Rap1097-女性バイクドライバー転倒 腎臓破裂?-2
Rap1097-タムラ先生夜間外来総合
Rap1097-女性バイクドライバー転倒 腎臓破裂?-2
「随分頑張っていますね!」
トレーナーの立川が悦子の頑張りぶりに、つい言葉が出る。
「はい、目的がありますから!」
うるさいな、でも適当に対応しよう、教わる身だからな!
「へえ、凄いですね!」
まあ、適当に対応しておくしかないな・・・・、目的のために!
「バイクの免許取りたくて・・・・」
「えっ、もしかして大型?」
「いえ、まず中免です・・・・・大型!」
「いきなりは無理みたいです!」
「そうなんだ?」
「はい、特に女性は無理みたいです。」
わかってないのかよ、めんどうくさいな!
「で、何で体力つけるの?」
「はい、まず車体を倒しておいて、それを起こす試験があるんです!」
「それじゃあ、腕力必要になるなあ・・!」
だから、通ってんだよ・・・・・なぁ・・・・
でもそれだけじゃないけどね、まあいいや・・・
「ほかにもあります!」
「それは、何かな?」
暫くの無言が続く・・・
「ごめん・・・、余計な事、聞いたかな!?」
「いいえ、大丈夫です!」
「やっば、太っているとバイク似合わないんで・・・・」
「そうだね・・・・・」
「よし、それじゃあ、それに見合ったメニュー作り直そう!」
そうか! 教わる時は上手く対応しないと損なんだっけ・・・・
今まで合コンの時に、繭たちの為に上手く立ち回っていて、
自分はそれ程良い思いしてなかったっけ!
よし、ここは使える武器は使うに限る。
「わぁ、嬉しいです、宜しくお願いします!」
「それじゃー、ランも入れて・・・」
「はい、お願いします!」
あれ・・・あのトレーナー意外と良い奴かも・・・
まあとにかく頑張ろう。素敵な目標に向かって・・・・
夕食を一人侘しく済まし、シャワーを浴びる。
ブラウス、ブラ、スカート、パンテーを脱ぎ等身大が、
かろうじて写る鏡の前に立つ!
気取ってポーズをとる。
これは相当絞らないと、あんなかっこ良い姿なんて程遠い、
頑張ろう。
ふと足元を見る、右足親指の少し上、赤く腫れている、
どうして・・・・
そうか・・・、クラッチ、リターンの時あげる!
そして勿論だが、運動靴を運転練習中に履く事を義務付けられた。
そのため、教習所には運動靴を持参する事、
しっかりガイダンスの時に言われたっけ・・・・
でなければその日は乗せないって。
まあ車の運転教習の時もそうだけど。
ギア変則は夢中だったから、気づかずに余計に力が入っていたんだな。
“よし、頑張るぞ、運転技術それに体力、ボデーライン”
「おい、ようやく二輪が走る様になったな!」
そう、外周と大きなカーブは何とかクリアー出来る様になった。
だが時々エンスト、空ふかしをやってしまう。
「はい、有難うございます!」
無線からの声、今日は男性教官で比較的若い、それに背も高い。
まあ悦子的に合格かな・・・70点!
オットそんな余裕まだあるわけないよ、なあ・・いかん、いかん
「よし、今日は少し体を傾けて内週を回ってみようか!」
「はい!!」
よし、でも体傾ける・・・倒れないかな・・・
「おい、今体傾けるの・・・、心配したな!」
「えっ・・・あっ、はい!」
どうして、どうして、今何か言ったっけ・・・うそぅ・・!
「スピードがある程度出ていれば問題ない!」
「後は自分の問題だ!」
「はい、わかりました。で、どれ位のスピードですか?」
解っているよななぁ・・・、よく見てるもん・・・・、
かなりなスピードで、カーブ曲がる時膝が付きそうに・・・・、
いやもう擦ってるもんね!
「そんなに・・君はスピードメーター見る余裕あるの?」
「いいえ、唯・・・・一応!」
いやらしい突っ込み、それはたまには見る事もあるよ、
遅いとか・・・早すぎるとか・・言われるよ。
そんな時は見るよ!
「そうだな、とにかく体を傾けるだけで、車は傾けた方に曲がる。」
「その感覚を自分で、体に覚え込ませるんだ!」
「はい!?」
だよな、それは目ではわかっているよ。
でもね、一度傾けすぎて横滑りで転ぶの、前回見ちゃったんだよね!
「オーケーそんな調子だ! もう少しスピード出していいぞ!」
「はい、有難うございます!」
ホント、言うのは簡単だよね・・・・
しかし、私も直ぐに上手になるよ、絶対!
「はい、今日はもう少しウエイト増やして・・・!」
「ラン5キロから・・・ね!」
「あっ、それと、最近話題の加圧トレーニングも・・・」
「はい、有難うございます!」
今度は、立川トレーナーの下で肉体強化、改造だ。
休みの日、残業がない日、と言うか教習所のスケジュールに、
合わせているのが現状だ。
それだから、繭たちとの付き合いが悪くなり、反応も悪い。
ある時等、特別な彼が出来たのかと、本気で言われた事もある。
そんな時、否定はするが本気にされない。
教習所通いはまだ話すつもりはない。
どうせ言っても、繭・・・わかってくれないと思う!
それならそれで良いかも・・・・
彼女たちは、バイクはカッコいい彼の後ろに乗り、
“キャー、凄い、早い”等と言って、後ろから彼に手を回し、
時には自慢の胸を彼の背中に・・・・
ああ、そんな事考えて・・・
実際に実行した事あったっけ・・な!
まあそれも良いかも、でもあの時から・・・・
彼がスピード出しても、そんなに怖くなかった。
いやそれ以上に快感が、
と、言う事はあのときに体が目覚めたのかな・・・・
「はい、それではランニングに移ろうか?」
「はい、そうします。」
何だか、目標があると頑張れるな!
よし、素敵なプロポーションと、体力強化、頑張ろう。
「どうしました、何か言いました?」
「いいえ・・・、何でも!」
「そうですか・・・、それにしても随分気合入ってますね!」
「そうですか、頑張ります!」
やっぱ、外から見ても気合わかるのかな?
「あっ、手に擦り傷・・!」
「あっ、それは少し擦っちゃったんです!」
「そう、無理しなで・・・ね!」
あっ、また優しい言葉・・・・それに良く見られてる。
もしかして・・・・
ではまた・・・・暫くのオフです! 浅見 希
タムラ先生夜間外来(総合) R1097
DrDr――――――総合Tamura ―――――DrDr




