Rap1080-不妊治療 産婦人科-2
Rap1080-タムラ先生夜間外来総合
Rap1080-不妊治療 産婦人科-2
晩婚同士で結婚した、共稼ぎの夫婦に大きな悩みが・・・
お互いの両親からまだか、まだかの、プレッシャー正直嫁は辛い
雑誌やネットで調べた事をあれこれ実践している。
「あなた、今日早く帰ってきてよ!」
食事をそれなりのボリュウームを準備、仕事を休んでまで・・
「えっ、何で?」
またきたか・・・まったく・・俺は種付け馬か・・!
「もう・!! あなた・・今夜!」
「排卵日・・・だから! ね!」
知ってるくせに・・・今日は逃がさないわよ!!
「うん・・・分った・・・よぅ!」
うわぁ・・・義務はつらい・・・セックスなんてその場の雰囲気だろうが・・・
「何よ、その返事・・・子供欲しくないの?」
私だって、好きで・・・旦那の母親がうるさいのよ・・
あんたには言わないだろうけれどね。まったく・・・
「あぁ・・それは・・・欲しいけど・・・!」
もう、どうでもいいんじゃねえ・・・まったく!
義彦は、妻久恵の出勤前に言われた一言で今日一日が重い、最高に・・・
今日はどうしても妻とSEXしなければならない。
男は、義務と思った瞬間に普段は、楽しいはずの、
あれが途端に苦痛に変わる。
妻は、その一言に、それほど重きを置いていない。
悪気は無いのだろう、しかし男はその日が、
地獄みたいに感じるものだ。
久恵は婦人科に必死の思いで、不妊治療に通いだし、
医者から基礎体温、妊娠のメカニズムをレクチャーされた。
排卵日を狙ってSEXしなさいと3日前、
婦人科の田村先生に指導されて、
真剣に行動を起こしたのだ。
そして、今朝旦那にそれを伝えた。
久恵に決して悪気はない。
が、しかし夫である義彦は、
その事が最大のプレッシャーとなる。
しなければならない、セックスなんて、悲惨!
雰囲気、その場の二人の感情の高まりでそうなるのが、
セックスの楽しみであり、快楽がある。
正直、義彦は何か仕事や、付き合いが入らないか、
期待してしまう。
会社の部下や、同僚に、
「今夜、一杯どうだ?」なんて声をかけたくなる。
おそらく、多くの男性には共感してもらえるだろう。
確実に・・・
完全に男はナイーブなのだ。
弱い生き物なのだ。
ちょっとした事で、その場に臨んだ場合に、
男の義務が果たせなくなる。
本当に、男は軟弱な動物だ。
そこの所、妻たちは理解してあげて欲しい。
これは切実な願いだ。
たとえば、先ほどのような状況の場合、
妻にちょっとした工夫が必要だ。
妻は、旦那に朝からプレッシャーを与えない。
昼休みにメールとか、空いた時間に、
外食を勧めたり、普段に無い言葉で
那にいつもの言葉とは一味違った、言葉をかける。
そう、別な素敵な男性を誘惑する感じでメールとか、
電話をかける。
とにかく、今日が、子作りの儀式なんて、
決して思わせては駄目なのだ。
婦人科の診察室で、恵子先生はその事を十分注意したはずなのに、
一番大事な事を忘れてしまったのだ!
久美は!
