6、若林純一市議のブログに寄せられたコメントに対する天乃川の反論(nさん編)④
さて、n氏への返答を紹介しよう。
ぐだぐだ前置きはせずに早速参りましょう!
●「天乃川シン」による「n」氏への返答
ご丁寧にお答え下さりありがとうございます。n様の言い回しが難解で理解に時間を要してしまいました。返答が遅れてしまった事をお許しください(――って、別に待っていやしませんか)。
今回はn様に対する返答は勿論ですが、我々のやり取りをご覧になってくださっている方が居たと仮定して、その方達に対しての意見と言いますか説明と言いますか(主にワクチンの有効性や危険性に関してですね)、そんなような場にもさせていただきたいと個人的には思っていますので宜しくお願い致します。
さて、ご返答いただいた文章を読ませていただきましたが、読後にパッと浮かんだのが「ポピュリズム」という言葉でした。
ポピュリズムとは「知恵蔵」によると
「政治に関して理性的に判断する知的な市民よりも、情緒や感情によって態度を決める大衆を重視し、その支持を求める手法あるいはそうした大衆の基盤に立つ運動」
――このように記載されています。
n様が体制側の人間なのかどうか分かりませんが、私は拝読してまず、「ポピュリズム的だな」と感じた次第です。
n様はワクチンの有効性や危険性に関するデータや知識をあまり持ち合わせていないとおっしゃっていたかと思いますが、そもそもn様はワクチンに関するデータにも知識にも、あまり興味がないのではないかと拝察致しました。
しかし、これはある意味当たり前の事態なのかもしれないと思います。
n様は
「コロナに苦しめられた地球市民達が様々な感染対策を組み合わせて頑張った末、とうとう手にした夢のワクチンによってコロナ禍を克服して大団円を迎える」
――このような、ある意味大衆が求めているであろう分かりやすいストーリーに立脚したシナリオを想定し、このシナリオに沿うような形で論理を組み立てているとお認めになったかと思いますが、このように欲望や感情によって態度を決めるという、全くもって理性的ではない「大衆」という集団を想定して論理を組み立てているのだから、ワクチンの有効性や危険性に関するデータも知識も、さして重要ではないという事になるのだろうな。――と、このように私は感じた次第です。
n様が体制側の人間かどうかは分かりませんし、大衆というものに対してどのようなお考えをお持ちなのかは結局分かりませんが、体制側の人間と言うのはこのような眼差しで大衆を見つめていて、このような論理展開をするのだろうな。――という事をですね、文章を読ませていただいて、まず感じた次第です(すいませんね、読書感想文みたいで)。
以下、n様の発言で気になる部分について、順に私見を述べさせていただきたいと思います。
まず、n様は「①ワクチンの有効性について」において
>これについてはまだはっきりと確信を抱いている状況ではないですね。
としながらも
>ファイザーについては,中和能が高いというのもポイントです。
――このようにおっしゃっていますね? 私はファイザー(を始めとしたすべての新型コロナウイルス)のワクチンの有効性(中和能)は低いと考えています。
「medアーカイブ」にて「COVID-19 BNT162b2 mRNAワクチン接種後6ヶ月で、医療従事者と老人ホームの居住者の体液性免疫の大幅な減少」というプレプリントが今年の8月15日に掲載されていますが、この研究によると、ファイザーのワクチンを2回接種した212人の対象者(入居者120人、医療従事者92人)すべての抗体量が、接種から2週間後に比べて半年後には「84%以上」減少する事が分かっています。
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.08.15.21262067v3
また、藤田医科大学は
「(ファイザーの:筆者注)ワクチン接種前から約3ヶ月後までの血液が得られた209名(男性67名、女性142名)の抗体価を測定しました。3ヶ月後の抗体価の平均値は、2回目接種後に比べて約1/4に減少しました。また、抗体価は年代・性別を問わず全ての被検者で減少しました」
――このように8月25日のプレスリリースにおいて報告しています。
https://www.fujita-hu.ac.jp/news/j93sdv000000b3zd.html
さらに、英国「フランシス・クリック研究所」のデービッド・LV・バウアー博士もとある動画において
「ファイザー社製ワクチンを2回接種した人たちは、中和抗体の量が1/5~1/6にまで減少した」
――このように語っています。
