AI-GM【Claude】汎用TRPGリプレイ:「ステラと星1号」【2/2】
(※※※リプレイの続きです。
飛び交うミサイル、ぶっとぶ宇宙船。セッションはクライマックスです。)
-----
■■PL
マルコのミサイルを『星1号』で庇う。
これで貸し借りなしやからな、マルコはん。
-----
■■GM(Claude Sonnet 4.5)
Turn 9 - 犠牲
(1) 裁定ログ:
自分のミサイル回避: 成功(パニック補正-2だが、エンジニアの技量でカバー)
マルコへのミサイルを船体で遮蔽: 成功 / HP-4
マルコのワープポイント突入: 成功
ステラの状況: 重傷だが航行可能
(2) 状況描写:
ステラは迷わなかった。
「マルコはん、まっすぐ行け!」
「え!? ステラ!?」
ステラは急加速し、マルコの船の後方へ滑り込んだ。
ミサイルが迫る。
自分に向かってくる二発——操縦桿を捻り、回避。
訓練と経験が手を導く。
一発目、掠める。
二発目、船体下部を抜ける。
だが、マルコに向かう二発は——
ステラは『星1号』を盾にした。
「相棒……すまんな」
ドガァッ! ドガァッ!
二発のミサイルが『星1号』の船体に炸裂する。
右舷装甲が吹き飛ぶ。
エンジンルームに亀裂。
火花が散り、警告音が鳴り響く。
「っっ……!」
衝撃でステラの体が座席に叩きつけられる。
肋骨にヒビが入ったような鈍痛。
計器パネルが真っ赤に染まる。
HP: 6
だが——
マルコの船は無傷だった。
「ステラァァァ!」
マルコの悲痛な叫び。
ステラは血を吐きながら、通信ボタンを押した。
「……行け、マルコはん。これで……貸し借りなしやからな」
「あかん! 置いていかれへん!」
「あほ。ウチはまだ……飛べる。先にワープしとけ。追いつくから」
嘘や。
エンジン出力が30%まで低下してる。
このままやと、海賊に追いつかれる。
でも——
マルコは助かる。
それでええ。
マルコが何か叫んでるが、ステラの意識が霞む。
ワープポイントの光がマルコの船を包んだ。
消える。
逃げ切った。
ステラは小さく笑った。
「……よかった」
そして——
背後から、海賊船が迫る。
「——観念しな、お嬢ちゃん」
レッドファングの船長の声。
ステラは操縦桿を握る手に力を込めた。
まだや。
まだ終わってへん。
ワープポイントまで、あと5万km。
損傷した『星1号』が、最後の力を振り絞る。
(3) 状態表示:
・Turn: 9
舞台: ワープポイント直前(距離5万km、到達まで3分)
目的: グリーゼ251cへ特急宅配(現在4.5時間遅延)
HP: 6 | SP: 2 | Tension: 11+(事故イベント発生条件達成)
障害: 海賊船『レッドファング』(距離3万km、プラズマキャノン充填中)、『星1号』大破(エンジン出力30%、装甲破損、負傷)
所持品: 星1号(大破)、交換部品(無傷)、整備工具、ワインセラー、20mmオートキャノン(弾薬残り70%)
【Tension 11+ 事故イベント発生】
ステラの視界が揺れる。
意識が飛びかける。
そのとき——
エンジンルームから異音。
「……え?」
計器を見ると、冷却系統が故障してる。
エンジンが過熱してる。
このままやと——
爆発する。
(4) 次の行動候補:
1.エンジン緊急停止、慣性だけでワープポイントへ — 爆発回避 / 海賊に追いつかれ確実 / コストなし
2.エンジン稼働継続、爆発上等でワープポイントへ突入 — 賭け / 爆発でHP-3〜5、死亡リスク / コストなし
3.後部隔壁を閉鎖、エンジン爆発を誘導して海賊を巻き込む — 特攻 / 両者相討ち+ステラ死亡 / HP-6(即死)
4.荷物を放棄、海賊の注意を逸らしつつエンジン停止 — 生存優先 / 任務失敗 / コストなし
5.SP全消費で冷却系統を応急修理しつつ逃走継続 — 最後の賭け / 成功率低+修理中に被弾リスク / SP-2(残り0)、HP-1〜2の可能性
どうする、ステラ?
※Tension 11+のため、選択後に事故イベント処理が入ります(Tensionは半減して切り上げ→6、代償としてHP-1またはSP-2)
-----
(※※※このゲームの名物、Tension事故です!
