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2、キャラメイク

多分これからは不定期更新になると思います


目を開けると幾何学な模様が光っている不思議な空間に浮かんでいた。しばらく辺りを眺めていると白い髪で白い衣を着た美しい女性が立っていた。



 子供達よ。目覚め時です。


 この世界へと堕ちた星達を空へと解き放つのです。


 さすれば道は開かれん。


 子供達よ覚悟を決めなさい。


 星達の魂を天へとお返しするのです。


 そのために私から祝福を与えましょう。


 私は子供達をいつも見ている。



 そういって白い女性は消えていった。その代わりに30cmくらいの2頭身の変な女の子が出てきた。


「こんにちわ。みんな大好きヘルプちゃんだよ☆!」

「これからゲームをプレイするに当たってすることを説明するよ☆!」

「ちなみに君の担当になったからプレイしている間はずっと一緒だよ☆!」

うざい…とてつもなくうざい。なんでいちいちウインクしてくるんだ。

「チェンジで…」

「ひどっ!ちょっとその反応はひどくない。私が担当なんてラッキーなんだゾ☆!」

「チェンジで…」

「もういいもん☆!許さないもん☆!ぷんぷん☆!」

話がかみ合ってない気がするんだが。

「もうどんどんすすめてくよ☆!」

なんでこんなの当たっちまったんだか…。


「まずはキャラメイクだよ☆!背の高さを変えすぎるとバランスがとれなくなるから注意してね☆!」


やっとか…。なんか精神的に疲れた気がすんな…。



 ヘルプちゃんの顔が急に無表情になり、機械的な女性の声に変わる。

 【まずは自分となるキャラクターの顔と身長を決めてください】

 顔と身長か、顔はいじるとしても身長か。やっぱ現実と同じがいいのかな。俺は同じの方が操作しやすいと思うんだよな。同じで良いかな。

 身長は同じにに設定して、顔か。顔は現実の顔をベースに少し目の辺りをいじってっと。よしこんな感じだな。

 【顔と身長を設定します。設定後は変更できませんが宜しいですか】

 そんな声とともに、『はい』と『いいえ』という文字が現れた。

 【設定完了しましました。】

「うわっ!」

 光が現れ、俺の姿を変えていく。しばらくして、光が収まったころには設定した顔の俺になっていた。

 【次に種族を決めてください。】

へえ。種族なんてあるのか。ホームページみたときに見逃したかな。


 ヒューマン………誰にでも扱いやすく初心者向け。これと言った短所はないが長所もない。


 エルフ………主に魔法を得意とするが近接戦闘は向かない。INTとAGIが育ちやすいが逆にSTRとVITが育ちにくい。


 ダークエルフ………エルフより魔法は得意ではないが、近接戦闘がエルフよりは向いている。MNDとAGIが育ちやすいが逆にSTRとVITが育ちにくい。


 ハーフエルフ………手先が器用で生産者向き。INTとDEXが育ちやすいがMNDが育ちにくい。


 ドワーフ………小柄で剛毛になるが力がかなりあり生産者向き。STRとDEXが育ちやすいがMNDが育ちににくい。


 フェアリー………素早い動きができるようになる。AGIとDEXが育ちやすいがVITが育ちにくい。



 この中から選ぶのか。俺のやりたいプレイスタイルだと一番合ってるのはフェアリーなんだよな。でも、ダークエルフもヒットアンドアウェイみたいな戦法ができそうで良いな。

 

 うーん。やっぱフェアリーかな。


 【種族をフェアリーに設定します。設定してからは種族を変更できませんが宜しいですか】


 俺は迷わず決定を押す。


 【種族を設定しました。次にステータスのボーナスポイントを設定します】


 俺の前に半透明のウインドゥが現れる。



 NAME/


 HP 60/60

 MP 40/40

 SP 25/25


 STR 7

 VIT 4

 INT 7

 MND 5

 AGI 10

 DEX 9

 残りBP10



 名前の所、決めてなかったからどうなるのか心配だったけど、空欄になるんだな。やっぱりAGIやDEXが高くてVITが低いんだな。どうしようかな。長所を伸ばすか、短所を補うか。さて、本当にどうしようか。

 俺なりのやり方でやればいいのかな。よし、決めた。


 NAME/ 


 HP 60/60

 MP 40/40

 SP 25/25

 

 STR 7

 VIT 4

 INT 8(↑1)

 MND 5

 AGI 16(↑6)

 DEX 12(↑3)

 残りBP0 


 俺は長所をできるだけ伸ばすことを決めた。まあ、俺のやりたいプレイスタイルは素早い動きができればできるほど良いからな。

 これでステータスの設定は終了かな。


 【ステータスの設定は宜しいですか。】

 はいを押す

 【ステータスを設定しました。次は初期スキルの設定です。】

 お、とうとうきたな。だいたいはもう決めてあるから良いけど、何個か見てから決めたいからな。あと、あのスキルがあるかも微妙だし…。

 俺はスキルを五個選らんでから最後の一つを探して画面をスクロールさせていく。あった。このスキルだ。これであのプレイができる。


 【初期スキルの設定は宜しいですか。】

 迷わずにはいを押す。

 【初期スキルを設定しました。最後にプレイヤー名の設定です。】

 プレイヤー名か。本名で行けるかな。

「RYOUYAっと。これで決定。」 

 【プレイヤー名に被りがないか確認します。………確認が完了しました。プレイヤー名《RYOUYA》は既に使われております。変更してください。】

「げっ!マジか!」

 じゃあ、本当はあまり使いたくないけどこの名前でいくかな。


 【プレイヤー名に被りがないか確認します。………確認が完了しました。このNAMEは使えます。】

 よし。これは使えるみたいだな。

  

 【これで、キャラメイクは終了です。モードを切り替えます。】

 ん。モードを切り替え?なんか嫌な予感がするんだが…。

「やっほー☆!ヘルプちゃんだよ☆!キャラメイクは終わったみたいだね☆!」

「一応な。」

「じゃあこれから君は自由を求める冒険に出かけることになるよ☆!死なないように頑張ってね☆!」

「まあ、頑張るよ。」

「ではでは☆!いってらっしゃーーい☆!」

  ヒュン

 そんな音がして俺の足下の空間が消え穴ができた。

「は?」

「いってらしゃーーーい☆!」

「いってらっしゃいじゃねえよ!いつかぶっ飛ばしてやる!」

そういって俺は穴に吸い込まれていった。





 NAME/ネームレス


 LV1

 HP 60/60

 MP 40/40

 SP 25/25


 STR 7

 VIT 4

 INT 8

 MND 5

 AGI 16

 DEX 12

 残りBP0


 スキルスロット

 スロット1 短剣術

 スロット2 索敵

 スロット3 隠密

 スロット4 ダッシュ

 スロット5 ジャンプ

 スロット6 幻惑魔法


 装備

 武器 短剣(木刀)

 頭 なし

 外着 なし

 内着 初心者の服

 下装備 初心者のズボン

 腕 なし

 足 初心者の靴

 アクセサリー1 なし

 アクセサリー2 なし 

 

2/16修正 幻影魔法→幻惑魔法


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