スリップ・サモン
こんなことが許されると思っているのか!
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――白い世界
洋「待たせたな!」
一哉「やっと来たか!」
初花「…………」
洋「まずは何があったか情報交換といこうぜ」
一哉「ああ!」
有紗「私たちは慈乃文と会って話を聞いたわ。そしてそのあと謎の雑談劇に巻き込まれた。細かいところは12,13話参照」
レイニー「私たちのところには」
初花「私たちが行った世界は重要なことはなかったと思うわ。やったことは困ってる勇者さんを助けたぐらいかしら」
レイニー「…………」
ハル「私たちは藤」
洋「自分たちと同じ姿をした悪人どもを捕まえただけだ」
ハル(喋らない方がいいということですか……)
??「おい、そこの一般人ども!」
一哉「誰だ!」
有紗「誰だ!」
初花「誰だー!」
有紗「空のかなたに踊る影」
一哉「白い翼の」
初花「ガッ」
洋「や め て お け」
吉田「私は竜騎士の吉田!」
山本「そして月光の山本!」
後藤「そして星空の後藤!」
田中「そして火の鳥の田中!」
吉田「我ら、神を守る四天王なり!」
山本・後藤・田中「うぃーあーざごっどせいう゛ぁーず!」
洋「誰も見てないからって自由すぎるだろ!」
一哉「ドラゲナイなぁ」
吉田「なぜ貴様らのような一般人がこの聖域にいるのか説明してもらおう!」
有紗「気がついたらここにいた!」
山本「そんな言い訳が通用するか!」
後藤「神に対する冒涜は!」
田中「我々が許さん!」
一哉「話をちゃんと聞いてくれないなんて!ぜってぇ許さねぇ!」
吉田「我らが貴様らを無に帰してやる!」
一哉「やれるもんならやってみろ!」
吉田「まずは頼むぞ山本」
山本「え?俺っすか?」
一哉「じゃあこっちは……ハル!お前に決めた!」
ハル「何が始まるんです?」
後藤「戦争じゃよ」
山本「それじゃあ俺の先攻!くらえ!」
初花「先行は攻撃できないわ」
山本「え?マジ?じゃあ次が周ってくるまで待つか」
ハル「シャイニングストライク!」
山本「ぐわあああああああああああ」
吉田「山本ぉおおおおおおおおおおお!!」
一哉「まずは一勝!」
レイニー「さすハル」
吉田「くっ!次は後藤だ!」
一哉「だったらこっちはレイニーだ!」
レイニー「え?私ですか」
後藤「ふひひひひひひ。勝ったらペロペロさせてもらうよぉ」
洋「全国の後藤さんに謝れ」
レイニー「シューティングサファイア!」
後藤「ぎゃああああああああああ」
吉田「後藤ぉおおおおおおおおおおおおおおお!!」
レイニー「こんなんで神守ってるんですか?」
吉田「よくも……よくも後藤を!次は田中!頼むぞ!」
田中「おう!仲間の敵は俺がとる!」
一哉「じゃあ洋。お前が行け」
洋「あ、あぁ」
田中「行くぜおい!遠慮はしねぇぜ!」
洋「どうぞ」
田中「てぇい!とぉ!やぁ!……なんで効いてないんだ!?」
洋「そんな生ぬるい攻撃じゃ、いつまでたってもダメージなんて与えられないぞ?」
田中「くぅっ!もう遠慮はしねぇぜ!」
洋「それさっきも聞いた」
田中「うわああああああああああああああん」
吉田「田中ぁああああああああああああああああ!!!」
一哉「もう三勝したから勝ちでいいだろ?」
吉田「許さん……許さんぞぉ!貴様らぁ!この私が直々にぶち殺してくれる!」
一哉「しょうがない。俺が相手だ!」
吉田「うおおおおおおおおおおおおおお!!俺はお前をぜってぇ許さねぇえええええええええええ!!」
一哉「俺のセリフをパクってんじゃねぇええええええええええええええええ!!!」
吉田「ギャース!」
一哉「激しい戦いだった……」
有紗「そうね……」
ハル「やはり争いは何も生みませんね」
レイニー「いえ、悲壮感が生まれてます」
初花「それは生産的ではないわ」
洋「……なにこれ?」
一哉「艦こr」
初花「絶対に違うと思う」
有紗「戦こr」
洋「それも違うと思う」
ハル「そんなことよりこれからどうするんですか?」
レイニー「奥に進みましょう」
一哉「そうだな」
有紗「そうだよ」
――奥に進んだ先
神「なんじゃあ、おんどりゃあ!」
一哉「誰なんだアンタ一体!」
有紗「味方なんだよな!」
初花「私たちと一緒に」
神「なわけねぇだろぉ!!」
一哉「もういい、飽きた。死ね」
ハル「なんか投げやりですね」
レイニー「仕方ないですよ」
洋「いや、そんなことないから。普通にできるから。仕方なくないから」
神「あびゃああああああああああああ!!」
一哉「やったぜ!」
初花「で?神っぽいの倒したけど?」
有紗「次の世界に行けるね!」
洋「いや、ここで旅は終わりだ」
一哉「マジか!やったぜ!」
洋「俺が終わらせる!」
ハル「洋!」
許せ