HPとSPばかり見て、Tensionの管理を怠っていると、こういう目に遭います。
いやー、行動候補に並んでる内容が、えぐい。選択しだいでPC普通に死ぬからね、と、GMが言ってる。※※※)
-----
■■PL
SP全消費で冷却系統を応急修理しつつ逃走継続。
ついてないなぁ、もう……。
歩の悪い賭けやけど、ほかに張るところが無いわ。日頃の行いの良さを信じて、やれる限りのことはやってみよか。
-----
■■GM(Claude Sonnet 4.5)
Turn 10 - 最後の賭け
(1) 裁定ログ:
SP全消費での冷却系統応急修理: 部分成功(日頃の整備が功を奏した) / SP-2(残り0)
修理中の被弾回避: 成功(運が味方した)
ワープポイント到達: 成功
事故イベント処理: Tension 11+ → 半減して切り上げ(6)、代償HP-1
(2) 状況描写:
「……ついてないなぁ、もう」
ステラは呟きながら、シートベルトを外した。
痛む体を引きずって、エンジンルームへ這っていく。
煙が充満してる。
熱い。
警告音が頭を割るように響く。
冷却系統のパイプが裂けて、冷却材が漏れ出してる。
「……くそ、ここか」
工具を掴む。
手が震える。
集中や。
集中するんや。
三年前、独立したとき。
この船を中古で買って、隅から隅まで整備した。
毎日触ってきた。
『星1号』のことなら、目ぇ瞑っててもわかる。
「頼むで……相棒」
応急パッチを当てる。
溶接する。
配管を迂回させる。
その間も、船は飛んでる。
オートパイロットが必死に針路を保ってる。
背後から、プラズマ弾が飛んでくる。
ズドン!
船体が揺れる。
掠めた。
ステラの額から血が流れる。
破片が飛んできて、左腕を切り裂いた。
HP-1
「っ……! もうちょい、もうちょいや……!」
最後のボルトを締める。
冷却系統、復旧。
エンジンの温度が下がり始める。
ステラはコックピットへ這い戻った。
座席に倒れ込む。
計器を見る。
ワープポイントまで、1万km。
30秒。
海賊船が最後の一撃を放とうとしてる。
だが——
間に合った。
「……いけるっ!」
ステラは操縦桿を引いた。
『星1号』が、青白い光のリングへ突入する。
空間が歪む。
視界が引き伸ばされる。
超光速航行開始。
海賊船の怒声が、通信から消えた。
沈黙。
暗闇の中、星々が流れる。
ステラは荒い息をつきながら、天井を見上げた。
「……助かった、か」
体中が痛い。
血が止まらへん。
意識が遠のく。
でも——
荷物は無事や。
マルコも逃げ切った。
「……上出来や、な」
ステラは目を閉じた。
オートパイロットが、グリーゼ251cへのコースを維持してる。
到達まで、あと36時間。
ステラは意識を手放した。
【Tension事故イベント処理完了】
Tension: 11 → 6(半減切り上げ)
代償: HP-1
現在HP: 5
(3) 状態表示:
・Turn: 10
舞台: 超光速航行中(グリーゼ251cまで36時間)
目的: グリーゼ251cへ特急宅配(現在4.5時間遅延)
HP: 5 | SP: 0 | Tension: 6(焦り段階:判定-1)
障害: 重傷(出血、肋骨損傷、左腕裂傷)、船体大破(エンジン出力30%、装甲破損)、意識混濁
所持品: 星1号(大破)、交換部品(無傷)、整備工具、ワインセラー、20mmオートキャノン
(4) 次の行動候補:
1.オートパイロットに任せて休息 — HP+1、SP+1回復 / 到着まで放置 / 緊急事態対応不可
2.応急手当てしてから仮眠 — 安全な回復 / HP+2、SP+1 / 6時間消費(総遅延10.5時間)
3.このまま意識を保ち、航行監視継続 — 安全優先 / 回復なし+消耗 / Tension+1
4.医療キットで最低限の処置だけして監視継続 — バランス型 / HP+1のみ / Tension-1
5.ワインを一杯飲んで痛みを和らげ、簡単な手当て — 緊張緩和 / HP+1、Tension-2 / SP回復なし
どうする、ステラ?
