ルシフェル・ソウル

天界大戦。
天界で創造神とその下僕であった天使たち。
その天使たちの最高位であったルシフェルが神に反逆した。
それが天界大戦である。
戦は当初拮抗してはいたが、ルシフェルの腹心であったミカエルの裏切りによって戦局は一変。ルシフェルとルシフェル派の天使たちは敗走し、下界に堕ちることとなった。

下界で散り散りになった天使たちは天使としての力をほぼ失い、人間として生活するしかなかった。
それは反乱軍筆頭であるルシフェルも同様で、一農民として暮らしていた。
ルシフェルはベルゼと名を変えて、とても静かに暮らしていた。
ルシフェルは現在の生活も中々悪くないとそれなりに満喫していたが、一緒にいたもう一人の元腹心の天使、ガブリエルはそのまずしい生活に不満を感じていた。
ガブリエルはアスタルトに名を変えて、ルシフェルがなんとか天使としての再起を図ってほしいと暗躍し始める。
そんな時、二人が暮らしていた村に盗賊団が襲ってくるという事態が発生した。
普通は村のピンチではあるが、ガブリエルはこれがルシフェルの転機となる好機と確信しそれに向けた行動を開始する…。

地に堕ちた天使たちが、堕天使として１から始めるサクセスストーリー。