第51話 決勝トーナメント決勝戦
前回の荒すぎるあらすじ
ロレンサス降参
奏降参
以上
約2ヶ月ぶりの投稿になりますねw
それでは本編をどうぞ
元とメリオラがステージ上で向かい合っている。
レフェリー
「それではこれより本大会の決勝戦を始めたいと思います!まずはハジメ選手!彼は今大会で過去の大会で伝説と呼ばれたバトルマスターハジメだということが判明しました!そしてメリオラ選手!彼は最近の大会で無敗の成績を収める実力者です!それではスタンバイ!バトルスタート!」
最初に動いたのはメリオラ、元の周囲に雷の矢が無数に展開された。
元はそれを迎え撃とうと身構える。
メリオラ
「やめておけハジメ、その矢一つ一つに破壊のスキルを付加している。地で受け止めようとした瞬間地は砕け散りあんたもろとも吹き飛ぶ。降参するなら今だ」
元はメリオラの申し出を断る。
メリオラ
「そうか、仕方ないな。ならあんたはここで終わりだ!」
元の周囲の矢が一斉に元目掛け降り注ぐ。
元はその場を動かず全ての矢に地で作り出した槍を突き刺し、破壊した。
メリオラ
「なに!?どうして破壊が効かない!?」
元
「お前、自分のスキルなのに気づいていないのか?」
メリオラは元の言葉に何のことか分からないといった表情をしている。
元
「分からないなら教えてやる。俺はお前の矢を二度貫いただけだ」
メリオラ
「だからどうして破壊が発動しない!!」
元
「本当に知らないんだな…なら教えてやる。破壊のスキルは術者が触れているもの意外はその効果は一度しか適応されない」
メリオラ
「そう、だったのか…ならば直接あんたに触れるだけだ!」
そう言うとメリオラは接近戦に切り替えた
しかし、メリオラは元に触れる事さえ出来ない
それどころか元の拳がメリオラの腹にヒットし、崩れ落ちた。
そこへ元が最初メリオラがしたようにメリオラの周囲に地で作り出した槍を無数に出現させた。
元
「ざっと400の槍を用意した。お前の破壊では捌ききれないだろう。降参するなら今だぞ?」
メリオラ
「たとえ負けるとわかっていても自ら降参なんて絶対にしない!」
元は答えを聞くと地の槍をメリオラに降らせた。
メリオラはその槍を体を掠めさせながらも破壊で砕き、かわし、致命傷を受けることなく400全てをなんとか捌ききった。
メリオラ
「はぁ、はぁ…どうだ、捌ききってやったぞ」
元
「なかなかやるな。ならこれでどうだ」
元は再びメリオラの周りに槍を出現させた。今度は1000もの槍を出現させた。
メリオラは驚いた。しかし、降参はしなかった。
メリオラは先ほどと同じように破壊で砕き、かわしていた。
しかし、次第に槍がメリオラに当たるようになり、一本の槍がクリーンヒットしメリオラは倒れてしまった。
メリオラが倒れると、元は槍を消滅させた。
レフェリー
「メリオラ選手ダウン!勝者ハジメ選手!!よって今大会の優勝者はハジメ選手に決まりました!皆さん盛大な拍手を!!」
元の優勝が決まると会場の盛り上りが最高潮に達した。
そして、閉会式が始まる。
レフェリー
「それではこれより商品の授与を行います!まずは優勝者のハジメ選手、優勝商品の玻璃をどうぞ!!そして上位4名のハジメ選手、メリオラ選手、ロレンサス選手、奏選手には半年後のテルカイアにて行われる武闘大会への参加権が送られます。大会参加の際はそちらのチケットをご利用ください!!それではこれにてシルベット公式武闘大会を終了致します!」
第51話 決勝戦 END
元
「今日はこの町に泊まり、明日の朝次の町に向かう」
奏
「次の町ってなんて名前なの?」
紫
「次の町はパリステインって名前だよ」
第51話 決勝戦 END