-----
(※※※今更ながら、Tension管理。ワイン開けちゃおう。※※※)
-----
■■PL
ワインを一杯飲んで痛みを和らげ、簡単な手当て。
飲めるときに飲んでおこう。あの世にまでは持っていかれへん。
-----
■■GM(Claude Sonnet 4.5)
Turn 11 - ささやかな祝杯
(1) 裁定ログ:
ワインで痛み緩和+簡単な手当て: 成功 / HP+1、Tension-2
休息効果: 良好(孤独だが、落ち着きを取り戻す)
航行状態確認: 異常なし
(2) 状況描写:
ステラは何とか体を起こした。
左腕の傷から血が滲んでる。
肋骨が軋む。
「……あー、痛っ」
医療キットを引っ張り出して、止血剤を注射。
包帯を巻く。
雑やけど、とりあえず血は止まった。
それから——
ステラは操縦席の後ろにある、小さなワインセラーを開けた。
「飲めるときに飲んでおこう。あの世にまでは持っていかれへんからな」
棚から一本取り出す。
キャンティ・クラシコ 2143年
孤児院を出て最初の給料で買った、思い出の一本や。
ずっと取っておいた。
「……今日くらい、ええやろ」
コルクを抜く。
グラスに注ぐ。
深紅の液体が揺れる。
ステラは一口飲んだ。
「……っ、ああ」
体に染み渡る。
痛みが和らぐ。
緊張が解けていく。
星々が流れる窓の外を見ながら、ステラは独りごちた。
「マルコはん、無事やろか」
「海賊の奴ら、火星の巡視船に捕まったやろか」
「この荷物、ちゃんと届くやろか」
問いかけに答えはない。
ただ、静寂と、星の流れだけ。
ステラはもう一口飲んだ。
「……孤児院のみんな、元気にしとるかな」
「シスター・マリア、まだ怒りっぽいんやろな」
「ウチ、ちゃんと一人でやっていけてるで」
グラスが空になる。
ステラは小さく笑った。
「……なんや、独り言ばっかりやん」
でも、不思議と落ち着いた。
生きてる。
『星1号』も、ボロボロやけど飛んでる。
荷物も守った。
マルコも助けた。
「上出来や」
ステラは医療キットから鎮痛剤を取り出して飲み、シートに横になった。
オートパイロットが静かに動作音を立ててる。
「あと36時間か……。もうちょい、頑張ろうな、相棒」
目を閉じる。
今度は、少しだけ安らかに。
(3) 状態表示:
・Turn: 11
舞台: 超光速航行中(グリーゼ251cまで35時間)
目的: グリーゼ251cへ特急宅配(現在4.5時間遅延)
HP: 6 | SP: 0 | Tension: 4(平常段階:補正なし)
障害: 中程度の負傷(手当て済み)、船体大破(エンジン出力30%、装甲破損)
所持品: 星1号(大破)、交換部品(無傷)、整備工具、ワインセラー(キャンティ1本消費)、20mmオートキャノン
(4) 次の行動候補:
1.このまま仮眠を取る — 回復優先 / HP+1、SP+1(6時間休息) / 到着まで問題なし
2.起きて船体の本格的な修理を試みる — 性能回復 / エンジン出力50%まで回復可能 / SP-1(回復前なので不可、要休息後)
3.航行データを整理、火星管制とマルコに無事の報告 — 安心提供 / 時間消費少 / コストなし
4.グリーゼ251cのコロニーに到着遅延の連絡 — 誠実対応 / 印象UP / コストなし
5.今は何もせず、ただ星を眺めて心を休める — 精神回復 / Tension-1 / 時間経過
どうする、ステラ?
