表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/65

第52話 セグラの厚意

前回の荒すぎるあらすじ

はじめ優勝!

以上

あけました!!

おめでとうございました!!

今年もちまちま投稿していきたいと思いますのでよろしくお願いします!

それではどうぞ!( ^ω^)_

パンシンに到着した建太けんた雄騎ゆうきあんずの3人はスキルショップに来ていた。


スキルショップ店員

「スキルの鑑定ですか?それなら無料ですのでこの三角水晶に手をかざしてください。右手にスキル、左手に属性が浮かび上がります」


建太けんたあんずはそれぞれ順番に三角水晶に手をかざした。

すると建太けんたの右手には融合、左手には雷。あんずの右手には重力、左手には地が浮かび上がった。


スキルショップ店員

「君はいいのかい?」


雄騎ゆうき

「え、俺?いや、俺はいいよ…スキル、持ってないから…」


雄騎ゆうきが断りスキルショップをあとにした。



あんず

「これで私たちのスキルがわかったな。次はテルカイアに向かうんだよな?」


雄騎ゆうき

「それと七宝も集めるんだぞ」


という訳で3人はパンシンの入口にいた憲兵さんに話を聞きに行った。


憲兵

「テルカイアなら西門から出て道なりに街々を4つ超えたら見えてくるよ。それと七宝なら東門から出て道なりに行けばベネツエイラという港町がある。そこでなら珊瑚なら手に入るかもしれないよ」


憲兵の話を聞き3人は珊瑚を手に入れるためにベネツエイラを目指すことにした。


あんず

「けどもう暗くなってきたから出発は明日だな」


建太けんた

「となると問題は今日の宿だな。さっきちらっと見たけど通貨単位がSRになってた。俺たちそんな金持ってない」


雄騎ゆうき

「セグラさんがくれたリュックの中に宿泊券的なものはないのか?」

雄騎ゆうきはそう言うとリュックを探り始めた。

すると中から布製の袋と手紙が出てきた。

手紙にはこう書かれていた

「僕ですセグラです。見たところ君たちは地球から此方に飛ばされたみたいですね。なので少ないですが此方のお金を用意しました、使ってください。もしかしたら僕が地球の事を知っていたのを驚くかもしれませんね、実は僕も地球から此方に飛ばされてきたんですよ。それではお気をつけて」


