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2、マスク不要論 ~若林純一市議のブログへ寄せた私のコメントより~

この作品は残しておかなければならない。私自身のマスクに関する考え方の一つの高みだ。新型コロナウィルスは飛沫感染ではなく「糞口感染」なので、そういう意味でもマスクなんて必要ないのだが、マスク自体の効果が薄弱だという事をきっちり知らしめておかなければ、今後インフルエンザが流行した際に、またまたマスク圧が強化されてしまう。このままの世の中ではダメなのだ。

大分県臼杵市の若林純一市議のブログに投稿した、マスクに関する私の意見をこのエッセイでも紹介しておく事とする。何かの参考にしていただければと思います(※誤字脱字や表現がおかしな箇所は、内容に影響がない範囲で修正しています)。


●天乃川シン


若林市議のおっしゃるように、マスクの着用は強制されるべきものではありません。そもそもマスクが感染対策的に有効なのかも怪しいものです。


理化学研究所によると、医療用マスクなどにより、顔に隙間なく着用した場合には、吸引する飛沫、エアロゾルをほぼブロックすることができるとの事ですが、マスクと顔に隙間がある場合は、マスクを着用することで上気道に入る飛沫数を3分の1にすることができ、とくに大きな飛沫については侵入をブロックする効果が高いと言っています。


しかし、20マイクロメートル以下の小さな飛沫に対する効果は限定的であり、隙間からの侵入を阻止することはできないとも言っています。


飛沫というのはウイルスに水分や埃等が付着した5マイクロメートル以上のものを言います。マスクを着用していても、20マイクロメートル以下の飛沫の侵入は阻止できないという事です。


https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1272611.html


●天乃川シン


マスクと顔に隙間がある場合に20マイクロメートル以下の飛沫の侵入を阻止できないのならば、マスクと顔の隙間をなくせば良いではないか? ――こう考える事ができますが、果たしてそんな事ってできるのでしょうか?


聖路加国際大学准教授の「大西一成」氏の実験によると、マスクの平均漏れ率は86.3%だそうです。


これは衛生マスクを着用した225人のマスクの漏れ率を解析した結果ですが、225人のうち126人は漏れ率が100%だったそうです。


この実験はマスクの外に浮遊している粒子数とマスク内の粒子数をそれぞれ計測し、どれだけ外の粒子がマスク内に入り込んでいるのか統計解析したのだそうです。


また、実験の参加者に対してマスクの周りを押さえるという指導をした後に改めて計測をしてみたところ、漏れ率は20%程度減少し66.7%になったという事です。


マスクを手で押さえて隙間をなくしても――と言っても、人間目線で隙間がなかったとしても、ウイルス目線では巨大な穴が開きまくりだと思いますが――66.7%の粒子が侵入してくるのです。


常にマスクを手で押さえる事なんて無理でしょうし、手で隙間を押さえたところでウイルス目線にしたら巨大な穴が開きまくっているでしょうし、全く隙間の出来ないマスクなんてこの世に存在しないでしょう。そう考えると、マスクの効果なんて極めて限定的だと言えますね。――いや、感染対策的に全く意味がないとすら言えるでしょう。


●天乃川シン


マスクに関しては厚労省とも深い関わりのある国立国際医療センターの忽那賢志氏も、以前にこんな事をおっしゃっていました。


「症状がない方、咳とかくしゃみの症状がない方に関しては、『感染症の予防に繋がるという証拠はない』んですね。イメージ的に鼻とか口までしっかり覆われていて病原体が入り込みにくいイメージなんですけど、それが着けてる人と着けてない人を比べて、感染症のインフルエンザ、あるいはインフルエンザ様症状の『発症率には差がない』という研究が多いんですね」


……どうやら、マスクって感染症の予防に繋がるという証拠はないそうですよ。


その後、忽那氏はマスクに関しての見方を変えてしまっているのですが、その辺りはこちらで確認ください(私のマスクに関する意見と、忽那氏に対する反論を確認いただけます)。

https://ncode.syosetu.com/n4219gq/528/


●天乃川シン


また、「新型コロナウイルスは無症状者も感染を広げるんだ。だからマスクは必要なんだ」――このようにおっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんが、この考え方も怪しいものです。無症状者が感染を広げるという事実はないかもしれません。


2020年11月に「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表された論文によると、中国はロックダウン解除後の2020年5月14日から6月1日までの間、6歳以上の武漢の住民約1,000万人に対して調査を実施しましたが、その結果「300人」の無症状者が確認され、さらに「1,174人」に及ぶ濃厚接触者が特定されましたが、なんと「1,174人」全てが「陰性」と判定されたそうです。


https://www.nature.com/articles/s41467-020-19802-w


もし、この論文の内容が正しいのであれば、若林議員は特にコロナの症状があるワケではないようですので、マスクから鼻を出していたところで何の問題もありません。――いや、マスクをしていなかったとしても何の問題もありません。


臼杵市議会の議長さん? このネイチャー・コミュニケーションズに掲載された論文の内容をどのように捉えますでしょうか?


●上記「天乃川シン」の意見に対する「匿名」の方のコメント


まぁ参考にどうぞ

https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00042.html


●上記「匿名」の方に対する「天乃川シン」のコメント


あぁ、それって東京大学の行った、例の笑っちゃう実験ですよね? 