※次のターンでグリーゼ251c到着となります
-----
■■PL
グリーゼ251cのコロニーに到着遅延の連絡。
やー、積み荷が無事で、何よりやったわ。
-----
■■GM(Claude Sonnet 4.5)
Turn 12 - 誠実な報告
(1) 裁定ログ:
グリーゼ251cコロニーへ遅延連絡: 成功
依頼主の反応: 良好(誠実さを評価)
航行継続: 順調 / 35時間経過でグリーゼ251c到達
(2) 状況描写:
ステラは体を起こし、通信パネルに手を伸ばした。
超光速航行中やけど、量子通信なら届く。
グリーゼ251cコロニーの受付周波数に合わせる。
「こちら運送船・星1号、船長のステラや。依頼番号A-7823、特急便の件で連絡したい」
数秒後、応答。
「こちらグリーゼ251cコロニー管制。星1号、どうぞ」
ステラは深呼吸した。
「到着が予定より約5時間遅れる見込みや。海賊との遭遇で船体が損傷してな。ただし——」
ステラは後ろの貨物室を振り返る。
密封コンテナは無傷で、しっかり固定されてる。
「積み荷は完全に無事や。Priority Aの生命維持システム部品、必ず届ける」
しばらくの沈黙。
そして——
「……了解した、星1号。無事で何よりだ」
オペレーターの声は、安堵に満ちていた。
「実は、こちらの生命維持システムの予備がギリギリでね。5時間の遅れなら問題ない。それより——君、怪我は?」
「ああ、ちょっとな。でも飛べてるし、大丈夫や」
「そうか。到着したら、医療チームを待機させておく。それと——」
声のトーンが変わる。
「君の誠実さ、評価する。多くの運送業者は遅延を隠そうとするからね。報酬に10%のボーナスを上乗せしよう」
ステラは目を見開いた。
「マジで!?」
「ああ。それと、もし良ければ次回もうちのコロニーの配送を頼みたい。信頼できる船長は貴重だ」
ステラは思わず笑った。
「おおきに! 喜んで受けるわ!」
通信が切れる。
ステラは安堵のため息をついた。
「やー、積み荷が無事で、何よりやったわ」
窓の外、星々が流れ続ける。
あと35時間。
ステラは再びシートに横になった。
今度は、本当に安心して眠れそうや。
「……よっしゃ、寝よ」
目を閉じる。
『星1号』のエンジン音が、子守唄のように響く。
【35時間経過 - グリーゼ251c到達】
オートパイロットが着陸シーケンスを開始する音で、ステラは目を覚ました。
窓の外に、青白い惑星が広がってる。
グリーゼ251c。
コロニーのドッキングベイが見える。
「……着いた」
ステラは操縦を手動に切り替え、慎重に『星1号』を誘導した。
ボロボロの船体やけど、最後まで飛んでくれた。
ドッキング完了。
エアロックが開く。
医療チームが待機してる。
そして、依頼主——コロニーの整備主任らしき男性が駆けてくる。
「星1号! 無事か!?」
ステラはコックピットから這い出て、笑った。
「無事や。荷物もな」
男性は密封コンテナを確認し、安堵の表情を浮かべた。
「助かった……本当に、ありがとう」
医療チームがステラを担架に乗せる。
「ちょ、歩けるって……」
「無理しないでください、船長。治療が必要です」
担架に乗せられながら、ステラは『星1号』を振り返った。
ボロボロの、でも愛しい相棒。
「おつかれさん、相棒。また飛ぼうな」
(3) 最終状態:
Turn: 12(最終)
舞台: グリーゼ251cコロニー・ドッキングベイ
目的: 特急宅配 - 達成
HP: 6 | SP: 0 | Tension: 0
遅延: 約5時間(許容範囲内)
所持品: 星1号(大破・修理必要)、整備工具、ワインセラー、20mmオートキャノン
【ゲーム終了】
終了種別: 目的達成
結果要約:
ステラは海賊との遭遇、仲間の救出、船体損傷という困難を乗り越え、Priority A貨物を無事に届けた。
誠実な対応が評価され、報酬ボーナス+10%と次回依頼の確約を獲得。
世界影響:
火星管制: 海賊情報提供により治安向上 [治安+1]
マルコ: 命を救われ、深い恩義 [人脈:マルコ+2]
グリーゼ251cコロニー: 生命維持システム稼働継続 [信頼+2]
PC影響:
負傷による回復期間必要 [HP-4のダメージ蓄積]
船体修理に相応のコスト [資金-2]
誠実な運送業者としての評判確立 [名声+2]
困難を乗り越えた自信 [精神+1]
【次回への展開】
現在地: グリーゼ251cコロニー・医療施設
世界の変化:
数日後、ステラは治療を終えて退院した。
『星1号』の修理には2週間かかるらしい。
その間に、三つの連絡が入った。
マルコからの通信 - 「命の恩人や。借りは必ず返す。何かあったら言ってくれ」
火星管制からの表彰状 - 海賊情報提供による治安貢献賞と、報奨金
謎の依頼 - 暗号化された通信で「腕の立つ、信頼できる運送業者を探している」
次回フック:
ステラは次に何をする?
新たな冒険を始めますか?
それとも、しばらく休息しますか?
