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死んだ方がいいかもしれない  作者: マカロニ
3/5

充実

スーパーに行き、まずは魚コーナーに足を運んだ。青光りする魚の底のない目が僕に何かを訴えかけるように感じた。すると後ろからポンポンと肩を叩かれる。不意にだったので肩がピンと伸びた。

僕が振り返ろうとすると、言葉が僕にぶつけられた。



かっこいいですね。優しそうですね



僕はわかりやすく照れた。


ありがとう


と言ってその場を離れた。


次にお菓子コーナーに行き、ラムネとガムと、それからキンカンののど飴を眺める。シロップ入りだそうだ。

お菓子を傍観していると、遠巻きにある声が聞こえて来た。


あの人かっこよくない??


女子が言ってるのであろう、ラインを交換しようかな、あんた声かけなさいよなど僕を見ながら言っている。スーパーを回るとそんな声が何度も、そして永続的に聞こえて来た。とても心地が良かった

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