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戯曲 トルーデン  作者: 岩﨑大翔
4/11

第一幕 第四場 いざ、城下へ

第一幕 第四場

 

 4

 

 同日

 トルーデンの自室 トルーデンとレードル

 

 

 トルーデン

さて支度だ、それ支度!城下を歩く。頼むぞレードル。

 レードル

かしこまりました。今すぐにでも。

 レードル

アヒルの子はアヒル、であらば白鳥の子は、、、

 トルーデン

何をぶつぶつ言っている?いやに聞き分けが良いな。これはいつものことか?

 レードル

私がおります。

 トルーデン

歯切れの良い一言!ああ、お父上もこれを習ってはもらえぬだろうか。レードル、そうは思わぬか?

 レードル

白鳥にござりますから、いずれのことでございます。

 トルーデン

何を言っておるか判らぬが。まあ良い。さあ、準備をしたら城下へ急ぐぞ。

 レードル

従者を何人か、向かわせますゆえ、ご承知を。勿論腕利にございます。邪魔は致しませぬ、少々遠くより、物見のようなものにございます。では向いの衣装部屋へ。ぼろ布に偽髭に、しまいには泥に塗れていただかなくてはなりませぬ。

(トルーデン、レードル退場)

 

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