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第57話 謎の男

前回の粗すぎるあらすじ

かなではじめ、ドラゴンと出会い、別れる。

以上!

皆さん!お久しぶりのキャンドルです!

更新全然なかったですけど消えてませんよ!

反省はしてます。ごめんなさい。

さてさて、それでは本編をどうぞ!


建太(けんた)達はテルカイアへ向かうべく一度パンシンに戻ってきた。

しかし街が何やら騒がしい。

建太(けんた)達は騒ぎの大きな西門の方へと向かった。

すると西門が破壊され魔物が押し押せて来ている。

そこには先日世話になった憲兵の姿もあった。

建太(けんた)はその憲兵に事情を聞いた。


憲兵

「突然魔物共が街に攻めて来たんだ!君たちも早く逃げなさい!」

見渡すと冒険者や憲兵と思しき人達と魔物が戦っていたり、辺りに倒れている。


憲兵

「我々も必死に食い止めているのだがいつまでもつか…」

そう言ってる間にもゴブリンやオーガー、ゴーレムと言った魔物達が次から次へと進行してくる。


建太(けんた)

「俺も戦います」


建太(けんた)の発言を憲兵は制止する


憲兵

「駄目だ!一般人を戦闘に巻き込むわけにはいかない!」

憲兵の言葉に対して建太(けんた)は近くにいたゴブリンに雷を落として倒して見せた。


憲兵

「君はスキルホルダーだったのか!?ならば心強い、是非手を貸していただけないだろうか!」

憲兵は建太(けんた)がスキルホルダーだと知ると途端に手のひらを返し協力を求めてきた。

建太(けんた)は素直に憲兵に協力し、(あんず)も地の魔法で加勢し、雄騎(ゆうき)もハンドガンを取り出し応戦する。


憲兵

「君たちは2人もスキルホルダーだったのか!?それにその武器は?」


雄騎(ゆうき)

「ハンドガンだよ、知らないわけじゃないだろ?」


憲兵

「初めて見る武器だ。相当な威力があるなそれは」


憲兵がまじまじとハンドガンを見ていると門の外から魔物が更に押し寄せてきた。

その物量の多さに前線で戦っている憲兵が次々に倒れていく。

それに気づいた(あんず)が咄嗟にスキルで魔物達に重力をかけ、その場に押さえつけた。

そして、その魔物達に建太(けんた)が雷を落としていく。

雄騎(ゆうき)はハンドガンで撃ち抜いていく。


冒険者A

「スキルホルダーの加勢か!ありがたい!」


憲兵B

「それにあの武器はなんだ!?魔物どもが一撃で倒れていくぞ!!」


冒険者B

「これでスキルホルダーが3人!それに強力な武器を持った助っ人もいる!これならなんとかなるかもしれんぞ!」


その冒険者の言葉通り、憲兵達の勢いが増し魔物の波を押し返している。

(あんず)が重力を操り魔物の動きを制限し、憲兵、冒険者が止めを指す。その後方から建太(けんた)が雷、雄騎(ゆうき)はハンドガンで加勢する。

そうこうしてる内にほとんどの魔物を倒していた。

しかし、最後の魔物の群れと対峙している最中、魔物達が来た方角からフードを被った男(?)が街にやって来た。


フード男?

