出会い.2
マコト「ああ!ボクはマコト!こう見えてもれっきとした女の子だよ!」
そう言って彼女は腰に手を当てて胸を張る、確かに胸を張ると胸があるのが分かる
マコト「なんだいその視線は?まるで胸が無いとでも言いたそうだね?」
オズ「あ、ああそういうわけじゃないんだ、胸当てを付けていないのが珍しいと思ってね」
マコト「ボクはトレジャーハンター!戦うんじゃなくて物をとって逃げる!故に行動を妨げるものは不要!」
オズ「トレジャーハンター・・・そのでかいかばんは?」
マコト「そんなことはどうでもいいんだ!それより君珍しい物を背負ってるね?」
オズ「あ、ああ、これか?今は使えないんだ」
マコト「今は?・・・そんなことあるんだね、使えるときと使えない時があるなんて」
オズ「そう、前は使えたんだけどね」
マコト「白武器なんて珍しいよ!その目の色、白魔法も使えるの?」
オズ「ああ、少しならね」
マコト「君自身が珍しいね!興味がわいてきたよ、見たところ3人みたいだけどボクもパーティに加わってもいいかな?」
アニキ「話は聞いてたぜ、常に同行って訳でなくてもいいなら構わない、トレハンってことは基本アイテム士だろ?普段は補助が欲しいところだ」
目線の奥からアニキが声をかけてくる、会計が終わったようだ
マコト「やったー!ボクは、マコト!よろしくね!」
アーテル「早速ですがクエストを受注してきました」
階段の反対側にあるクエスト受注口のほうからアウルムが戻ってくる
アーテル「王国ホドに向かう方向で3件クエストを受けてきました」
マコト「ホドに行くの?」
アーテル「まぁそうですね、せっかくですしホドにいきましょうか」
アニキ「よし、それじゃぁ向かうか、拠点間移動でテレポが使えるから魔道車はここに置いていこう」
【王国ホド:中央区:宿シュテン:16時】
アニキ「さて、宿までついたな。ここからは俺達はしばらく別のクエストがあるから別行動にしよう」と先導する
オズ「道中何度か徒歩もあったがテレポーターか、便利なものがあるんだなぁ」と俺が呑気なことを言うと
アニキ「魔法やらテレポーターを知らないか忘れてるっていったい何を覚えてるのやらいつの時代の人なのやら」
アニキは呆れ顔、アウルムとマコトはくすくすと笑っている
アニキ「ほんじゃな、また後日会おう」とアニキとアウルムが離れていく、二人とも手を振っている
マコト「バイバーイ!」と手を振る
オズ「そうか、お前はこっちか」
マコト「あの二人強いね!道中の魔物も二人だけでのしちゃった。そういえばその右手の甲にある光『選ばれし者』の証でしょ?今時は珍しくないけどいいなー」と俺の右手を取ってくる
オズ「ああ、これ(ターミナルデバイス)か、そうだな生まれつきついてるんだってな」とそれっぽいことを返す
マコト「よく知らないの?二人は特に触れなかったようだし、最近はもう珍しくないけど。それがある人は右手で空間を撫でて使ってるよ」と教えてくれる
オズ「ほう」
スッと空中を左から右に撫でる、するとメニューのようなものが空中に表示された。
マコト「あーそれそれ、選ばれし者にしか読めないんだよね」と空中に表示されたものを見つめる
一番上にメニューと書いてある。あっこうやってメニュー出すのか、やっべ結構な時間ログアウトしてないぞ
マコト「なんて書いてあるの?」
「ん?******だ」と返す...ん?
マコト「...え?」
オズ「******だよ」と返す、やはり言えない、正しくは発せてはいるが伝わらない言葉になっている
マコト「やっぱりなんて言ってるかわかんないや」と残念そうにしている
これメタ発言は勝手にフィルタリングされるのか
マコト「それにしても二人分の部屋取ってくれるなんてあの二人お金持ちなんだねぇ。それじゃ!また明日ね!」
そう言って隣の部屋にマコトが入っていく、俺は黙って目の前の扉を開けて部屋に入りさっそくベッドに寝転がり右手で空を撫でる
「チュートリアルとかガイドとかいると思ってたんだがなぁ、とりあえずログアウトするか」
トンッと一番下にあるログアウトを押す




