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第19話 記憶5

連続投稿です。

今2時50分です。

眠たいです。

そんなことは置いといて、今回は秋季視点です。

ドーン

なんだろう今の音?外から聞こえてきたけど…

私はドーンという大きな音に目を覚ました。

あれ?なんで私、こんなところで寝てたんだろう?それにここ、見覚えがあるような…

そんな疑問を残しながらも、外へ様子を見に行った。

外に出ると、再び『ドーン』という大きな音がした。

!!

私は外の景色を見てここがどこなのか理解した。


???

「く、これだけ用意してこの様とは」

ここは、あの日の夜だ


???

「おや?お嬢さんが起きてきましたよ、博士」

あれ?あの日あいつはそんなこと言ったっけ?


20年後健太

「秋季、家に入ってろ!」

そうだ、ここであいつが、ジグザが私に刀を投げてくる

それで私を庇ってお父さんが…


ジグザ

「そうはさせませんよ」

ドカーン

え?


ジグザ

「さて、これで隠れる場所は無くなりました」

なんと、ジグザは今まで私の眠っていたテントを破壊した。

違う、あの夜とは何かが違う


秋季

「お父さん、私も戦うよ」

そう言って、私は機械人間の刀を拾い、構えた。


20年後健太

「…わかった、無理はするなよ」

そう言った次の瞬間、私達は左右に分かれてジグザに走っていき、同時に斬りかかった。

キンッ


ジグザ

「その程度ですか?」

ジグザは私達の斬撃を受け止めて、そう聞いてきた。

私はその言葉を聞いて、連続で斬りかかった。

が、ジグザはそれを全て受け流している。


ジグザ

「やはり、貴女は弱いですね」

私はその挑発に、簡単に引っかかり、更に斬り続けた。


ジグザ

「貴女程度の力では、いくらやっても同じですよ」

ジグザの言う通り、私の攻撃はかすりもしなかった。


20年後健太

「秋季!下がれ!」

その言葉で、私は我に帰り、後ろに退避した。

それと同時にお父さんが、プラスチック爆弾をジグザに投げつけた。

ドカーン!


ジグザ

「ふぅ、危ないところでした」

プラスチック爆弾はジグザに届く前に、ジグザによって叩き斬られた。


ジグザ

「やはり、貴方は邪魔ですね」

そう言って、ジグザは近くに落ちていた機械兵器の刀を拾い、それをお父さんに投げつけた。

キンッ

しかし、その刀はお父さんに到達する前にお父さんによって、叩き落とされた。

それでも、ジグザは刀を拾い、投げつけてきた。だが、今度は1本ではなく、10本同時に、が、それでもお父さんはそれらを全て叩き落としていた。

しかし、10本目を落としたと同時にジグザが目の前まで迫っていた。


ジグザ

「死ねぇ!」

ガッ

ジグザの刀が、お父さんに触れる直前に、私はジグザを刀で弾き飛ばした。

そして、お父さんは、ジグザが飛ばされた場所目掛け、爆弾を投げた。

ドカーン!ドカーン!ドカーン!

……………


秋季

「やった?」

砂煙が出ていて、詳細はまだ分からない、ただ、沈黙が続いている。

時間がたち、砂煙が晴れてきた。しかし、そこにジグザの姿は無かった。

そして、次の瞬間、私の足下の地面に穴が開き、そこからジグザが現れ、私を捕獲した。

そして、私の首に刀を突きつけて


ジグザ

「さぁ、この子を助けたいのなら、動かないでください」

とお父さんに向けて言った。


20年後健太

「…わかった」

そう答えたお父さんは刀を捨て、その場に座り込んだ。


秋季

「お父さん、ダメ!お父さんが死んじゃったら、こいつ等に勝てなくなる」


20年後健太

「大丈夫だよ、秋季、俺が死んでも、俺たちには心強い仲間が居るだろ?それに、子供を見捨てる親なんていないよ」

そう言って私に笑顔を向けた。


ジグザ

「では、これでさよならです。博士」

グシャッ

ジグザはお父さんの心臓を刀で貫いた。


ジグザ

「ミッションコンプリート」


秋季

「イヤァァァ!!!」

私はジグザに解放され、そのまま地面に崩れ落ちた。

また、殺された、助けられなかった…。

また、死んだ、私のせいで…私を庇って…


記憶編はここまでです。

では次回をお楽しみに☆

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