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優しさの正体
君は知らなかった
ほんの些細な事で
僕に小さな灯をくべた
一番優しい正体を
不意に鏡に映る
目眩みするほど輝いてる
一番優しい正体
笑顔と悲痛で
左右非対称な 君の表情
僕の影と隣立って 彼女を見た
無理をさせた真犯人
綺麗すぎる世界に
黒い雲が擦り寄って
あの青空を消し去る前に
僅かに残った
湿ったプライドで
無理やり喉の奥へ
醜い僕を飲み込んでみせるから
もし出来るなら
綺麗な僕だけを 君に見せるよ
君は君の人生
僕は僕の人生だったろう
見返りの無いまま優しさを
性懲りもなく また与えて
性懲りもなく まだ求めて
「こんな僕を何度、
君は我慢してくれるのかな。」
”自分が嫌い”
そんな免罪符を片手に
また逃げ道を探してる