「部下が次々倒されている気配を感じて来てみれば…成る程ホルダーが3人か。確かにあいつら程度じゃ荷が重いな」


そう言うと、フード男は前衛で戦っている憲兵達に対して腕を振る。

すると触れてもいないのに前衛が殆ど吹き飛ばされてしまった。


憲兵C

「なんだ今の!?まさかあいつもスキルホルダーか!?」


冒険者C

「あんなのが相手なんて聞いてないぞ!!」


憲兵D

「皆怯むな!全員で掛かれば勝機はある!うおーー!!」

憲兵Dはそう言うとフード男に斬りかかる。

しかし、フード男に触れることも出来ずに吹き飛ばされる。


冒険者D

「アスラさん回復頼みます!」


アスラ

「今やってるよ!」

アスラと呼ばれた男は最初に吹き飛ばされた前衛の憲兵達の傍で両手を広げている。

次の瞬間倒れていた憲兵達が次々と起き上がりフード男に対して再び戦闘体制を取る。

その憲兵達の傷はキレイに無くなり、顔に生気も戻っている。


フード男

「ふむ、少し厄介だな。ならばまずはお前からだ」

フード男は跳躍するとアスラの目の前に着地する。

フード男が左手をアスラに翳すと電流がアスラを襲い、感電してその場に倒れた。


フード男

「さて、後は倒すだけだな」

フード男が憲兵達の方を向いてそう呟く。

憲兵達は一瞬怯んだ様子を見せたが一斉にフード男に斬りかかった。

すると、フード男は風を纏い宙を舞い攻撃を回避、と同時に自らの足元にいる憲兵達目掛け雷を落とす。

その一撃で憲兵、冒険者達が全滅してしまった。


フード男

「残るはお前達だけだな」

フード男は建太(けんた)達を見ながら言った。

最初に動いたのは雄騎(ゆうき)、フード男にハンドガンを乱射する。

しかしフード男に当たる前に弾かれている。


雄騎(ゆうき)

「何で当たんねーんだよ!」

雄騎(ゆうき)は更に乱射する。やはりこれも全てフード男に当たる直前に弾かれているようだ。

不意に雄騎(ゆうき)の足元から突風が吹き、雄騎(ゆうき)の身体が宙に投げ出された。そこにフード男が雷を落とし雄騎(ゆうき)に直撃、そのまま地面に落下し気を失った。


フード男

「後二人」

フード男は建太(けんた)達の方を見ずに呟いた。

建太(けんた)は咄嗟に(あんず)を庇うように前に出て戦闘体制を取る。

建太(けんた)はフード男に雷を落とす。

フード男の頭上から襲い掛かる雷はフード男に当たる直前に空中に押し返された。


建太(けんた)

「な!?跳ね返された!?」

建太(けんた)が驚いているとフード男が建太(けんた)に手を翳す。


フード男

「お返しだ」

フード男が言うと建太(けんた)の頭上から雷が落ちる。

建太(けんた)は雷に気付いていないようで動かない。

雷が建太(けんた)を襲う直前、建太(けんた)の身体が左に引っ張られるように吹き飛んだ。

(あんず)が重力を操作し建太(けんた)を助けたのだ。


フード男

「お前の方が厄介そうだ」

フード男が(あんず)に手を翳すと(あんず)は吹き飛ばされ壁に激突、その場に倒れてしまった。


(あんず)

「け、んた…」


フード男

「お前はもう動けないだろう。そこで寝てろ。さて、次はお前だ」

フード男は(あんず)に声をかけた後、建太(けんた)を見ながら呟く。

建太(けんた)は近くに倒れている憲兵の刀を拾い構える。


建太(けんた)

「初めてやるけど多分出来るよな?」

建太(けんた)はそう言うと刀に魔力を込める。

すると、刀が(いかづち)を纏う。


建太(けんた)

「よし!出来た!」

建太(けんた)はその場で刀を構え降り下ろす。

すると、刀から雷の衝撃波が放たれた。

しかし、この衝撃波もフード男に当たる直前に起動を変えフード男の周りを螺旋を描きながら空に飛んでいった。

フード男は建太(けんた)に右手を翳し、右に振り払う。

すると、建太(けんた)の身体が宙に浮き、右方向へ投げ飛ばされた。


フード男

「サンダーネット」


フード男は建太(けんた)を飛ばした着地点に雷で出来た網を作り出した。

建太(けんた)は吹き飛ばされ身動きが取れずにサンダーネットに飛び込む。


建太(けんた)

「ぐあぁぁああぁぁ!!」

サンダーネットに触れると、建太(けんた)に電流が流れ込み、建太(けんた)はその場に倒れてしまった。


フード男

「待たせたな。後はお前だけだ」

フード男は(あんず)に振り返り呟く。

一歩一歩フード男は(あんず)に近付く。

そんな中、建太(けんた)が起き上がり刀を構える。

しかし、その刀には(いかづち)は纏われておらず、建太(けんた)自身息もあがっている。

そんな建太(けんた)の気配に気付き、フード男は歩みを止め、建太(けんた)に振り返った。


フード男

「紛いなりにも雷使い、それなりに雷に耐性が有ったようだな」

フード男はそう言いながら建太(けんた)に右手を翳す。


フード男

「今度は間違いなく葬ってやる」

建太(けんた)の周囲の風が逆巻きはじめ、建太(けんた)の身体が少し宙に浮く。


(あんず)

