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第4話 7月15日始まりの朝

時間かかりました。スミマセンm(__)m

朝起きて顔を洗い歯を磨き朝食を食べ服を着替えるという朝の一連の行動を済ませて家を出た。

今日は雄騎がいないから余裕で間に合うだろうと考えていたら、うちの高校の制服を着た少年が家の塀によじ登っているのを見つけた。

俺はその少年に話しかけた。

「なにしてんの?」

その少年は驚いて塀から落ちてきた。俺はもう一度なにをしているのか聞き直した。

「妹を探してるんだよ。」

と答えた。登校中にはぐれたらしい

「俺も一緒に探すよ」と言った。少年は少し迷ったような素振りを見せたあと頷いた。

俺と少年は二手に分かれて探し始めた。

家の周囲を探したり、空地を探したりしたが見つからなかった。次に公園に探しに来た。だがまだ朝の8時だ。こんな時間に誰かいるはずもない、俺はとりあえず中を探し始めた。しかし案の定誰もいない、俺は次の場所を探しに行こうと公園を出ようとしたときに声が聞こえた。

「兄ちゃんちょっと助けてーな」

俺は周囲を見回したが誰もいない

「上や上」

その声に従い上を見上げるとそこにはさっきの少年とそっくりな少女が木の枝に座っていた。

「うち、飛び降りるから受け止めてな」

そう言って少女は俺めがけ飛び降りてきた。俺はなんとか少女を受け止めることが出来た。

「ありがとーな兄ちゃん」

少女が礼を言っているとさっきの少年が走ってきた。

「よかった。見つかったんだ。兄ちゃんありがとう」

少年は安心したように言った。

「兄ちゃん、お名前なんて言うん?」

と少女が聞いてきた。

俺は自己紹介をした。

「中嶋建太言うんや、じゃあ建にぃやね」

俺は建にぃになってしまった。次に少女と少年が2人の自己紹介を始めた。

「うち、細波(さざなみ)珊瑚(さんご)言うんよ、よろしくな建にぃ」

「俺は細波(さざなみ)(しょう)俺たち一卵性の双子なんだ。よろしく建にぃ。」

礁にまで建にぃと呼ばれてしまった。…別にいいけど。

気を取り直して俺は珊瑚になぜ木の上にいたのか聞いてみた。

「ねこさん追っかけて木に登ったら降りられんようになってもうたんや」あれ?この子は天然なのか?そんなことを考えていると。

「あなたたちこんな時間にこんな所で何してるの?」

後ろから声をかけられた。

「アリアさん?」

「あら、建ちゃんじゃない」

この人はアリア・スフィール・フェンリルさん。皇修学園高校の3年生、生徒会長をやっている。

「建ちゃんその子達は?建ちゃんの弟と妹?」

と聞いてきた。俺は

「そう見えますか?」と言うと

「全然。」

と言われた。おそらく俺はこの人に一生勝てないだろうな。

「そんなことより、早く行かないと本当に遅刻になるよ」

俺たちは時計を見て慌てて走り出した。

俺たちが走っている横をアリアさんが車でおいこしていった。


「お前等走れ!門閉めるぞ!」

「やばっ!殿下だ!」俺がそう叫ぶと礁が

「殿下って何?」

と聞いてきた。

俺はとりあえず先生のあだ名だということを教えた。

キーンコーンカーンコーン

「なんとか間に合った。」

俺たちはチャイムが鳴る直前に校内に入ることが出来た。

「それじゃあ俺たちこっちだから」

そう言って珊瑚と礁は自分達の教室に向かっていった。

俺は「またギリギリに登校してしまった」はどと考えながら教室にむかった。下駄箱に着いたとき意外な人物に出会った。

「杏?」

「あ、建太」

なんと杏と秋季がいたのだ。

「お前、またギリギリだな、あれ?雄騎は?」

「雄騎なら先に行くって言ってたけど、杏、お前も今日はギリギリじゃないか」

普段なら俺や雄騎よりもずっと早く学校に着いているのに

「どっかの誰かが全然起きなかったからね」

と嘆いている。その横で秋季が

「えへへ、ごめんなさい」

と笑いながら謝っている。

俺たちが教室に着いたら雄騎と奏が迎えてくれた。

そして雄騎が驚くべきことを言い出した。

「俺たち付き合うことになった」

「「え?ええぇぇぇーー」」

俺と杏は絶叫していた。

また時間かかるかもしれませんが頑張って書きますので、また次も見ていただけたら嬉しいです。

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