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Rap1072-葵ちゃん、ニキビで・・悩む 

Rap1072-タムラ先生夜間外来総合


Rap1072-葵ちゃん、ニキビで・・悩む 


「ねえ、真由美・・最近顔にニキビが・・、荒れて・・・」

「私は平気よ、ちゃんとケアーしているから・・」

「えっ、真由美・・・ずるーい・・!!」

 「女性は若いうちから、ちゃんとしないとね!」

「真由美、確かに肌綺麗だよね!?」

 「葵、あんた見栄えだけに気を使っちゃうと、後で困るわよ!」

「真由美、あんたのその手入れ・・・教えて!?」


ニキビとは・・・・

 ニキビとは、吹き出物、と呼ばれる場合もあります。

 ニキビとは、赤く腫れ、痛みをともなう肌の炎症のことです。

ニキビは色々な場所にできますが、できた場所や状態によって、分類されます。

一言でニキビ、といっても実は色々あります。

出来る場所 背中、顎、首、おしり、鼻、おでこ・額、胸、頭皮

それぞれに向いた予防法や治療法があります。 -詳しくはネットで


ニキビはどうして出来る・・・

 にきび(ニキビ)が赤く腫れた状態からさらに悪化して、

赤みがひどくなっていたり、痛みが増していたり・・・

ニキビの赤みや、痛みが悪化してしまうのは、「にきび菌」と呼ばれるアクネ菌の存在が、

炎症を引き起こすのが大きな原因です、しかしそれだけではないのが、簡単に直らない原因です。

複合感染で、アクネ菌に真菌、その他に普段は大人しくしている雑菌が治癒を遅らせます。

ニキビの原因

1.  ニキビの原因として、ホルモンバランスにより大きく左右されます。

思春期に、ニキビができてしまう原因として、一般的に知られているのは、

ホルモンバランスの崩れなどで、ニキビが出来てしまうことが大きな原因になります。

ホルモンの分泌は、皮膚を正常に保つ上で重要な役割を果たしています。

  ホルモンバランスが崩れてしまう原因で出来るニキビは思春期に出来るニキビです

思春期は、性ホルモンのバランスが突然変化してしまう時期でもあり、

男性ホルモンが活発になり、肌の新陳代謝に大きく影響を及ぼします。

肌の新陳代謝が正常におこなわれなくなる関係で、古くなった角質が正常に

剥がれ落ちることができなかったりして、毛穴に残ってしまい、ニキビへとつながります。


2. 生理とニキビ

 女性で多いのが生理前などに、ニキビが出来てしまいやすいです。

排卵後は、男性ホルモンに似た黄体ホルモンが多く分泌されます。

黄体ホルモンが多く分泌されることで、生理前に、体調が乱れたり、

ニキビにつながってしまう肌の新陳代謝が正常におこなわれない、

といった状態が起こりやすくなります。


3. ストレスとニキビ 

 様々なストレスに、ホルモンバランスの崩れが起こり易くニキビの原因になります。

睡眠不足や、食生活などの乱れで、ニキビが出来てしまった、こんな話しはよく聞きます。

睡眠不足や、食生活の乱れは、男性ホルモンを多く分泌してしまう原因だといわれています。

その結果として、ニキビにつながってしまう。

そう、肌の新陳代謝が正常に行われなくなってしまうのです。

そして、その、ストレスなどで出来るニキビを、いじくって、悪化させてしまう事も多いです。

特にストレスからのニキビ、なかなか直りません、それもストレスでしょう。


4. ニキビに対するスキンケア

 スキンケアや、化粧などの影響で、ニキビが出来てしまうこともあります。

スキンケアなどで、化粧品の量を間違えてしまったりすると、

肌の新陳代謝に影響を及ぼしてしまうのです。

ニキビは毛穴にできる炎症です。

毛穴の中に残ってしまった角質等が毛穴をふさぎ、

皮脂の出口をふさいでしまった状態で、分泌がおこなわれるので、

毛穴の中で細菌などが増殖して炎症につながってしまいます。

その時に他の菌も増殖して治療が長引きます。


 「ねえ、皮膚科に受診したら、どんな薬が出るのかな?」

かなり気にしている葵ちゃん、真由美の肌がうらやましい。

出来る事なら皮膚科に受診して早く直したい気持ちが・・・・

「そうね、麗奈先輩ならわかるかな?」


「麗奈先輩、ニキビの薬ってどんな薬使うんですか?」

「それは・・・・、確か・・・・」

少し昔の事を思い出しているようだ。

 「麗奈先輩も・・・ニキビで悩んだ事・・・無いですよね!?」

「そんな事無いわ、コンテスト、肌の露出多いから・・苦労したわ!」

 「へえ、先輩の肌・・・めっちゃ、綺麗ですよね!」


「それはね・・・・、それなりに努力してるわよ!!」

 「わあ・・・その努力教えて下さい。お願いします! 先輩!!」

「そう・・・・、皮膚科で処方されるのは内服では、ビタミン剤、抗生剤」

「外用では、抗菌剤の軟膏、ローションかな・・」

 「へえ・・・抗生剤なんて使うんですか?」


「そうね、少し疑問だけど・・・でも皮膚科的には多く使うみたい!」

 「それで、どれくらい服用するのですか?」

「そこが、疑問ね!ビタミン剤と同じに処方されるのが一般的ね!」

 「えっ、抗生剤そんなに服用し続けたら・・・また・・カンジタ?」

「まあ、成るべくそう言う抗生剤は、使用しないようにしているのですが・・?」

 

麗奈先輩が話を続ける。この話どうも薬剤師からの受け売り臭い。 


「ある薬剤師さん、皮膚科の先生は抗生剤はだらだら使う、そしてステロイドはけちけち使う。」

「そして、外科の先生は抗生剤は派手にしかし短期間。そして、ステロイドは意外とルーズって、言ってたわ!」

 「そうよね、大きな外傷でも、抗生剤は5日多くても7日よね!」

「でも、皮膚科の先生・・・抗生剤下手をすると1ヶ月、2ヶ月なんてあるらしいわ!」

 「それじゃ・・・ビタミンC壊れちゃう、そして口内炎、菌交代現象で膣カンジタなんて事に・・・!」


「わあ・・・薬って難しいわね!」葵が心配気味で少し戸惑いを隠せない。

「ねえ、葵ちゃん、薬をもらうのなら・・・」

「ビタミンB2 B6 C そして必要最小限の抗生剤 ね!」

「規則正しい生活、睡眠をきちんと、便秘にならない!」

「繊維質の植物を多く、野菜果実多くの種類を適度に!」

「洗顔をきちんと、化粧は早めに落とす!」

「紫外線はなるべく浴びない!」

「ストレスは直ぐに解消、ざっとこんな所ね!」


「わぁ・・大変! でも頑張らなくちゃ!」

「彼氏のために!!」

「えっ、葵ちゃん彼氏出来たの?」

 「!!・・・!!・・・!」

 

ではまた・・・・暫くのオフです! 浅見 のぞみ


タムラ先生夜間外来(総合) R1072


DrDr――――――総合Tamura ―――――DrDr


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