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第24話 出撃

意外とすぐに掲載出来ました。

今回もやはり健太視点です。


俺、また死ぬのかよ…。

…………………。

あれ?

ちょっと待てよ?

確か俺が最初に死んだって聞いたのは、今の俺の10年後の話しだよな。

今の俺が17だから10年後は27だよな?

てことは、今の俺が死んだら27の俺が存在しない事になる。

と、言うことは今の俺は死なないと言うことになるよな?

そうだよ、やっぱり。

俺はそう自分に言い聞かせた。

他のみんなも「俺は死なない」「死ぬわけがない」と口々に励ましてくれた。

ジョニーだけは「マ、シンダラ、シンダデ、ソコマデノ、オトコ、ダッタト、イウダケ、ダケドナ」と俺を軽く罵った。

ジョニーがそう言った直後、ジョニーがアリアさんに引っ張られ、別の部屋に連れて行かれた。


オルペウス

「どうしますか健太殿?敵とはいえ、あのような事を言われては…、やはり健太殿はここ(オリュンポス)で待機なされますか?」

と、オルペウスは俺に気を利かせてくれた。

しかし、俺はオルペウスの提案を、少し迷ったが断った。

なんだか俺は行かないと行けない気がする、ストーリー的に!

それに、冒頭の予測もあるし、根拠は無いけど大丈夫だろ。

そこまで話が進んだところでアリアさんと、


ジョニー

「ミナサン、スミマセンデシタ、デスギタ、マネデシタ、シンデ、オワビシマス」

とジョニーが泣きながら戻ってきた。

ていうか、ジョニーはなんで泣いてるんだ?なんかあったのか?

って、おい!ジョニー!腹に刀突き立てて切腹しようとするな!本当ジョニーに何があったんだ

その後、ジョニーの切腹はアリアさんによって止められた。

そして


オルペウス

「それでは、健太殿も戦線に立たれると言うことで、作戦は明朝7時に決行しますので本日はこれにて解散と致します。」

俺たちは各々の部屋へ戻っていった。

結局、最後まで杏は姿を見せなかった。




翌日


健太

「ん、ん~…、ふう、よく寝た。今何時だ?」

俺は部屋に取り付けられている時計を見た。時計の針は6時30分を少し過ぎたくらいを示していた。

てか、時計アナログなんだな。

と、そんなどうでもいいことを考え、俺はエントランスへ向かった。


アリアさん

「あら、健ちゃん、早いわね」


「おはよう、健太」


オルペウス

「お早いですな、健太殿」


ジョニー

「オマエニシテハ、ナカナカ、ハヤイ、ジャナイカ」


エントランスに着くと既にアリアさんと奏とオルペウスとジョニーが待っていた。

てか、ジョニー元に戻ってるし。


俺がエントランスに到着して5分後くらいに秋季と秀院がエントランスに現れた。


秋季

「おはようございます、皆さん早いですね」


秀院

「おはよう、父さん、みんな」


健太

「おう、秋季、秀院おはよう」


秋季と秀院が来たと言うことは、後は修騎と雄騎、元、それと杏か…、杏は来るのかな。


10分後


修騎

「おはよう、よし、それじゃあ早速行くか……。ん?どうしたんだ?」


健太

「お前の父親がまだ来てないんだよ。」

あと元と杏もだけど

雄騎がまだ来ていないことを修騎に告げると修騎は頭を抱えてしまった。

雄騎、早く来いよ、修騎が哀れだぞ。


そして、修騎が来た30分後、


雄騎の部屋


雄騎

「ん、ん~ん?…寝過ごしたぁ~!ヤバいヤバい、どうしよう、みんな絶対怒ってるよな」


エントランス


アリア

「雄くん遅いわね」

とアリアさんですらしびれを切らした頃、ようやく雄騎が現れた。


雄騎

「ごめん、寝過ごした!」


修騎

「勘弁してくれよ」


雄騎も到着したし後は元と杏だけか。


「俺はもういるぞ」

うわっ!いつの間に


オルペウス

「元殿は我々が来たときには、既にエントランスにいましたよ」


え?てことは、俺が気づかなかっただけ?


オルペウス

「杏殿はまだ来ていませんが、時間も推してますのでそろそろ作戦に移ります」

結局、今回も杏は姿を見せなかった。


オルペウス

「それでは皆さん、ご武運を」

俺たちはオルペウスたちに見送られ、マシンナーズキャッスルへ向かった。



俺たちがオリュンポスを出て1時間程が経過した頃、俺たちは荒野に差し掛かっていた。


雄騎

「なぁ修騎、まだ着かないのか?」

雄騎が耐えきれなくなったのか、愚痴を漏らした。


修騎

「もうすこしだよ、後10分位で見えてくるよ」

雄騎の愚痴に修騎はちゃんと答えた。

そして10分後、恐らくマシンナーズキャッスルであろう建物が見えた。


秋季

「皆さん、あれがマシンナーズキャッスルです」

やはり目の前に現れた建物がマシンナーズキャッスルだった。


健太

「それじゃあ元、頼んだ」


俺の言葉を聞いて元は、正面からマシンナーズキャッスルに入っていった。

それではまた次回で

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