https://bonafidr.com/Nrjoy
……どうでしょうか? 藤田医科大学とバウアー博士は、「――だから、ブースターショットが必要なんだ!」――こう結論しているワケですが、いずれにしても以上の事から(少なくとも)ファイザーのワクチンの有効性ってかなり低いものだと思わざるを得ません。
「ブレイクスルー感染」という言葉がありますけど、これってなんだかワクチンの有効性をブチ破るくらい感染力も毒性も強いコロナウイルスが原因として起こってしまう出来事のような印象を受けてしまいますが、いやいや、そもそもワクチンに大した有効性がないというそれだけの話しですよ。
アンジャッシュの児嶋氏もコロナに感染していましたが、彼はワクチンを2回接種しています。結局はそういう事で、2回打とうが3回打とうが4回打とうがコロナには感染してしまのです。ブースターショットしていこうが、結局は感染する時は感染するのです。
そういえば、理化学研究所は7月15日に以下のように発表しています。
「インフルエンザウイルスに対する免疫反応がワクチン接種とウイルス感染では異なることを発見し、経鼻感染の方がワクチン接種よりも質の高い中和抗体である『広域中和抗体』が産生されることを明らかにしました」
https://www.riken.jp/press/2021/20210715_3/index.html
これはインフルエンザワクチンに関する研究となりますが、これがコロナのワクチンでも同様だとしたら、中和抗体の産生に関してはワクチンなんかよりも自然感染によって産生される抗体の方が良質だという事になります。
また、米疾病予防管理センター(CDC)は、デルタ株に感染した場合、ワクチン接種者の体内でも未接種者とほぼ同量のウイルスを生みだすことを示す研究結果を発表しています。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/70/wr/mm7031e2.htm
マサチューセッツ州バーンスタブル群で感染した住民469人を分析したところ、74%にあたる346人がワクチンを2回接種していた事が分かっていますが、感染時の体内におけるウイルス量がワクチン接種者と未接種者で同等ならば、ワクチンには感染予防効果もなければ「重症化予防効果もない」事となります。ワクチンを打っても未接種者と変わらない形でウイルスが体内で増殖するのですから、当然ですがそのように考えるしかありません。
そうであるならば、特に子供なんかはコロナに感染したってほとんどが無症状か軽症なのだから、なおさらワクチンを接種するベネフィットなんてないように感じます。
やはり、ワクチンの有効性はかなり低いように思う次第です。
次に「②生理食塩水よりも恐ろしい副反応〜自ら受け入れるリスク判断」に移りますが、n様は(ワクチンの有効性を抜きにしたうえでの)「微少確立」における二つの視点という事で、
1,「天下国家から見下ろしたときの視点」
2,「個々の人々が、自らについて判断するときの視点」
――このように分けて論じていらっしゃいました。
1の視点「天下国家から見下ろしたときの視点」
>当然,接種後の,ないし接種による死人は生じうる事になります。
>そこで因果関係が判明した事例,否定しがたくかつその存在が疑われる事例については,別途手当が必要でしょう。そうでなければ,人々はワクチン接種をしようとしなくなります。
>長期的問題も,0として消去できない可能性ないし懸念としてのレベルで残ることになります。これについても必要に応じて副反応被害として,因果関係が判明し,あるいは否定しがたくかつその存在が疑われる事例については救済の対象とすべきでしょう。
2の視点「個々の人々が、自らについて判断するときの視点」
>ワクチン接種後の事象は,発熱等を除き,一定の注意事項(1週間は激しい運動を避ける,胸が苦しいなど特徴的な一定の症状が出たら直ぐ救急病院に駆け込む!等々)を守れば,もうそれほど深刻に受け止める必要がないのではないかと考えています。
>救済されうるという可能性を念頭に置いた上で,これらの微少確率事象を自身の問題として許容できるかどうかが重要です。
――以上のようにおっしゃっておられました。
そして、そのうえで改めてワクチンの「有効性の話を入れ込みます」との事でしたが、そのすぐ後に
>私は,根拠はあまり持ち合わせてありませんが,ワクチンの有効性はあると信じています。
このようにおっしゃっています。
n様のワクチンに対する個人的見解についてとやかく言うつもりはありませんが、そもそもワクチンの有効性なんて先述した通りの代物だと考えている私としては、ただ「信じている」という非科学的な根拠に引っ掛かってしまう次第です。
