Rap1285-成人病って・・!? -2
Rap1285-タムラ先生夜間外来総合
Rap1285-成人病って・・!? -2
三大成人病、最近一番注目されているのが癌です。
がんには様々な種類があります。
直腸癌、膵臓癌など、がんは至るところに出現するのです。
そんな癌ですが、直接には遺伝子が関わっていると言う事が、
明らかになってきた。
がん遺伝子と呼ばれえる遺伝子が、染色体の一部に作用して、
悪性の腫瘍が出来上がる。
この状態が癌です。悪性腫瘍は悪くなると全身に転移して、
様々な症状を引き起こす。
癌の発生原因は、遺伝子の変異ですがそれがすなわち、
親から子への遺伝とはならない。
それはどちらかと言うと環境要因のほうが作用することの多い病気です。
特に肺癌などは喫煙との深い関わりが指摘されている。
次に心筋梗塞と脳卒中です。
TVのニュース等で運転中や、歩行中、入浴中に、
突然心筋梗塞や脳卒中で倒れてしまう!
そんな悲惨なニュースが、巷を賑わす事も最近多いでしょう。
心筋梗塞や脳卒中では、心臓や脳に至るまでの血管に、
何らかの問題が生じて、正しく酸素や栄養分を、
心臓や脳に送れない状態を指します。
最悪の場合は心臓や脳の機能が回復せずに、
死に至ることもあります。
日本人の死亡原因の1位から3位までは三大成人病で占められている。
1.位は癌です。
最近では大腸癌が癌の中で占める割合が高くなっている傾向にあるようです。
2.位が心疾患です。
心筋梗塞を始めとする心疾患で亡くなる人は少なくありません。
3.位が脳卒中です。
脳卒中と心疾患、中でも心筋梗塞は割りと似た原因から起こるものでもあります。
脳卒中や心筋梗塞の原因となるのが動脈硬化、
高血圧、高脂血症といわれています。
特に動脈硬化は動脈が厚く、
そして固くなった状態で血液の流れを妨げます。
動脈硬化は全身の至るところに発生します。
そして血の流れが悪くなったことで脳や心臓に血液がいかなくなる、
ということも十分に考えられるのです。
高脂血症の場合も似たようなものです。
血液の中に余分な脂が溜まり、血液の流れを妨げるのです。
これも動脈硬化と同じように、心臓や脳への栄養や酸素の運搬を妨げることになり、
心筋梗塞や脳卒中を引き起こすもととなります。
このように三大成人病は、
三大死因であると言っても過言ではありません。
そして三大成人病が発生する裏側には、
他の成人病が隠されています。
さらに他の成人病が発症する原因としては、
やはり生活習慣が挙げられます。
つまり三大死因と生活習慣には深い関わりがあるのです。
逆に言うと生活習慣の見直しによって、
三大成人病を防ぐこともできます。
成人病と生活習慣!
成人病には喫煙飲酒食事といった、
生活習慣が深く関わっています。
具体的にはどんな関係があるのか!?
喫煙は最近では世間から、悪者呼ばわりされて、
愛煙家は小さくなっています。
でも・・・その嫌われ者の習慣が止めたいが出来ない。
いいや、どうせ死ぬなら思いっきり好きにタバコを吸って死にたい・・・・・
政府のある関係者が、タバコを1000円にしてやめる方向に・・・・
しかし、政府もタバコ税は当てにしている。
急に上げて禁煙者が増えたら税収に響く・・・
そう言う見積もり・・・・
実際にタバコ税は税収にしっかり予算に組み込まれており、
それも困ると・・・・・・一体政府は国民の健康より、
税金が大切と考えている輩も実際多い。
話がそれました!
しかし、多くの喫煙者の中でタバコを止める!
そんな気持ちがあるなら一刻も早く辞めるべきでしょう!
肺癌で死ぬ時はかなり苦しみます! 脅かすようですが・・・
いいえ、確信犯として脅してます!
そんな喫煙ですが実は成人病との深い関わりが指摘されています。
最も有名なのは三大成人病でもあるがん、
中でも肺がんや咽頭がんなど喉から呼吸器にかけてのがんです。
喫煙は肺を汚すというリスクがあります。
長年喫煙をした人と、一度もタバコを吸っていない人の肺を比べると一目瞭然です。
喫煙者の場合は肺が汚れてしまっており、
がんなどを引き起こす場合もあります。
また、ニコチンやタールなどタバコに含まれる成分は、
血管障害の原因となる確率が非常に高いことで有名です。
もう一つ、脅しです!
タバコを長年喫煙していた患者の、
標本を一度見るチャンスが有れば・・・・
それは如何に凄い事か実感出来るかと・・・
はい、昔の煙突のススが気管支内、
肺胞内にどす黒くへばりつき、それが閉塞する様にまとわりつき、
空気の通過を著しく,妨げます!
大学病院内の標本室に多く飾られているのを見るチャンスがあれば・・・・
ex)水道橋近くにある某大学**歯科大学
今はあるのか?だが・・・・今は市川に移動?
話を戻します!
中でも懸念されるのが動脈硬化です。
動脈硬化は、心筋梗塞や脳卒中などの三大成人病の、
原因となる病気です。
動脈が厚くそして硬くなってしまい血流が悪くなるのですね。
ニコチン、タールなどはその性質上、
動脈硬化を引き起こす割合が非喫煙者よりも多いのです。
喫煙は喫煙している人だけではなく周りの人も、
巻き込んでしまう悪習慣でもあります。
近年になって研究が進んできているのが副流煙の問題です。
副流煙とは、非喫煙者の周りで喫煙する人がいることで、
非喫煙者が吸ってしまう煙のことです。
ニコチンやタール、また一酸化炭素などの有害物質、
その他発がん物質なども、非喫煙者が吸ってしまうのです。
ではまた・・・・暫くのオフです! 浅見 希
タムラ先生夜間外来総合 R1285
DrDr――――――総合Tamura ―――――DrDr