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第42話 パンシン

前回の荒すぎるあらすじ

健太生き返る

雄騎以外スキル入手

村に戻る

以上




さぁ今回も始まりました現代と未来と異世界と、久しぶりの投稿です。

今回は2話連続投稿です!

と言っても2話目は休暇ですが…



では本編をどうぞ!


ジイサ

「そっちの子が生き返ってると言うことはベルムに願いを聞いてもらえたんじゃな」


ベルムの森の帰り道、ジイサとこんな会話をしていた。

ジイサはベルムの願い事のシステムを知っていたようで終始感嘆していた。

日が傾き始めると雄騎達が最初に立ち寄った村に付いた。



ジイサ

「それじゃあ儂は村長さんに報告してくるからの、その辺ぶらぶらしといてくれ」

ジイサはそういい残すと村長さんの所へ向かって行った。

健太達はどうしようかと悩んだ結果、セグラの診療所に向かうことにした。

診療所に入るとセグラは机と向かい合っていた。

三人が診療所に入るとセグラはそれに気がついたようで視線を健太達に向けた。



セグラ

「どうしました?どこか悪いところでも……、あっ君達、心配してたんだよ。良かった無事だったんだね」

入ってきたのが健太達だと分かると安心したように言った。



セグラ

「君にはまだ自己紹介を出来ていなかったね。僕はセグラ、この村で医者をしているんだ」

健太もセグラに自己紹介をし、雄騎と杏も自己紹介をしていなかったことに気がつき自己紹介した。



「ところでセグラさん、この村にスキルショップってありますか?」

杏はベルムに言われたとおりスキルを見て貰うため質問した。

しかし、セグラの話では、この村にはスキルショップは無く、隣町のパンシンという町まで行かないといけないらしい。


スキルショップの話をしている最中、突然健太の携帯電話が鳴った。

発信者は元と表示されている



健太

「元?どうした?……うん、生き返れた……何?……は?異世界?なに言って……未来の世界だと思ってた……え?今どこにいるかって?ちょっと待って……今はタトルスって村だって……何?テルカイア?って街に、……え?帝都?に向かえば良いのか?……七宝?……ああ、一応知ってる……集めるのか?……分かった。それじゃ」

健太が電話を切ると診療所にジイサと村長が来ていた。



ジイサ

「君らもここへ来とったか、儂らはセグラさんに君らが戻ってきたと伝えるために来たんじゃが、その必要は無かったようじゃの」

健太はみんなに元との会話を説明し、ジイサとセグラにテルカイアの場所を聞いた。

幸い、テルカイアへは道が繋がっており、道なりに進めば迷うことは無いという。

話が一段落すると村長が今回初めて口を開いた。



村長亀

「とりあえず今日はもう遅い。今日はジイサの家に泊まり、明日出発しなさい」



健太

「亀が喋ったーー!!なにその亀!?何で喋れんの!?てか、何でみんな普通にしてんの!?何でツッコまないの!?」

と健太は村長が喋った途端、全力でツッコんだ。



雄騎

「俺達が出来なかったツッコミを何の躊躇いもなくやってくれた!流石だぜ健太!」

健太のツッコミを聞いて、なぜか雄騎が歓喜した。


そんなこんなで健太達はジイサの家へ招かれ一夜を過ごした。




翌日、健太達がタトルスを発つのを村長、ジイサ、セグラ、ジフ、アスリン(ジフの友達)が見送りに来てくれ、セグラからリュックサックを受け取った。



村長

「達者でな」



ジイサ

「道中気をつけるんじゃぞ」



セグラ

「その中には僕が作った薬と昼食用におにぎりが入ってるからね」



ジフ

「また遊びに来てね!」



アスリン

「何で私ここに連れてこられたの?というかこの人達誰?」



「セグラさんありがとうございます」



雄騎

「それじゃ俺達もう行くわ」



健太

「お世話になりました」


健太達はタトルスをあとにしパンシンへ出発した。



道中、山賊に襲われたり魔物に襲われたりといったRPG的な出来事もなく、順調に道なりに進んでいた。



タトルスを出発してから二時間程たった頃、杏が口を開いた。



「今思ったんだけどさ、元と携帯が繋がったんだよね?ならやっぱりこの世界って異世界じゃなくて地球なんじゃないの?」


と杏は自らの疑問を口に出した。

しかし、地球上にはスキルなんてものは無かった。

タトルスやパンシン、テルカイアなんて地名も存在しない。

結局いくら考えたところで答えが見つかるわけでもなくこの疑問は保留となった。


そして、昼食を取り、健太の生き返るまでの話しなどをしながら更に三時間程歩くと街が見えてきた。


街の入り口に憲兵が居たのでこの街のことを聞く。



憲兵

「ん?あぁ、ここはパンシンで間違いないよ。ようこそ」


健太達はパンシンにたどり着いた。





第42話 パンシン END

健太

「ここがパンシンか」



雄騎

「とりあえずどうすっか?」



「とりあえずスキルショップだろ」



健太

「そうだな、それじゃあ俺さっきの憲兵さんに場所聞いてくるよ」



……………………………



健太

「スキルショップは向こうだって」



雄騎

「了解!それじゃあ張り切ってレッツゴー!」



第42話 パンシン END

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