第53話 恐怖
皆さんお久しぶりです。
ちょっとPCがバグって編集できませんでしたがようやく治り投稿できました。
それと今後は投稿スピードが早くなればいいなと思ってます!(願望)
では本編どぞ
朝、時計の針は6時30分を指している。
最初に目覚めたのは建太だった。
建太は歯を磨き、顔を洗うと、荷物の整理を始めた。
建太の荷物の整理が終わる頃、杏も目を覚ました。
杏
「あ、おはよう建太。もう起きてたんだ、早いな」
建太
「杏おはよう。杏も十分早いよ、まだ7時前じゃないか」
目を覚ました杏は建太に挨拶し、建太同様、顔を洗い、歯を磨いた後荷物の整理に取りかかった。
杏は荷物の整理を終わらせると建太に話しかけた。
杏
「なあ建太……やっぱりいい…」
しかし、建太に掛ける声が少し震えている。
それに気がついたようで建太は杏に聞き返した。
建太
「どうした杏?もしかして不安、なのか?」
建太の問い掛けに体を震わせながら杏は答える。
杏
「…うん、それにすごく怖い…。こんな知らない場所で家に帰る方法も分からなくて、それに機械人間、とか、あんな人を何の躊躇いもなくこ、殺せる奴がまた現れたらと思うと怖くてたまらない。今までは必死だったから考えれてなかったけど、一晩寝て冷静になったら……建太は不安じゃ無いのか」
建太
「うん、確かに不安もあるよ。でも俺には杏がいる。それに雄騎も!今は離ればなれだけど元と奏だっている!だから弱音ははいてられないからな!」
杏
「そっか…建太は強いな、私はダメだ…もしまた目の前で建太が殺r、…考えただけでも震えが止まらないんだ。」
建太
「杏…。それなら俺が皆を守れるくらい強くなる!機械人間にも負けないくらいに!それなら誰も傷つかない!それで杏も安心出きるだろ?」
杏
「建太(でも、一番傷ついてほしくないのは建太なんだよ…)…ありがと!それなら安心出来るね!(これ以上は迷惑かけられないな。この怖いって気持ちはもう皆の前では隠しておこう)」
杏は笑顔を見せ、この会話はここで終了した。
そして、少し時が進み朝8時、店の店員が朝食を運んできた。
店員
「失礼いたします、朝食をお持ちいたしました。」
二人は眠っている雄騎を叩き起し、朝食を受け取った。
雄騎
「おう、二人ともおはよう、あの、お願いだから次からはもう少し優しく起レ欲しいな~、なんて」
雄騎は腹を抱えながら起きてきた。
そして、三人は朝食を食べ、チェックアウトした。
雄騎
「さて、これからどうするんだ?テルカイアに向かうのか?それともベネツエイラに珊瑚を取りに行くか?」
建太
「そうだな、七宝も集めないといけないからまずはベネツエイラかな?杏もそれでいいか?」
杏
「え?、あ、う、うん…二人に任せるよ」
雄騎
「よし!それじゃあべネツエイラに向かおうぜ!」
と3人はベネツエイラへ向かった。
憲兵
「ん?やあ君たちもう出発かい?」
建太
「はい、昨日教えていただいた通りベネツエイラへ向かおうと思います」
憲兵
「そうか、では気をつけて。武運を祈るよ」
憲兵に挨拶を済ませると3人はべネツエイラへ出発した。
第53話 恐怖 END
雄騎
「さて、この道を道なりに進めばいいんだよな?」
杏
「確かそのはずだぞ?」
建太
「よし!それじゃあ出発しよう!」
第53話 恐怖 END