「ダメーー!!」

建太(けんた)の身体が浮き上がるのを見て(あんず)は珊瑚の首飾りを握りしめながら叫んだ。

珊瑚の首飾りは(あんず)の魔力を受け輝き出す。

一瞬、輝きが最大限に増し眼を瞑る。


ミスリア

「おやおや、随分と早いお呼びだしだね」

輝きが収まり眼を開けるとそこにはミスリアの姿が有った。


ミスリア

「なるほど、確かにあいつは今のあんた達には荷が重いね」

ミスリアはフード男を見ながらそう言い、頷いた。

そして、フード男を睨み付けると喧嘩腰で話しかけた。


ミスリア

「さてと、私の親友とそのお友達を随分と痛ぶってくれだようだね。どう落とし前付けんだこら!」


フード男

「ターゲットが1人増えたか。やれやれだ」

フード男はミスリアの怒りを気にしていないように言ってのけた。


ミスリア

「言ってくれるね。それじゃあ私から行かせて貰うよ!」

ミスリアは両手を前に突きだす。するとフード男を中心に周囲から水が集まっている。

しかし、やはりその水もフード男の周囲を螺旋を描きながら空に飛んでいく。


ミスリア

「はっ!そんなそよ風じゃあ私の水は防ぎきれないよ!」

ミスリアはそう言うと更に力を込める。

するとフード男を覆っていた水が一気にフード男を飲み込んだ。


フード男

「がはっ!(なんだこの力はこの俺が人間に遅れをとるだと!?だがこれくらいなら)」


フード男は水の中でもがいている。が、次の瞬間フード男を覆っていた水が弾け、霧散した。


フード男

「はぁはぁ、貴様、何者だ!」


ミスリア

「はっ!それなりには効いたみたいだね!女神の力舐めてもらっちゃ困るよ!」


フード男

「女神だと!?(あの娘は女神を召喚したと言うのか!?)」


ミスリア

「どうした?あんたも攻撃してきなよ?」


フード男

「いや、今回は引かせていただこう(神を召喚する娘、あの方に報告せねば)」


フード男はそう言うとその場から消えてしまった。


ミスリア

「さてと用も済んだし私も戻ろうかねぇ」


(あんず)

「もう行っちゃうの?」


ミスリア

「ああ、私も一応神だからね。あんまりあの土地を離れるのは良くないんだよ」


(あんず)

「そっか、うん、分かった。ミスリアありがとうね」


ミスリア

「どういたしまして。…(あんず)、頑張りなよ」

ミスリアは一瞬輝きその場から消えてしまった。






第57話 謎の男 END

あんず

「ミスリア、ありがとう」


ミスリア

『どういたしまして』


あんず

「え!?ミスリア帰ったんじゃないの!?どこにいるの!?」


ミスリア

『ははっ、面白いくらいに驚いてるね!』


あんずは辺りを見回したあと、首飾りがほんのりと輝いていることに気がついた。


あんず

「もしかして、ここから?」


ミスリア

『そ、正解。あんたが私を呼んだ事で、その首飾りを通して私とあんたがつながったんだ』


あんず

「じゃあ、これからはいつでも話ができるの?」


ミスリア

『そうさ、これからはいつでもあんたを見守っている。いつでもあんたの傍に居るよ』


あんず

「ミスリア…。ありがとう」


町の人A

「嬢ちゃーん!大丈夫かー!」


町の人B

「こっちの倒れてる人達は俺たちが運ぶから、嬢ちゃんも寄宿舎で休んでくれ」


ミスリア

『さ、あんず。今日はもうゆっくり休みな』


あんず

「うん、ミスリア本当にありがとう!」




第57話 謎の男 END

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