-----
■■PL
はい、ステラさんは休暇にします。
謎の依頼は放置。どのみち2週間は「星1号」動かれへんし。
コロニー観光でもしまひょ。美味しそうなイタリアンあったら行ってみたいな。
-----
■■GM(Claude Sonnet 4.5)
・・休暇 - グリーゼ251cの日々
ステラは謎の依頼メッセージを既読無視した。
「どうせ2週間は船動かれへんし、怪しいのは関わらんとこ」
削除ボタンを押す。
・休暇の日々
グリーゼ251cコロニーは、火星ほど大きくないが、居心地のいい場所だった。
人工重力は地球の0.8G。
ちょっと体が軽く感じる。
ドーム天井からは人工太陽が優しい光を降り注ぎ、緑地公園には本物の木が植えられてる。
ステラは包帯を巻いた左腕を吊りながら、街を歩いた。
・3日目 - イタリアンレストラン発見
中央プラザを歩いてると、看板が目に入った。
『Trattoria Stellare』(星空食堂)
店構えは小さいが、温かみがある。
「……イタリアンやん」
ステラは迷わず入った。
店主は白髪の老人——名札には「ジョヴァンニ」とある。
「いらっしゃい。一名様?」
「せや。一人やけど、ええか?」
「もちろんだとも。どうぞ」
案内された席に座ると、ジョヴァンニが微笑んだ。
「君、運送業者だろ? 包帯で分かるよ。例の特急便の」
「え、なんでわかるん?」
「コロニーは狭いからね。噂になってるよ。海賊と戦って、荷物を守った勇敢な船長がいるって」
ステラは照れ臭そうに頭を掻いた。
「大げさやわ。ただ届けただけや」
「謙虚だね。さて、何にする?」
ステラはメニューを見た。
カルボナーラ、アマトリチャーナ、ペスカトーレ……
どれも本格的や。
「カルボナーラ。それと……ワインのおすすめある?」
ジョヴァンニの目が輝いた。
「おや、ワインが分かるのかい?」
「ちょっとな。ソムリエの資格持っとるで」
「それは心強い! じゃあ、これを」
ジョヴァンニが持ってきたのは、見たことのないラベルのワイン。
「グリーゼ251c産の白ワインだ。コロニーの温室で育てた葡萄でね。地球のワインとは違うが、悪くないよ」
ステラは一口飲んだ。
「……おお」
フルーティで、ほんのり酸味がある。
確かに地球のとは違うが——
「美味いやん」
ジョヴァンニは嬉しそうに笑った。
「気に入ってもらえて光栄だ」
カルボナーラが運ばれてくる。
濃厚なソースに、完璧な火入れのパンチェッタ。
一口食べて、ステラは目を閉じた。
「……ああ、これや。これが食べたかってん」
孤児院で、たまに出てきたパスタを思い出す。
シスター・マリアが作ってくれた、下手くそやけど愛情のこもったカルボナーラ。
「美味いか?」
「最高や」
ジョヴァンニは椅子に座って、ワインを自分にも注いだ。
「乾杯しよう。君の無事と、これからの航海に」
「おおきに」
グラスが触れ合う。
静かな夜。
温かい食事。
優しい人々。
ステラは思った。
「……ええ場所やな、ここ」
・14日目 - 修理完了
『星1号』の修理が完了した。
整備士たちは見事な仕事をしてくれた。
エンジン出力は100%に回復。
装甲も新しく張り替えられ、むしろ前より頑丈になった。
「どや? 見違えたやろ」
整備主任が誇らしげに言う。
「最高や。おおきに」
ステラは『星1号』のコックピットに座った。
計器を確認する。
すべて正常。
「よっしゃ、相棒。また飛ぼうな」
・出発前夜
ジョヴァンニの店で、最後の食事。
「明日出発するんだって?」
「せや。次の仕事が待っとるからな」
「そうか……寂しくなるな」
ジョヴァンニはワインを注いでくれた。
「また来てくれよ。君の席は、いつでも空けておくから」
「絶対来るわ。約束や」
二人はグラスを合わせた。
「良い航海を、ステラ」
「おおきに、ジョヴァンニさん」
【休暇終了】
・ステラの変化:
HP: 10(完全回復)
SP: 6(完全回復)
Tension: 0
資金: 修理費用で減少したが、報酬ボーナスと報奨金でプラス
新しい人脈: ジョヴァンニ(グリーゼ251c)
精神状態: 良好(休息による完全回復)
・『星1号』の状態:
完全修理済み
エンジン出力: 100%
装甲: 前より強化
翌朝、ステラは『星1号』を発進させた。
コロニーが小さくなっていく。
「さて、次はどこ行こうかな」
受信トレイには、新しい依頼が三つ。
通常配送、特急便、そして——
火星からのメッセージ。
マルコより: 「ステラ、組まへんか? 俺と二隻で運送会社作らんか?」
ステラは微笑んだ。
「……面白そうやん」
星々の海へ、再び飛び立つ。
【過去のゲーム記録】
セッション1: 「火星→グリーゼ251c特急便」
・結果: 成功
・世界影響: [治安+1][人脈:マルコ+2][信頼:グリーゼ251c+2]
・PC影響: [名声+2][精神+1][人脈:ジョヴァンニ+1]
次の冒険を始めますか?