ボックスの中に頭部だけのマネキンを向かい合わせになるようにセットして、片方のマネキンはマスクを着用して延々とダイソンのように空気を吸引し続け、もう一方のマネキンは本物のコロナウイルスを混ぜた空気を延々吐き続けるっていう例のアレですよね?


現実に我々人間が生きている環境を全く無視した面白おかしい例の実験を大真面目にやっていたのだから笑えますよね?


そんでこの研究のポイントっていうのは


「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の空気伝播におけるマスクの防御効果とマスクの適切な使用法の重要性を明らかにしました」


「マスクにはSARS-CoV-2粒子の対面する人への暴露量を減らす効果と吸い込みを抑える効果があることわかりました。N95マスク(注1)は密着して使用しないと防御効果が低減すること、また、マスクだけではウイルスの吸い込みを完全に防ぐことができないことも明らかになりました」


「マスクの適切な使用方法の理解に役立つことが期待されます」


――という事ですが、こんなバカげた実験でマスクの効果を謳われてもねぇ?


●おそらく、上記「天乃川シン」のコメントに対する「匿名」の方のコメント


要約するとマスクの効果は、吸い込む際に外敵からの侵入を防ぐ防ぐ効果は薄く、吐き出す際に暴露量を大きく低減してくれると言うものですよね。

自分に対しての予防策でなく相手に配慮した対策と言える。

これがマスクの効果でしょ。

マスクを正しく着用していて意味のないものではないと考えますが。


●上記「匿名」の方に対する「天乃川シン」のコメント


マスクというものは、明らかに症状のある人がくしゃみなどをした際に、大きな飛沫を撒き散らす事を防ぐ程度の有効性はあるのかもしれませんね。


しかし、20マイクロメートル以下の飛沫は容赦なくマスク内に侵入してくる事を考えると、その逆も然りでマスクをしていても20マイクロメートル以下の飛沫はマスクの隙間から周囲に撒き散らされてしまうと考えられます。


いや、理化学研究所は医療用マスク等を顔に隙間が出来ないように着用すれば、飛沫やエアロゾルをほとんど防ぐ事ができると言っていますが、顔との隙間がなくマスクを着用する事は現実的に不可能だと思います。


厚労省や専門家が、マスクは正しく着用しましょう――なんて言っても、それ事態がそもそも不可能だと私は考えます。ウイルスって0.1マイクロメートルという超微細な存在ですからね? (※1マイクロメートル=0.001ミリメートル)


そのうえで、さらにマスクの漏れ率の平均が「86.3%」という研究結果を考えてみると、マスクをして息を吐きだした際、顔とマスクの隙間から平均して86.3%の飛沫が漏れ出していくと考える事もできますよね? 

(※ちなみに大西准教授の実験だと、マスクを着用した225人中、126人は漏れ率「100%」です)


そもそも、「マスクを正しく着用する」=「マスクを隙間なく着用する」事が不可能である以上、マスクを着用していてもマスクの隙間から20マイクロメートル以下の飛沫は周囲に漏れ出し、また飛沫の86.3%もマスクの隙間から漏れ出していく。――こう考える事ができます。


そうであるならば、マスクは着用している本人にとっての感染予防効果も薄ければ、他人に対しての感染予防効果も薄いと考えざるを得ません。


ちなみに若林議員はマスクを「エチケット」として着用する事は否定していませんが、まさにマスクはエチケット程度に使用されるべきもので、それ以上の効果は特にないと言っても良いかと思います。


マスクで感染予防ができるのならば、なぜデルタ株によってあんなにも陽性者数は増えたのでしょうか(死者数や重症者数は極めて低かったですけど)? この事実だけを取ってみても、マスクに感染を予防する効果はないと言えるのではないでしょうか?


●天乃川シン


結局、マスクというものは明らかに症状のある人が、くしゃみ等で周囲に飛沫――というか唾液や痰を振りまかないようにする程度の有効性しかないように思います。


感染対策的に意味があるのか怪しいマスクですが、これを着用していないという理由で臼杵市議会の方達は若林議員に対して辞職を勧告しました。これは正気の沙汰ではありません(――いや、若林議員はマスクを着用していています。ただ、鼻を出しているだけです)。


マスクの着用は個人の自由であるにもかかわらず、科学的根拠に基づいて着用しない事を選択した若林議員に対して、議会で発言する事すら許さずに寄ってたかって追放しようとする。……これが市を代表する議員連中のやる事でしょうか? 


マスクの着用は自由です。任意です。世の中の多くの連中がマスクの着用を正しい事だと思っているようですが、どこの前近代的な村人の集まりなのでしょうか? 


村の掟に従わないヤツは排除する。科学的根拠とか関係なく、気に入らないから排除する。日本人のほとんどが下品で臆病で自分の頭でモノを考えられなくなってしまい本当に残念です。


※以上で引用終わり。


今現在のマスクに対する私の見解はこんなところでしょうか? マスク脳との議論の際に参考にしていただければと思います。


マスク脳を駆逐して、コロナ禍を終わらせましょう!



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