さて、そのうえでn様は
>ワクチン接種を決断する際の個々人の判断とは,接種後死亡事例が100万分の10ぐらいの確率で生じるかもしれない(インフルワクチン等と違い,全世代にまんべんなく打ちまくったので,他のワクチンと違って死亡率が高く見えるだけかもしれないし,そうではないかもしれない),将来的にもひょっとしたら何かよくないことが起こる可能性を完全に否定しきることは現代の科学では不可能。でも,ワクチン接種により,死亡の機会を下げることができる,コロナにかかっても後遺障害の可能性を有意に下げることができる(有意性について研究報告が出ているそうです。),重症化リスクを下げることができる,これらのリスクと引き換えにチャンスを選びますか? というリスク受容の判断になります。
このようにおっしゃっていますが、ここでワクチン接種における「リスクとベネフィット」について私見を述べたいと思います。
そもそも、日本人は欧米人に比べて新型コロナウイルスの脅威にさらされておらず、陽性者数も死者数も重症者数も極めて少ないです。
例えば死者数ですが、日本経済新聞「チャートで見る世界の感染状況 新型コロナウイルス」における2021年10月6日時点の各国の累計死者数を見てみると、人口約1億2,000万人の我が日本の死者数は「1万7,807人(※これってだいぶ水増しされていますけど)」ですが、人口約6,700万人のフランスで「11万7,728人」、人口約8,300万人のドイツで「9万3,693人」、人口約4,740万人のスペインで「8万6,621人」となっていますので、欧州に比べると日本の死者数は極めて少ないです。
そしてこの日本の死者に関してですが、20歳未満の子供は一人も亡くなっていません。亡くなっているのは基礎疾患のある高齢者がほとんどです。
また、例年、季節性インフルエンザでは間接死含めて約「1万人」が亡くなっていますが、その中には少なくない子供が含まれているそうです(すいません、子供の死者数に関する詳しいデータを持ち合わせていません)。
毎年季節性インフルエンザ流行時に、今回のコロナのワクチンのようにガンガン接種を推し進めてこなかったのにも関わらず、なぜ新型コロナウイルスのワクチンだけは半狂乱になって推し進めるのか私には分かりません。
「いや、コロナは重症化しやすいんだ」「サイトカインストームが起こりやすいんだ!」「後遺症が怖いんだ!」――等、マスコミ辺りが過剰に煽り立てますが、そんなものはインフルエンザにおいても存在します。
まぁ、良いです。コロナは怖いものとしましょう。百歩譲って、ワクチンを打つ事も認めましょう。ワクチンが安全であるならば、オールオッケーにしましょう。
でも、コロナのワクチンって安全でしょうか?
2019年10月1日から2020年4月30日までのインフルエンザワクチンの総接種回数は「5,649万6,152回」に及びますが、副反応によって死亡したと報告された件数は僅か「6件」です。
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000681710.pdf
コロナのワクチンはどうでしょうか? 内閣官房によると、10月6日までのワクチン総接種回数は「1億7,119万3,251回」ですが、10月1日時点で副反応疑いによって「1,233人」が死亡した可能性があると報告されています。
――インフルエンザワクチンに比べて、コロナワクチンによる死亡報告例って異常に多いと思いませんか? 互いのワクチン総接種回数が違うので数を揃える為にインフルのワクチンによる死者数6人に3を掛けてみましょう。……それでもたったの「18人」です。
「いやいや、そのコロナのワクチンを打って亡くなった人っていうのは、たまたま偶然寿命が来て亡くなったんですよ!」
このようにおっしゃる人がいるかもしれませんが、インフルのワクチンを打った後に偶然亡くなる人が「18人」だとして、なぜコロナのワクチンを打った後に亡くなる人は「1,233人」も存在するのでしょうか? どう考えても不自然です。
ファイザーのmRNAワクチンとは「スパイクタンパク質の設計図」を搭載しているものですが、この設計図によって細胞内でスパイクタンパク質を作り出し、そのスパイクタンパク質に対する免疫反応によって抗体を作り出そうというものです。
mRNAは非常に壊れやすいものですが、RNAの塩基である「ウラシル(U)」を修飾して(メチル化して)壊れにくくしています(※ファイザー製ワクチンの一般名称は「コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン」)。