それとも、ステラの物語はここで一区切りとしますか?
-----
■■PL
GMに質問(ゲームに無関係な与太話です)
「グリーゼ251c」はニュースで、ハビタブルゾーンにある地球に最も近い惑星であると聞いて適当に登場させてみました。
人類が実際にこの惑星に植民するようになるまでには、現在の文明から、どの程度のステップ・アップが必要になるものでしょうか?
(本作で取り上げたワープ航法は、さすがにSFすぎて現実的じゃないかもしれませんが……。)
-----
■■GM(Claude Sonnet 4.5)
・GMからの回答(与太話モード)
ええ質問やな! GMとして、ちょっと真面目に考えてみるで。
【グリーゼ251cの基本データ】
距離: 地球から約18.5光年
恒星: 赤色矮星グリーゼ251
特徴: ハビタブルゾーン内、地球に比較的近い
【現在の技術からのステップアップ】
<ステップ1: 現在の技術で行くとしたら>
従来型ロケット: 時速数万km
到達時間: 約30万年以上
結論: 無理ゲー
<ステップ2: 近未来技術(50〜100年後)>
必要な技術:
1.核融合エンジン - 光速の5〜10%程度(現在研究中)
到達時間: 185〜370年
世代宇宙船が必要
2.レーザー推進(ブレイクスルー・スターショット計画)
超小型探査機を光速の20%まで加速
到達時間: 約90年
ただし減速できないので「通り過ぎるだけ」
<ステップ3: 遠未来技術(数百年後?)>
1.反物質エンジン
光速の50〜90%到達可能(理論上)
到達時間: 20〜37年
問題: 反物質の大量生成と保管が未解決
2.バサード・ラムジェット
宇宙空間の水素を燃料に使う
理論上は光速に近づける
問題: 磁場や集塵システムが技術的に困難
<ステップ4: SFレベル(数千年後?or永遠に無理?)>
1.ワープ航法 (アルクビエレ・ドライブ)
空間を歪めて移動
問題:
負のエネルギー(エキゾチック物質)が必要
必要エネルギーが「木星の質量をエネルギー化」レベル
そもそも物理的に可能かすら不明
2.ワームホール
空間に穴を開けて瞬間移動
問題: ワープ以上に非現実的
【現実的なシナリオ】
もしステラの世界が実現するなら:
・A案: 世代宇宙船ルート(保守的)
核融合エンジン開発(+50年)
自己完結型生態系の確立(+50年)
冷凍睡眠or世代交代システム(+100年)
合計: 現在から200〜300年後には可能かも
・B案: AIと自動化ルート(やや楽観的)
AIによる完全自動化宇宙船
人間は冷凍睡眠or受精卵で運搬
到着後、AIとロボットがコロニー建設
合計: 現在から300〜500年後
・C案: ブレイクスルールート(超楽観的)
物理学の革命的発見(負のエネルギー、高次元など)
ワープ的な何かが実現
合計: 1000年後? or 永遠に無理?
【ステラの世界設定的には】
作中で「恒星間運送業」が成立してることから考えると:
ワープ技術: 実用化済み
恒星間移動: 数日〜数週間程度
コロニー: 複数の惑星に確立
これが実現するには、現実から:
物理学の根本的革命
エネルギー問題の完全解決
少なくとも500〜1000年の技術進歩
が必要やと思うで。
【GMの個人的見解】
リアルで考えると、「グリーゼ251cに植民」は:
悲観的: 人類滅亡までに間に合わない
中立的: 500〜1000年あれば世代宇宙船で可能かも
楽観的: 物理学のブレイクスルー次第で200〜300年で可能
ステラの世界は、「物理学の奇跡が3つくらい起きた未来」やな!
でもそれがSFの楽しいところや。
次の冒険、どうする? それとも、もっと与太話する?w
(※※※クロードGMはん、あんたまで関西弁しゃべり出すんかいな。いや、ええねんけどな。※※※)
(※※※続きをやっても面白そうですが、掲載はひとまず、ここまで。)