建太けんた

「セグラさん…ありがとうございます…」


あんず

「このお金は大切に使わせてもらおう」


雄騎ゆうきが布の袋を開き中を確認すると3000SR入っていた

雄騎ゆうきたちは3000SR手に入れた。


雄騎ゆうき

「今日はこれで宿に泊まって、それでいつか返しにいこう!」


建太けんた

「ああ、そうだな」


3人はセグラさんから貰った3000SRを持ち宿屋に向かった。


宿屋

「いらっしゃい!うちの宿は一部屋400SR、食事は朝だけ用意するよ。何部屋借りるんだい?」


3人は相談し、一部屋借りることに決定した。


宿屋

「はい、これ部屋の鍵だよ。お風呂は1階にあるから自由に使ってくれていいからね!朝食は8時に部屋に持って行くからね」


3人は鍵を受け取り部屋に移動した。


雄騎ゆうき

「はー、疲れた!俺ちょっと横になってるわ」

雄騎ゆうきはベッドに吸い込まれた。


あんず

「それじゃあ私はお風呂使わせてもらってくるよ……2人とも、覗くなよ?」

あんず冗談っぽく言ってみせた。


建太けんた

「わかってるよ!覗かないよ!」


雄騎ゆうき

「なんだ?覗いて欲しいのか?」

建太は(けんた)は慌てて否定し、雄騎ゆうきは冗談交じりで答えた。


あんず

「バカ!」


あんずは怒って風呂に向かっていった。


建太けんた

雄騎ゆうきあんず怒らせたぞ?後で謝っとけよ」


雄騎ゆうき

「大丈夫だよ、あんずも本気で言ってなかったし、俺も本気で答えてないからな。それに今はかなでがいるから、俺はかなでを裏切るようなことは絶対にしない」


雄騎ゆうきがベッドで横になりながら言い終わると寝息を立てて眠ってしまった。

雄騎ゆうきが眠ってしまったため建太けんたは宿を出て買い物に向かった。


その30分後、雄騎ゆうきが目を覚ました。


雄騎ゆうき

「あれ?二人共いない?…しょうがない、俺も風呂入ってくるか」

そう言うと雄騎ゆうきは浴場へ向かっていった。

さらに10分後、建太けんたが買い物から帰ってき、部屋に入るとすぐにあんずも戻ってきた。


あんず

「あ、買い物行ってくれてたんだ。ありがとう建太けんた…あれ?雄騎ゆうきは?」


建太けんた

「おかえりあんず雄騎ゆうきは寝てたはずなんだけど、どこいったんだろ?それよりさっき雄騎ゆうきが言ったことだけど、帰ってきたらちゃんと謝らせるから許してくれないかな?と思うんだけど、ダメかな?」


あんず

「あ、うん…別に雄騎ゆうきには怒ってないんだ、冗談で言ってたのもわかってる…ただかなでと付き合ってるのにあんな事を言われるのはかなでの親友としてやっぱり嫌だったんだ。それだけだからこの話はもうおしまい!それより晩御飯作ろ!」

二人は備え付けのキッチンで料理を始めた。

市場で買ってきたキャベツ、もやし、人参、ピーマン、玉ねぎ、豚肉をフライパンで炒め、備え付けの塩コショウで味を整え野菜炒めの完成!

鍋に油を入れ加熱し、玉ねぎ、人参を入れ炒め、水、だしの素を加え煮る。しばらく煮込んだら火力を弱め牛乳を加え5分ほど煮込み最後に塩コショウで味を整えミルク野菜スープ完成!

(全部で480SR消費)

この2品が完成すると雄騎(ゆうき)が戻ってきた。


雄騎(ゆうき)

「お、晩飯作ってくれてたんだ。ありがとな」


あんず

「うん、丁度今出来たんだ。さ、食べよう」

3人は食事を済ませると雄騎ゆうきが学生鞄の中からカードの束を取り出した。


雄騎ゆうき

「飯も食ったしバトユニ(バトルユニット)しようぜ!」


あんず

「お前は…、テストの日にまでカード持ってきてたのか?」


雄騎ゆうき

「そういうあんずだって持ってきてるんだろ?」


あんず

「それは…そうだけど」


雄騎ゆうき

「ならできるだろ!建太!お前もだ!」


建太けんた

「ははっ、俺はその前に風呂に行ってくるよ」


雄騎ゆうき

「わかった、じゃああんずバトルだ!今年は皆で公式戦に挑戦するからその特訓だ!!」


あんず

「はぁ!?公式戦!?お前正気か!?」


二人の会話を聞きながら建太けんたは浴場へ向かって行った。





第52話 セグラの厚意 END

あんず

「あ、建太けんたお帰り」


雄騎ゆうき

「建太、お前も聞いてただろ?」


建太けんた

「聞いてたよ、皆ってかなではじめもか?」


雄騎ゆうき

「そう!それと秋季あきも!秋季あきもバトユニ知ってたらいいなぁ、それと建太けんた、お前の妹の晴香はるかちゃんも!」


建太けんた

秋季あきは知らないんじゃないか?それに晴香はるかも向こうで学校あるし厳しいだろ」


雄騎ゆうき

「だよなぁ、でもやっぱ皆で出たいよ」


あんず

「そうだな、そのためにも早く元の世界に戻って、未来の戦争にケリつけて、元の時代に戻らないとな」


雄騎ゆうき

「よっしゃ!!なんかやる気出てきた!!よし建太けんたバトルだ!」


建太けんた

「はいはい、わかったよ。それじゃあやるか!」




第52話 セグラの厚意 END

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