通常、mRNAは数分から10時間程度でなくなってしまうものですが、ファイザー社のmRNAワクチンは改変されている為、長い期間消えずに体内に残り続けてしまうのではないか? 新潟大学の岡田正彦名誉教授も同様の懸念を示してます。
https://www.youtube.com/watch?v=WEM2xoyz900&t=28s
なぜ、mRNAが体内に残り続けてしまう事が問題となるかというと、mRNAが細胞内でスパイクタンパク質を作り続ける限り、体内でいつまでも免疫応答が続く恐れがあるからです。このような「自己免疫疾患」は例えば「関節リウマチ」が該当するそうです。
また、アメリカのソーク研究所は、「スパイクタンパク質それ自体が血管を傷つける」との研究結果を報告しています。
https://www.salk.edu/news-release/the-novel-coronavirus-spike-protein-plays-additional-key-role-in-illness/
――もう一度言いますが、ソーク研究所によると「スパイクタンパク質それ自体が血管を傷つける」と言うのです。それゆえに新型コロナウイルス感染症は「呼吸器系疾患」ではなく「血管系疾患」だという事です(……なるほど、それならばワクチンの副反応によって亡くなったとされている人達の死因として、「心疾患」や「脳血管障害」が多い理由の説明がつきます。血管系の疾患だからです)。
さて、ソーク研究所の言う通りスパイクタンパク質が血管を傷つけるとするなら大変です。ファイザー製ワクチンは(モデルナもですけど)mRNAが改変されていて分解されにくいです。長期間に渡って作り出されるスパイクタンパク質が体内の血管を傷つけ続けるおそれがあるのです。――もしそういう事が起き続けてしまうならば、これはワクチンではなく「毒」です。
また、ファイザー社の内部文書に「生体内分布研究」と言われる文書があります。この文書によるとワクチン接種後スパイクタンパク質が血液に入って数日間循環し、脾臓、骨髄、肝臓、副腎などの臓器や組織に蓄積される事。さらには卵巣にも非常に高い濃度で蓄積される事が示されています。
https://www.pmda.go.jp/drugs/2021/P20210212001/672212000_30300AMX00231_I100_1.pdf
ワクチンが卵巣に悪影響を起こすというのは、河野太郎元(?)ワクチン担当相も自身のブログで「デマ」だと切り捨てていますし、厚労省の御用医師「忽那賢志」も同様です。
忽那賢志は「48時間後に投与量の0.095%が卵巣に集積するが、この値では蓄積とは言えず、卵巣の機能に影響するレベルではない」としていますが、これに関しては大阪市立大学名誉教授の井上正康氏が反論しています。
(※長文なので引用しません。よろしければ松田政策研究所代表「松田学」氏の2021年9月20日のブログを参照してください。https://ameblo.jp/matsuda-manabu/)
ちなみに卵巣における脂質ナノ粒子(mRNAを包んでいる物質)の血中濃度の経時的変化は以下。
0.25h 0.104μg/g
1h 1.34μg/g
2h 1.64μg/g
4h 2.34μg/g
8h 3.09μg/g
24h 5.24μg/g
48h 12.3μg/g
見てお分かりのように、時間を経るごとに脂質ナノ粒子が卵巣に蓄積されている事が分かります。
河野太郎や忽那賢志は卵巣に対する影響に関して「デマ」だと言ってしまっていますが、普通に考えて卵巣にも影響「大アリ」でしょう。ですので、女性がワクチンを接種する事に対して、私は大変な危機感を抱いています。
そもそも、ワクチン担当相がワクチンに対する疑問や反論を全て「デマ」だとしている事自体に問題を感じます。お抱えの「こびナビ」も同様です。ワクチンに関して、国民は偏りのない情報を提供されているようには思えません。マスコミもコロナ死に関しては嬉々として報道しますが、ワクチンの副反応による死亡例は一切報道しません。
n様はワクチン接種のリスク受容について
>このとき重要なのは,個々人レベルにおいて死等のリスクと得られるチャンスとを比較したとき,チャンスのほうが有意に大きいことです。
このようにおっしゃっていますが、以上のような事から、私はワクチンを接種して「得られるチャンス=ベネフィット(利益)」よりも、遥かに「死等のリスク」が上回ると考えている次第です。
……長くなりそうなので続きます。