Rap1087-子宮頸がん 産婦人科 3-1
Rap1087-タムラ先生夜間外来総合
Rap1087-子宮頸がん 産婦人科 3-1
「おい、紗枝・・・始まったのか?」
「まだだと思う・・けど・・?」
「だって、テッシュに血が付いてるぞ!」
「えっ、本当だ!」
紗枝は急に不安になった、元とのエッチの最中も、
彼が動くたびに、痛みを感じていて。
紗枝は自分か生理不順で、たまに不正出血もある。
だからナプキンはハンドバックにいつも忍ばせている。
女性特有の病気が心配なのだ。
腹痛もある、特に下腹部の・・・
紗枝比較的惚れっぽい、惚れるとかなりの短期間で、
男と女の関係になる。
その事に対して抵抗はない。
正直SEXが好きなんだろう。
たまに、自分は淫乱なのかと思うことがある。
所詮この世の中、男と女しかいない。
紗枝はレズっ毛は決して無いと自負している。
たまに、紗枝に近づいて来る女性もいる。
どちらかと言うと、そんな態度を見せる女には、
嫌悪感さえ感じる。
そんな紗枝だ、男には目がない、
それどころか惚れっぽいのだ。
自然とSEXの回数も普通の女性よりも間違いなく多い。
そんな生活態度を顧みると、思い当たる病気が浮かんでくる。
婦人科に受診しなくてはと、気に留めている
紗枝は初体験も早い、噂では16歳には経験している様だ。
彼の勧めもあって、婦人科に受診する決心をして、
この総合病院に・・・・そう、
田村恵子先生を目当てに決心してやって来た所だ。
「そう、性交中に痛みが!」
「はい、生理も不順です!」
「それに、強いです!」
「そうですか?」
「生理中は、鎮痛剤服用しないと、キツイです!」
「それじゃー・・?」
「不正出血もあるんでしょうね?」
「ハイ、あります!」
「今までに、産婦人科に受診した事ありますか?」
「いいえ・・・!」
「抵抗ありましたか?」
「はい、とっても!!」
「実は、何度も産婦人科に・・・」
「近くまで行くのですが・・・」
「そうね!!」
「でも・・・なかなか決心が、つかなくって・・」
「今回ここに来たのは5回目です!」
「そうでしょうね! 分るわ!!」
「でも、あなたの話の内容から・・・」
「直ぐに検査する必要がありそうね!」
「そう思って、今日決心して来ました!」
「では、さっそく始めましょう!」
看護師のありさが、紗枝を診察室に案内する。
紗枝は診察室に入るなり唖然とする。
噂には聞いていたが、診察台を見て脚が、
空くんでしまったようだ。
「えっ、これに乗るの!」
「はい、下着は当然脱いでね!」
「そうだよね、下着脱がないとね・・・」
「大丈夫ですよ、お腹の辺りでカーテンで間仕切られますから・・・」
「そうですか!」
「ですから、先生の顔は見る事もありません!」
「それに、先生も貴方の顔は見る事はありませんから!」
やっと納得した紗枝は、意を決して診察谷に乗り込んだ。
だかしかし、中々、両脚を台に乗せることを躊躇っている。
「紗枝さん! 早く脚を台の上に乗せなさい?」
「は・・・い!」
「あんまりモタモタしていると・・・」
「先生機嫌が悪くなりますよ!」
その一言で、紗枝はやっと意を決して足を台に乗せた。
先生からは、子宮頚部に、コットン付きの細長い棒を、
こすりつけるようにして、検体を採取するように指示された。
紗枝は広げられた脚の間に、
看護師が女性器を覗き込むような格好で、
子宮の中に何かが入って来るのを感じた。
子宮壁に、綿棒らしき物が触れた瞬間、
少し痛いような感じがした。
その後に、子宮内の洗浄を大きな注射器(50ml)に、
生食を入れて3度ほど洗浄を行った。
「後は、先生の内診があります!」
と、言われた。
“私、ヤッパリ・・・・やばいのかな?”
先生には、問診でかなりしつこく聞かれた。
そして、血液検査も、尿検査も
それに・・・、何か変な検査も看護師さんに、
追加で指示していた。
一応の検査が終わり、再度診察室に呼ばれた。
「本日の検査は、これで終わりです!」
「はい、有難うございました!」
「全ての検査結果が出るのに1週間ほどかかります!」
「はい、先生・・私は・・・」
「検査の結果が出るまで、正確な事は言えません!」
「そうですか? 分りました!」
「来週のこの時間に来院して下さい!」
「はい、・・・・!」
何故か相当元気の無い紗枝、かなり落ち込んでいる。
心配で心配でしょうがない様子だ。
紗枝は少し、子宮癌に関して自分なりに調べている。
今日の検査の様子で、可能性が高いと思って、
検査結果が気が気ではない様子だ
ではまた・・・・暫くのオフです! 浅見 希
タムラ先生夜間外来(総合) R1087
DrDr――――――総合Tamura ―――――DrDr