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第47話 バトルマスターハジメ

前回の荒すぎるあらすじ

デンクルスデザートを抜けシルベットに到着。

武闘大会に出場。

かなで負ける。

はじめ勝つ。

以上


皆様お久しぶりです

スリ師キャンドルです

またまた時間がかかってしまいました

申し訳ないです

しかし!

今回から1ヶ月の間、毎週月曜日に掲載できるようにがんばって書こうかと思います!

今回は火曜日になってしまいましたが、来週以降は月曜日の朝7時に予約掲載します!

もし掲載が出来てなかったら間に合わなかったんだと思ってくださいw

出来る限り間に合わせます

ちなみに48話はもう少しで出来そうです

なので来週は間に合うはずです


長々と失礼いたしました

それでは本編をどうぞ!

レフェリー

「ハジメ選手、少し宜しいですか?」

試合が終わるとレフェリーが元を呼び止めた。



レフェリー

「この写真に覚えはありませんか?約3年前の物なんですが」


元は写真に目を落とした。

そこには、フードをかぶった人物が一人渓谷に入ろうとしている姿が写し出されていた



レフェリー

「そこに写されているのは危険ランクΩ(オメガ)のラクシロ渓谷です。私どもはそこに写っているのはあなたではないかと考えているのですが、いかがですか?」



「…確かにこれは俺だ」


元の証言に会場がざわつきだした。



レフェリー

「この写真に写っているのはうちのスタッフが撮影したバトルマスターハジメです。つまり、あなたがバトルマスターハジメ本人で間違いないですか?」



ハジメ

「…確かに昔そう呼ばれていた」


元のこの一言で会場の盛り上がりが最高潮に達した。



レフェリー

「お聞きいただいたでしょうか!長年謎に包まれていたハジメ選手の素顔が今ここで明らかになりました!彼が伝説のバトルマスターハジメです!それでは、ハジメ選手の今後の活躍に期待してこれより1分間のハーフタイムです」



しばらくして元が控え室に戻って来た。



「お帰り元、流石だね」

奏が元に声をかけた直後奏の隣で観戦していた青年が元に声をかけた。



青年

「あんたがハジメなんだな、俺はずっとあんたに憧れてたんだ。そしてあんたと戦いたいとも思ってる。俺はあと一勝で本戦出場が決まるんだ。勝ち上がってくるよな?」



「俺たちには目的がある、負けるわけにはいかない」


元の言葉を聞いた青年は大いに喜び、アナウンスに呼ばれ戦いに行った。

そして、再び奏がアナウンスで呼ばれた。



「それじゃ私行ってくるね。…元、今度は勝つよ」



レフェリー

「続いてのカードは、西ゲート、奏ぇぇ!東ゲート、ヨムルワァ!スタンバイ!バトルスタート!」


バトル開始の合図とともにヨムルワは奏を場外へ落としにかかった。

しかし、奏はそれを分かっていたかのようにプロテクトで防御した。



「さっきの戦いを見て、私になら速攻で場外に落とせると思ったんでしょうけど残念でした。そう来ると思ってました。だから対策も考えてます。」


奏が言うとヨムルワの前後左右上下にプロテクトが展開された。



「アイゼルネ・ユングフラウ!」


ヨムルワの周りに展開されたプロテクトの内側から数多の水の槍が現れ、更にその槍にプロテクトがコーティングされ硬度が増し、鋭利になった物がヨムルワを襲った。

しかし、その槍はヨムルワの体を貫くことはなく、ヨムルワの体をかするように出現している。

そのためヨムルワは身動きが取れなくなっていた。

そこへ、駄目押しとばかりにヨムルワ顔の前に槍を出現させた。



「何か言うことはありますか?」



ヨムルワ

「まいり、ました」



レフェリー

「決まったー!奏選手、一回戦目とは別人のような戦いでした!」



「今度はちゃんと出来たよ元!」

ヨムルワに勝利した奏は真っ先に元に報告した。

そして、先ほどの青年も勝利して戻って来た。



青年

「これで俺は本戦への出場権を手に入れた。決勝で合おう、ハジメ」



「それまでに負けないよう頑張れ。奏は強いぞ。お前に勝てるか?」


ここで何故か奏の名前を出した元。

それ以上は語らず再び戦いに行ってしまった。



青年

「ハジメにあそこまで言わせる君は何者なんだ?まあいい、君との戦いも楽しみにしているよ」


青年はそう言うとその場を立ち去った。

その後、奏は属性魔法とプロテクトをうまく活用し本戦へ駒を進めた。

元は属性魔法のみで10勝を勝ち取った。



レフェリー

「皆様、お待たせしました!先程の一戦で本戦の出場者10名が決定しました!それではモニターをご覧ください!」

会場の視線をレフェリーがモニターに注目させると、モニターにトーナメント表が現れた。


左から


空白(名前が入ってない)

VS


ロレンサス

VS

アスクア


サディアル

VS

ゴースト


メラン

VS

アルノア


VS

メリオラ


VS

空白(名前が入ってない)


レフェリー

「今御覧頂きました組み合わせが決勝トーナメントの組み合わせです!なお空白は敗者復活枠となっております!それではトーナメント表の見方をご説明致します!初戦第一試合はロレンサス選手VSアスクア選手、第二試合サディアル選手VSゴースト選手、第三試合メラン選手VSアルノア選手、第四試合練選手VSメリオラ選手、トーナメント表の元選手、奏選手はシード枠となっています!そして第一試合と第二試合、第三試合と第四試合の敗者同士が戦い、勝つことができれば敗者復活枠に返り咲くことができます!その後は通常のトーナメントと同じ流れになっております!なお、シード枠には予選での勝率の高かった二名が選ばれております!それでは皆様、明日からのトーナメントでまた会いましょう!」






第47話 バトルマスターハジメ END



かなで

「ねぇはじめ、レフェリーさんがはじめの素顔がなぞに包まれてたって言ってたけどどうして?」


はじめ

「昔、俺は顔を隠すためにフードを被っていたから、だろうな」


かなで

「そうなんだ。それじゃあはじめ、私はもう部屋に戻るね、また明日!」


はじめ

「ああ」



第47話 バトルマスターハジメ END

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