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第28話 機械暗殺者(マシンアサシン)

やっと投稿です

最近は暖かくなってきました

これからどうなるかはわかりませんが私にとってはうれしい限りです


それでは、本編をどうぞ

今回は杏の視点です

ここはオリュンポス、健太たちがセリュたちと出会ったころ、オリュンポスでは杏がエントランスに顔を出した。


「杏ちゃん!もう大丈夫なの?」

私がエントランスに顔を出すと、奏が心配そうに聞いてきた。


「うん、もう大丈夫…、でも何で私たちは連れて行ってもらえなかったんだろ…」


「それは…」

奏が言いかけたところで、オルペウスが監視モニターを見て叫んだ。


オルペウス

「皆さん、機械人間が現れました!」

オルペウスは監視モニターの映像をエントランスに映し出した。

そこには4機の機械人間がオリュンポスへ向かってくるのが映し出された。

何で?今健太たちが戦って…


アリア

「多分、狙われたのよ、今、私たちの戦力は殆どマシンナーズキャッスルに送り込んだから、今なら落とせると思ったのでしょうね」


オルペウス

「実際、ここが落とされれば我々の負けですから」

そんな、それじゃあ健太の作戦がバレてたって事?


アリア

「だから、健ちゃんはこういう時の為に、私たちをここに残したのよ」

そうか、健太はそこまで考えて…、なのに私は…



「杏ちゃん、今は私たちの役目を果たそ」

奏に言われ、私は武器を手に、オリュンポスの外へ出て、機械人間が来るのを待った。暫くすると、4機の機械人間の姿が見えた。

向こうもこちらに気付いたらしく、言葉を出した。


???

「まだ居たのか、まあいい、殲滅する」


???

「………」


ハライド

「どうも、俺ハライドです。今喋ったのがアルミスで後ろの無口なのがカミル、で、その隣が…」


ハライドがそこまで言った所で気がついた、機械人間最後の1人は、なんとイサギだった。


「イサギ!」


イサギも私たちに気付いたらしく、返事を返した。


イサギ

「なんや、あんたら、こっち来てたんかいな」

イサギは意外そうに言った。そして、ハライドが自分たちの事を説明しだした。


ハライド

「僕らはこの4人で機械暗殺者マシンアサシンやってんねん、基本的に僕らは裏方ばっかりで、僕らの事知ってる奴おらんけどな」


ハライドがそこまで説明したところで、アルミスが話に割って入ってきた。


アルミス

「もういいだろ、さっさとこいつら殺るぞ」

そして、アルミスの言葉を聞いたイサギも、それに賛同し、今までの機械人間同様、片手を刀に変えて、その刀を振りかざした。


カミル

「!?……」

イサギが振りかざした刀は迷うことなく、カミルの胴体を真っ二つにした。


アルミス

「イサギお前、裏切ったか!」


イサギ

「裏切りなぁ、ところであんたら、誰やっけ?」


イサギはそう言って笑いながら私たちの方へ寝返った。


「どういうこと?」

私がそう聞くと、イサギは説明してくれた。

イサギの説明はこうだ。

あの時、私たちが未来へ行く直前に襲ってきたイサギは元と戦って、負けた。

その後、名前は知らない女性に拾われ、直してもらった。

その時、その女性に頼まれ、機械人間を裏切りこちらに寝返った。


イサギ

「こっちの方がおもろそうやし、もう獅童と戦いたないしな、あいつに勝てる気せえへん」

イサギは苦笑しながら言った。


アルミス

「貴様、裏切りの代償は高くつくと思えよ」


ハライド

「ありゃりゃ、アルミスめっちゃ怒ってるし、怖~」


イサギの話を聞いたアルミスは怒りを顕わにし、ハライドはそんなアルミスを見て感想を述べている。


アルミス

「ハライド、イサギには俺が制裁を与える、お前は手を出すな」


ハライド

「そんじゃ、僕はこっちの嬢ちゃん達か、可愛い娘ばっか、役得じゃん」


アルミスはイサギを、ハライドは私たち三人をそれぞれターゲットしたようだ。


アリア

「杏ちゃん、奏ちゃん、あなたたち二人は私とイサギくんの援護よろしくね」

いやいやアリアさんって…。

すごい余裕ですね。


アルミス

「イサギ覚悟しろ!」

アルミスがそう叫び、手を刀に変え、イサギに切りかかる。イサギはそれをギリギリでかわす。


それと同時に、ハライドも手を刀に変えて、奏に切りかかってくる。

それをアリアさんが日本刀で受け止めた。


アリア

「貴男の相手は私よ、奏ちゃんに手を出すな!」

アリアさんは怒りを顕わにし、ハライドに怒鳴りつけた。

アリアさん、少し怖いです


ハライド

「うわ、怖、びっくりしたわ、でも僕は気の強い人も好きだぜ!」

ハライドがそこまで言ったところでアリアさんが本気を出した。


アリア

「こんなおばさんでいいの?でもお生憎様、私、雑魚には興味ないの」

アリアさんがそう言った次の瞬間、ハライドの機能が停止していた。

よく見るとハライドの腹部に日本刀が突き刺さっていた。



一方イサギの方は


アルミス

「避けるだけじゃ勝てないぞ!ま、今までお前が俺に勝った試しは無かったがな」

アルミスの斬撃が更に激しくなるなか、イサギはその斬撃を全てかわしていた。


イサギ

「…。もうええわ、やっぱあんた弱いわ」


イサギはそう言うとアルミスを切り裂いた。


イサギ

「わいが今まで勝たせたってたん気づかんかったんか?」


そして


「アリアさん強い!」


アリア

「もちろん!私は最強よ!」


「イサギさんも強いね、こんなに強いのに元に負けたんだね」


イサギ

「自分きついなぁ、でも、獅童に勝てんのは事実やしな、後、わいが強いんやない、こいつらが弱いだけや、機械四皇帝はわいなんかじゃ足元にも及ばん奴らばっかや」

そうして、この4人で会話をした後、イサギに、どうしてここに来たのかを聞いた。


イサギ

「これは全部ジグザの命令や、こいつら(機械暗殺者)はあいつが行ってこい言うたから来ただけや」


「それじゃあジグザにはこっちの作戦がバレてたってこと?」

イサギ

「それはわからへん、せやけどジグザはいきなり四皇帝をぶつけようとしとる、せやからわいがあんたらを迎えに来たんや」

そう言うとイサギは近くに置いていた車を指差しながら言った。


こうして私達もマシンナーズキャッスルへ向かった。





第28話 機械暗殺者マシンアサシン END

次はもう少し早く投稿できるよう頑張りたいと思います

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