Rap1188-一酸化炭素中毒・・・・!-4
Rap1188-タムラ先生夜間外来総合
Rap1188-一酸化炭素中毒・・・・!-4
「どうだ、出たか?」
「いいえ・・・今のところ??」
「そうか・・・」
「でも・・・あの部屋の臭い・・・どこかで・・!」
「確かに何かに似ている!」
「もう少し・・・それと元素分析・・・依頼してみます!」
「そうだな・・・・、頼んで見るか!」
参考:1.元素分析装置
試料を構成する元素を特定する装置全般のこと。
電子線エネルギー損失分光器以外にも、光電子分光装置、
電子線プローブマイクロアナライザー、2次イオン質量分析装置、
オージェ電子分光装置などがあり、
試料の性質や構成元素に応じて使う装置を選ぶ。
この装置は走査型透過電子顕微鏡、
電子線エネルギー損失分光器を組み合わせたもの
参考:2.走査型透過電子顕微鏡:
電子線を細く絞って、針のように尖らせた極小プローブを、
試料上で走査させ、試料を透してきた電子線を検出することで、
像を作り出す電子顕微鏡。
試料の内部構造や化学組成を調べることができる。
また、極小プローブを作るこの電子顕微鏡と元素分析装置を組み合わせると、
試料を局所的に分析することが可能である。
より小さな電子線プローブに、より大きな電流を流せるかどうかが、
分析の検出感度を向上させる重要な因子となる。
参考:3. 電子線エネルギー損失分光器:
試料を透過または反射して、エネルギーを失った電子線を、
その速度に応じて分散させる装置。
この装置は、単原子の識別を可能とする技術を確立した。
すなわち微量元素検出において、究極の検出感度
(原子ひとつひとつの分析)を達成した 。
より広い用途に使用可能な汎用型元素分析装置を開発。
これまで極めて困難であった単原子の化学分析が、
より一般的に可能になった。
上記の装置説明する必要は、ある最高度の研究者は目的とする物質を、
コンピューターで、シュミレートを行いそれを作る事に命を懸ける。
すなわち、ある目的をもった薬品を作る。
それは麻薬の様で麻薬の試薬に反応しない。
言葉を変えれば麻薬なのに麻薬試薬に反応しない新たな麻薬だ。
ある製薬会社の話だ、正確に覚えていないが、
コンピューターで骨格を決め、喘息薬を開発か、
高血圧を開発していたのか忘れたが、研究開発で出来たものが、
副作用が強くて使えない。
そんな時その副作用を薬に変える方法を考えた。
結果として、殆ど同じような研究で、骨格は殆ど同じで、
相反するような医薬品(喘息薬、高血圧、狭心症薬)を、
開発して認可を得て、共に素晴らしい薬として世に出ている。
言いたい事は、麻薬の様な作用があり、麻薬ではない。
すなわち試薬に反応しない麻薬(のような薬)が・・・出来る。
有能な、飛び抜けた科学者はそれを作る能力がある。
これ以上書くと、ある筋から疑われるのでやめるが・・・
そして、科捜研の技官はそれを疑った。
それが何なのかまだ不明だ。
その事を心配して、その場に居た人間、すなわちタムラ先生、
看護師の麗奈、Drカーのスタッフ、刑事、科捜研の当事者の、
血液検査、呼気等を徹底的に調べる事にした。
当然患者の栄美も、だ。
そして、数日前成田で保護した大臣の息子も、
同じような事を行う事になった。
それは、調べていくうちに、接点が見つかったのだ。
ここで、成田での麻薬問題も解決を見れるのか・・・
それこそ、日本の科捜研と、ある極端に優れた科学者の戦いに・・・
これはまだ想像の世界だ。
あくまでも・・・・・
果たして、今回の事件と先ほどのCO発生事件関係があるのか・・・
興味が尽きない。
もしかすると全然関係の無い事なのかも・・・?
ではまた・・・・暫くのオフです! 浅見 希
タムラ先生夜間外来(総合) R1188
DrDr――――――総合Tamura ―――――DrDr