第37話 アグライヴ
最近忙しくてなかなか書けないです(ToT)
空いてる時間を探してちょっとづつ書いてるんですがなかなか進みません
まとまった時間が欲しいです
と愚痴を言っても仕方ないですね
それでは本編をどうぞ
元、奏の姿は広い荒野の中にあった。
奏は気絶しているようで元が奏をお姫様だっこをして歩いていた。
紫
「ねぇ元、ここどこだろうね?」
元
「さぁな、これだけ何もないと判断のしようがない」
元はそう言いながらも前へ進んでいく。
暫く歩いていると奏が目を覚ました。
奏
「ん…ん、…あ、元?って元!何して…」
元
「ん?起きたか、悪い、すぐ降ろす」
奏
「あ、うん…ごめんね、重たかった…よね?」
奏は頬を赤らめ、恥ずかしそうに聞いてきた。
元は「そんなことはない」とだけ言い、歩き始めようとした。それを奏は止めた。
奏
「ねぇ元、他のみんなは?」
元
「おそらくは別の場所に飛ばされている」
奏
「健太は、どうなったの?」
元
「大丈夫、生きている。いや、生き返る」
そこまで言うと元は再び歩き始めた。
奏はそんな元の後をついて行こうとした。その時、元の肩の上を飛んでいる女の子に気がついた。
奏
「元、その女の子何?凄く小さいし、それに飛んでる…よね?」
奏のその言葉を聞いた元は顔色を変えた。
元
「見えるのか!?紫が見えるのか!?」
奏
「う、うん、見えてるよ。でもどうなってるのその子?もしかして幽霊…とか?」
元
「いや、そういった類のものじゃない。でもそうか、紫が見えるか」
紫
「かなちゃんに私が見えるって事はここは『アグライヴ』だね」
奏
「へぇ~、アグライヴって言うんだ。でも聞いたことないよアグライヴなんて国」
元
「当たり前だ。アグライヴは国じゃない、この世界の名前だ」
元のその言葉に奏は困惑しているようだ。
元
「この世界はさっきまで俺達が居た世界とはたま別の世界だ」
この元の言葉に奏は更に困惑した。
しかし、そんな奏を置き去りにして紫が元の後に続いた。
紫
「で、ここがアグライヴだとするとこの荒野は『ノスダム荒野』だね」
元
「だな、それならここから南東に行けばこの荒野を抜けられる。紫、南東はどっちだ?」
紫は「こっちー」と2人を先導し始めた。
元は紫について行った。
奏ももう深く考えないようにし、元達の後を歩き出した。
暫く歩いていると街が見えてきた。
元
「ここは猛者の集まる街『バトライフ』。コロシアムや討伐系クエストのみを扱っている依頼屋がある街だ」
街に入り、元は街の説明をしながら歩き、宿屋の目の前に来ていた。
今日はこの宿に泊まるようで受付を済ませ、部屋に荷物を置いた。
荷物と言っても機械人間と戦っていたときの武器だけだが。
荷物を置くと外に出てきた。
奏
「それにしてもよくここのお金持ってたね元。ここ異世界なのに」
元
「いや、ここの宿は後払いだ。金は今から稼いでくる。因みにあの宿は一人あたり一泊3万SRだ。このSRと言うのはこの世界の通貨単位だから忘れるなよ」
奏は唖然としていた。
元
「?どうした?何か解らないことあったか?」
奏
「あ、いや、そうじゃなくて、元がこんなに喋ってるの初めて見るなと思って」
元
「まぁ、普段は俺が喋る必要が無いからな」
紫
「元はいっつも必要な事しかしないもんね」
そこまで話すと移動し、依頼屋にやってきた。
元
「まずはここで最低6000SRは稼ぐ」
元がそう言うので奏はクエストボードへ目を移した。
ハイウルフ
報酬600SR
グランドバード
報酬850SR
レッドドラゴン
報酬2500SR
奏
「(あれ?宿代で一人3万SRって凄く高いんじゃ?)」
???
「嬢ちゃん達、依頼屋は始めてか?依頼屋の説明いるか?」
奏達がクエストボードを見ていると先端に赤い珠の着いた杖を持った老人が話し掛けてきた。
元
「いやそれはいい、それより飛翔の杖を持っているって事はあんたがここのマスターだな?」
マスター
「飛翔の杖の事を知ってるならば始めてでは無いようじゃな」
元
「ああ、そうだ。それよりもこいつの精算を頼む」
そう言って元が取り出してきた依頼書には『クランチザウルス報酬3万SR』と書かれていた。
マスターは元の目に飛翔の杖の先端に着いている珠を近づけた。
マスター
「……ふむ、良かろう、ほれ、報酬の3万SRじゃ受け取れ」
奏
「そんなのいつ倒したの?」
紫
「それはね、かなちゃんが気絶してる時にそいつが襲ってきたから元が返り討ちにしたんだよ!」
奏
「そうなんだ、ありがと、元」
元
「礼なんていい、当然のことをしたまでだ。それよりもコロシアムに行くぞ。本命はそっちだ」
元がそう言うので、奏達はコロシアムに向かった。
第37話 アグライヴ END
次回もいつになるかわかりませんが気長に待っていただければ嬉しいです
それではまた次回に