旦那の、義彦はこの産婦人科外来に夫婦そろって、
無理やり来させられたのだ。
その時も、苦痛の連続だった。
何しろ産婦人科に普通男の姿はありえない。
ある時ははっきりしている。
目的は一つ、そう、男性に妊娠能力が有るかどうかの確認だ。
言い方を変えれば、種付け能力が有るかどうかだ。
精子がちゃんと男性の体で生産されているか、生産された精子が、
卵子と結合するだけの能力があるか・・・。
精子の量がある一定量射精時に、存在するか。
その検査のために、やってきた事がその場にいる、
多くの女性にはっきりとわかってしまう。
が、しかし、その女性たちは同じ境遇の人なので、
少しは救われる。
それでも、その場所に勤務する若い看護師などの眼が・・・
視線が痛い、本人たちは決してそうは思っていないのだが・・・・、
男は、被害妄想になってしまっている。
まして、その場所が普段の自分のテリトリーで無いから余計だ。
婦人科の待合室で夫婦して待っていると、突然自分の名前を呼ばれる。
その時、もう義彦は完全に舞い上がっている。
「山田義彦さん!!」
看護師が診察室に入るように促す。
「ほら、あなた! 呼んでるわ!!」
「うぅ・・・うん!」
「早く中に・・・はいたら?」
もう、完全に自分を見失った義彦、ドアノブをしっかり持って押す。
力強く、だが開かない、ますますあせる。額には大粒の汗。
「あなた、何してるの?」
「押すんではなくて引くの!!」
「まったく・・・あなたったら??」
「あっ、そうか!」
顔を真っ赤にして、やっと診察室の中に入った。
すると今度は中に、あらゆる生体図解図や、模型が、
女性の解剖図が・・・
頭を伏せがちにぼーっと立ったまま!
そこには、若いかなり美形のナース服の看護師と、
それより少し年は上の感じだが、背はすらりとして、
看護師以上の美形の白衣を着た女性がソファーに腰掛けて、
義彦を見ていた。
「どうぞ、そこにお座り下さい!」
田村恵子女医だ。
名札にそう印刷してあり、顔写真も載っていた。
写真写りもいい、おそらく、選んだ写真なのだろう。
いや、選ばなくても実物はそれ以上に美人かも。
そんな事を考える余裕が出来た。
良かった、少しは自分のペースに・・・
しかし、次の一言でいっぺんに状況が・・・最悪だ・・・
「はい、山田さん!」
「この中に・・・精子を取って来てください!」
何とも、すごい言葉。
それも若くて美人の看護師が・・・
大き目の試験管の様なものを手渡されて・・・
こんな場合、回りくどい言葉はよした方がいいのだろう。
あくまでも治療、検査で来院したのだから。
そして、エロ雑誌と呼ばれる雑誌を、
数冊その若い看護師から渡されて、個室を案内された。
病院によっては、前の日に男性にコンドームをつけてもらい、
夫婦生活を行ってもらう。
そして、そのコンドームを持参してもらう場合もあるが、
精液の鮮度が・・・、
診断に左右する場合があるので、ベストはその場で出してもらい、
顕鏡するのがいい。
この行為も、すべて、流れがわかっているので、男は切ない。
と言うより、マスターベーションを除き見られている様な恥ずかしさがある。
そう、普通の男はまるで、青年のころ、母親に見つかったり、
ゴミ箱に異常にテッシュが多いのを、まじまじと見られた恥ずかしさが蘇る。
義彦は、個室に入り、エロ雑誌を見て、自分のペニスを握り締めてこすっても
一向に勃起しない。
そう、今時分が何をしているのか、想像されているからだ。
10分経っても、20分経っても駄目だ。
そこへ、個室のドアがノックされた。
どきりとする、義彦
「山田さん・・・どうですか?」
「あっ、はい・・・まだです!!」
何と惨めな、・・・義彦。
そこで、田村先生、山田夫人を呼んだ。
おそらく婦人に手助けを・・・・
呼ばれた婦人も、顔が赤らみ声も裏返っている。
これから、自分のするべき事が理解できるからだ。
「山田さん! ・・・わかりますね?」
恵子女医にも少し顔に赤みが・・・恵子先生もまだ独身、
やはり医者と言っても女性だ。
「はい、では・・!!」
山田久恵は、意を決して旦那のいる個室に入って行った。
こんな状況で、豪快なカップルは実際にセックスを行った。
そして、精液を何と女性の膣から採取したすごい例もあった。
何と、そのカップルその後妊娠した事が判明した。
そう、不妊治療で、産婦人科で・・・
産婦人科の治療室で妊娠信じられない話がある。
* お願い 世の女性たち、男性はこのような場合、蚤の心臓だと思って
暖かい配慮を!
恵子先生産婦人科-2
ではまた・・・・暫くのオフです! 浅見 希
タムラ先生夜間外来(総合) R1080
DrDr――――――総合Tamura ―――――DrDr