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Rap1191-大臣襲撃される。スーパーDrカー緊急出動・・・?-2 

Rap1191-タムラ先生夜間外来総合


Rap1191-大臣襲撃される。スーパーDrカー緊急出動・・・?-2 


「おい、大臣を撃った奴の手がかりは?」

岡本警部、部下にきつい調子で投げかける。

 「いいえ! まだ何も・・・・・」

「弾は・・・弾に過去の事件との関係は・・・!」

 「それが・・・全くありません!」

「何故だ!」


そんな事言わずともわかっているが・・・・

要するに怒りが・・・何処へもぶつけられぬ怒りを・・・

 「・・・・・・・」

「FBIに弾のデータ送って、協力要請をしみてくれ!」

 「はい!」


「おい、行くぞ!」

岡本警部、別の刑事を伴って栄光のいる病院へ向かう。

 「今回の事件・・・当然つながりが・・・」

「そんな事・・・わからん!・・よ!」

こいつまで・・・・・・、


一体どうなっているんだ。

栄美を殺したのは口封じか、それとも仲間割れ・・・・

原因は・・・・

 そして、大臣を狙撃したのは・・・・

これはプロだろう、心臓めがけて一発で・・・・

もし、少しでもずれるか、対応が遅ければ間違いなく死!

 

それにしても日本でスパイ映画を実践で行くような事が、

日本であるなんて・・・

 そして、あのスパーDrカーが無ければ悲惨な事に・・・

まるで、この様な現事情を見越したような登場だ、

あのスーパーカーは!

 そんな事を一人考えながら岡本警部、覆面車の後ろで考えていた。


「警部、着きました!」

「おう!」

のっそりと先程の事を考えながらドアを押して、

覆面車から降りる。


それとほぼ同時くらいに、FBIからの情報がもたらされた。

また中に入り、その情報を聞く!

 「あの弾はアメリカで前がありました!」

「何だって! で・・・・・・!」

 「はい、3度ほど! いずれも暗殺・・・」

「そして犯人はまだです!」

「そうか、わかった!」


何と言う事だ、相手はプロ・・・・それも凄腕の!

そいつが、日本でも・・・・仕事をした!!

 これはそう簡単な事件ではない、完全に!

よし、これはどうあっても奴(大臣の息子)、

栄光を署に連れて帰ろう!

 そう硬く決心してタムラ先生の所へ向かう、岡本警部


「そうか! プロの仕業か・・・・!?」

 「もう、これは相当難題だ!」 

「そうだろうな! この日本では・・・」

 「で、奴連れて帰るぞ・・・署に!?」

「そうした方が、良いなら・・・俺は別にかまわんよ!」

 「では・・・連れて帰るぞ!」


「ああ、それにしても奴禁断症状も無いし・・・」

「尿検査でもNoだ!」

 「一体どうなっているんだ!」

「麻薬の方も、まるで解決の手がかりさえ無い!」

「そうだな・・・!」


「で、奴・・・・親父が打たれた事で何か変化は?」

 「それだよな! 淡々として・・・・まるで他人事の様だ!」

  「そうか・・・淡々と、な・・・・?」

 「普通、親父が撃たれたなんて事になったら・・・」

「あんな態度でいられるわけが無い!」

 「それで・・・奴だが・・・」

「何だ・・・」

 「・・・・!!」


そのタイミングでタムラ先生部屋の電話が鳴った!

 麗奈からだ。急患が入ったらしい!

「すまん! 急患だ!」

 「そうか・・・では、奴の身柄引き取るぞ!」

「ああそうしてくれ!」

 

「お前も忙しいな、相変わらず!」

「ああ・・・暇よりいいよ!」

 「そうだな・・・お互い・・・!」

「お前も・・・、無理、すんな! からだ気をつけろ・・・・」

 「ああ、お互いに・・・、な!」


 その後、岡本警部栄光のいる病室に部下と向かった。

しかし、奴・・・現在何の容疑も無いので、

当然手錠だとか拘束は何も出来ない。


 部屋に入り光栄を見て岡本警部、奴の顔を凝視した。

一体こいつ何を考えているのだろう・・・・

「親父さん、撃たれたんだぞ!」

 「はい・・・聞きました!」

「それだけか・・・」

「・・・・・・」


「お前に・・・赤い血は流れているのか・・・!」

 「まあ・・・それは・・・・」

「流れてますよ! 人並みに・・・・!」

「どうも・・・わからん・・・俺には!」

 「そうですか・・・・」

「所で、君をうちで保護するから・・・!?」

 「どうして・・・ですか?」

[それは・・・その・・・あれだ・・・]


どうやら、警察署に彼を拘束する理由が・・・見つからない。

その事、この優秀な頭だ、解っていて聞いている・・・

しかしあえて反対はしない。

何かあるのだろう・・・・奴の頭の中では・・・・


 奴を挟んで岡本警部と彼の部下が包囲するようにして、

覆面車に乗り込んだ!


そしてこの後、とんでもない事が起こるとは誰も予想出来ていなかった。


 10分程して、大きな音がした。

それは病院にも鳴り響いた。

まるで爆弾が破裂するような、大きな音だ!


ではまた・・・・暫くのオフです! 浅見 のぞみ


タムラ先生夜間外来(総合) R1191


DrDr――――――総合Tamura ―――――DrDr


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