邪神の大災害
すごい!すごいよぉ!まだ読んでくれるのか!
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――廃校 4月3日 PM.06:23
一哉「…………」
有紗「…………」
一哉「異世界」
有紗「そう」
一哉「うん、異世界っぽくないね」
有紗「そうだね!!!!!!!!」
一哉「うるせぇ!」
文(れっきとした異世界だよ)
一哉「コイツ……心の中に直接ッ!?」
有紗「とりあえずここを出よう」
一哉「ああ!」
女「待てぇ!」
一哉「誰だ!」
六花「私は富樫六花。闇の戦士だ」
一哉「かっけぇ!あ、俺は雲居一哉です」
有紗「天城有紗です。ところで右腕の包帯とか眼帯とか痛そうですね。大丈夫ですか?」
六花「……貴様らには死んでもらおう」
一哉「なんだって!?」
六花「死んでもらおう」
有紗「もういっぺん言ってみろ!」
六花「し、死んでもらおう」
一哉「も゛っ゛か゛い゛」
六花「死んでもらおう!」
一哉「断る」
有紗「お断りですわ」
六花「……そう」
一哉「ヒェッ!あぶねぇ!」
有紗「へぇ、鎖に錘をつけたものを振り回す戦闘スタイルかぁ」
六花「こんな廃校で何をしていた?答えろ」
一哉「まだ何もしてない!」
六花「『まだ』ということは何か企んでいるな!」
有紗「そーくるか。話が通じなさそうだしやっちゃいましょ」
一哉「せやな」
六花「っ!?何もない所から武器を!?」
一哉「ひゃっはぁ!」
六花「ふっ!はっ!」
有紗「なんて無駄のない洗練された無駄な動きからの回避……強い」
一哉「そうなのか!」
六花「ふふん、私は邪神(の使い魔)を倒したことがあるからな」
一哉「すげぇ」
有紗「すごい」
六花「そんなに褒められると嬉しいな」
一哉「だが許せねぇ!」
有紗「やっちまいな!」
六花「えっ?うわあ」
一哉「安心しろ、みねうち……みねなんてあったっけ?」
文(あるよ)
一哉「あるんだ」
六花「くっ……私の負けだ。殺せ」
有紗「これが噂の『くっ殺症候群』か」
一哉「へぇ~そんな病気があるんだ」
六花「いや、そんな病気聞いたことない」
有紗「黙ってろよクズ」
六花「…………」
一哉「おい、泣くなよ」
六花「オゥウア゛アアアアアアアアアアアアアーーーゥアン!」
一哉「おい、変な泣き方すんなよ」
六花「済まぬ」
有紗「とりあえずいきなり死ねとか言ってきた理由を聞こうか」
一哉「ああ!」
六花「……これは2年前の話になる」
六花「この街に遊びに来た私と叔父、そしてその友人」
六花「あの時は夏で、この廃校で肝試しをしたんだ」
六花「その時叔父の友人が死んだ。邪神に殺されたんだ」
一哉「邪神って?」
六花「ああ!その邪神はお前たちのようなイケメンと幼女の姿で私たちに接触してきた」
有紗「誰が幼女やねん」
六花「だから私はあなたたちを邪神だと確信して挑んだ」
一哉「そうか、邪神ぜってぇ許さねぇ!」
有紗「邪神ぜってぇ許さねぇ!」
六花「信じるのか?この話を」
一哉「ああ!ちなみに俺たちは異世界から来たんだ」
六花「なんだって!?それは本当かい!?」
一哉「ああ!」
六花「じゃあもしかしてチート能力とか持ってたり?」
有紗「するっぽい」
一哉「ほら、この光でいろんな武器が作れる」
六花「SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE」
有紗「私はただの人間だけどね」
一哉「えっ?」
有紗「えっ?」
文(有紗さんはごくごく普通の人間だね)
一哉「とりあえず俺が邪神見つけたら焼いて食ってやるよ」
六花「なんということだろう……こんなすごい人が味方になるなんて」
有紗「そういえばおなか減った」
六花「じゃあ街のほうに行きましょう。私が奢ります」
一哉「やったぜ!」
有紗「やったね!」
文(この後めちゃくちゃ食事した)
劣等生のうどんコラはよくできてると思う




