ともだち)のせいいち君には、仁以千絵君が言うことをきくかどうかよりも、自分(じぶん)の言う(こと)(しん)じるかどうかということの方が大事(だいじ)だと思います。仁以千絵君の手紙(てがみ)をお父さんに見せると仁以千絵君は「あたまがよいから、ないこうてきになりがちで、あいじょうぶそくなせいで、ぷらいどがたかい」と言っていました。ぼくにはその意味(いみ)はなんとなくしかわからなかったけれども。また手紙を下さい。ぼくは仁以千絵君が()きなので仁以千絵君をばかにしません。ぼくたちはずっとお友達でいましょう。

                                    圭太より


ps.仁以千絵君がようちえんじだということを(わす)れていました。今日(きょう)からふりがなをふります。きづかなくてごめんね。



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